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特長
■有効成分:ピリミホスメチル・・・49.0%
■性状:淡黄色澄明可乳化油状液体
■毒性:普通物
■有効年限:3年
■包装:500mlx20瓶
■作用機構分類:IRAC 1B[ピリミホスメチル]
  • 接触およびガス効果により速効的に効果を示す有機りん殺虫剤です。
  • カンザワハダニ、コミカンアブラムシ、オンシツコナジラミに高い効果を示します。
    カンザワハダニ
    コミカンアブラムシ
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 ピリミホスメチルを含む農薬の総使用回数
キャベツ アブラムシ類 500倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
コナガ 500〜1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ヨトウムシ 500倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
アオムシ 500〜1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
カリフラワー アブラムシ類 500倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
コナガ 500〜1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ヨトウムシ 500倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
アオムシ 500〜1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
こまつな アブラムシ類 1000倍 散布 収穫7日前まで 1回 - 100〜300L/10a 1回
なす アブラムシ類 500〜1000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 - 100〜300L/10a 2回以内
オンシツコナジラミ 500〜1000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 - 100〜300L/10a 2回以内
アスパラガス ジュウシホシクビナガハムシ 1000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 - 100〜300L/10a 2回以内
にら ネダニ 2000倍 株元灌注 定植直後 1回 - 3L/m² 1回
にんにく チューリップサビダニ 1000倍 120分間種球浸漬 植付前 1回 - - 1回
セ゛ラニウム オンシツコナジラミ 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
チューリップ チューリップサビダニ 500倍 15分間球根浸漬 掘取後〜植付前まで 1回 - - 3回以内
チューリップサビダニ 1000倍 30〜120分間球根浸漬 植付前 1回 - - 3回以内
チューリップサビダニ 20倍 常温煙霧(球根処理) 掘取り後植付前(球根乾燥・貯蔵時期) 3回以内 ビニールハウス等の密閉できる場所 2L/100m³(50m²×2m) 3回以内
ばら アブラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
カイガラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
ケムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
さくら アブラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
カイガラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
ケムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
まさき アブラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
カイガラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
ケムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
ポインセチア オンシツコナジラミ 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
ホクシャ オンシツコナジラミ 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 100〜300L/10a 6回以内
つつじ類 ツツジグンバイ 1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、300L/10aまで) 6回以内
つばき類 アブラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
カイガラムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
ケムシ類 500〜1000倍 散布 - 6回以内 - 1L/樹(但し、150L/10aまで) 6回以内
コミカンアブラムシ 1000倍 散布 摘採7日前まで 1回 - 200〜400L/10a 1回
カンザワハダニ 1000倍 散布 摘採7日前まで 1回 - 200〜400L/10a 1回
ツマグロアオカスミカメ 1000倍 散布 摘採7日前まで 1回 - 200〜400L/10a 1回
試験成績
  • 試験成績品種:やぶきた
  • 処理時期:4/10
  • 処理量:400g/10a
  • 作物のステージ:散布時は一番茶芽萌後
  • 調査:散布前、7日後(4/17)、14日後(4/21)、21日後(5/21)
  • 発生:中発生→小発生
  • 考察:
    散布7日後から天敵のケナガカブリダニが発生し、無処理区のカンザワハダニの密度は低下したが、減少は急激ではなかったので防除効果は21日後までの結果から判断した。
    アクテリック乳剤(1000倍液)は防除効果が高く、速効性も高いため、実用性が高いと判断された。なお、本剤による薬害は観察されなかった。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液等アルカリ性薬剤との混用はさける。
  • カイガラムシ類の防除に使用する場合は、虫令が進むと効果が劣るので若令幼虫を対象にする。
  • オンシツコナジラミに使用する場合は次の事項を守る。
    1. 卵および蛹に対しては効果が劣るので、発生に応じて約1週間間隔でくり返し散布する。
    2. 多発生時には、1000倍では効果が不十分であるので500倍で使用する。
  • カンザワハダニに使用する場合、殺卵効果が劣り、残効性が短いため他剤との輪番で散布する。
  • たばこには薬害を生ずるおそれがあるので付近にある場合にはかからないように注意して散布する。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意する。
    1. ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにする。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさける。
    3. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努める。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
  • 本剤の解毒剤としては動物実験で硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されている。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
  • 薬液調製時及び使用の際は保護眼鏡、農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
  • 常温煙霧中はハウス内へ入らない。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室する。
  • 街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切る。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
製造: シンジェンタ ジャパン(株)
販売: 日本農薬(株)
住友化学(株)