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特長
種類名 アシュラム液剤
有効成分 アシュラム・・・37.0%
性状 黄褐色液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート石原バイオサイエンス(株)へのリンク)
有効年限 5年
包装 500ml x 20本、2L x 6本(北海道のみ)
作用機構分類 HRAC 18[アシュラム]
  • イネ科から広葉まで、オールマイティな除草剤!
    一年生、多年生雑草を問わず、広範囲の雑草にすぐれた除草効果を発揮します。
  • 薬量選択性です。
    高薬量で使用すると難防除雑草のスギナ、セイタカアワダチソウ、ギシギシ類やワラビなどの強害雑草を防除することが出来ます。特に葉の数が多く、また葉が大きい種類の雑草ほど薬剤を取り込む量が多く、高い防除効果を発揮します。
  • 牧草地のギシギシなどもしっかり枯らします。
    本剤は茎葉部および根部から吸収され、地上部はもとより地下部の生長点にも達するので多年生雑草の地下茎を枯死させます。
  • 雑草発生後、茎葉処理による抑草期間は通常2〜3ヶ月程度です。
    多年生雑草は地下茎を枯殺するので、極めて長い期間抑草します。

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(製造・販売元 石原バイオサイエンス(株)へのリンク)

メヒシバ
タデ
ヒメムカシヨモギ
セイタカアワダチソウ
チガヤ
スギナ
適用雑草及び使用方法
作物名 適用雑草名 希釈倍数・使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 適用地帯 アシュラムを含む農薬の総使用回数
水田作物(水田畦畔) 一年生雑草 1500〜3000mL/10a 雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 水田畦畔 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
キク科、タデ科の多年生雑草 1500〜3000mL/10a 雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 水田畦畔 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
しそ 一年生雑草 500mL/10a 雑草茎葉散布 生育期(本葉2〜3葉期)(但し、収穫45日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
おかひじき 一年生雑草 600mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100〜150L/10a 設定なし 1回
ほうれんそう 一年生雑草 秋播き600〜800mL/10a 春〜初夏播き800〜1000mL/10a 但し、芽出し播きは800mL/10a 全面土壌散布 は種後〜子葉展開期 1回 - 100〜200L/10a 設定なし 1回
すぎ(下刈り) ススキ 20倍 雑草茎葉散布(局所処理) 6月 3回以内 - 300mL/株径30cmの株 設定なし 3回以内
クズ 10倍 雑草茎葉散布 6月〜7月 3回以内 - 50L/10a 設定なし 3回以内
アレチノギク、カラムシ、シシウド等の大型雑草 20倍 雑草茎葉散布 雑草発生期 3回以内 - 60L/10a 設定なし 3回以内
樹木等 一年生雑草 1000〜2000mL/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
多年生イネ科雑草 3000〜5000mL/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
多年生広葉雑草 2000〜3000mL/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
クズ 5000mL/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に雑草茎葉散布 雑草生育期 3回以内 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 100〜200L/10a 設定なし 3回以内
飼料用さとうきび 一年生雑草 800〜1000mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 雑草生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 - 150〜200L/10a 設定なし 3回以内
多年生雑草 800〜1000mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 雑草生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 - 150〜200L/10a 設定なし 3回以内
牧草 ギシギシ類及びキク科の雑草 50〜80倍液とし雑草が充分ぬれる量 雑草茎葉散布(局所処理) 早春〜秋期(1月〜11月)ギシギシ類の展葉時期 1回 牧野、草地 1株あたり25mL又は1m²あたり100mL 設定なし 1回
ギシギシ類及びキク科の雑草 300〜400mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 秋期経年草地のギシギシ類の栄養生長期(但し、最終採草後) 1回 牧野、草地 80〜100L/10a 北海道 1回
ギシギシ類及びキク科の雑草 400〜600mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 秋〜春期(9月〜5月)ギシギシ類の展葉時期(但し、採草14日前まで) 1回 牧野、草地 80〜100L/10a 北海道を除く全域 1回
ギシギシ類及びキク科の雑草 200〜300mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 秋期新播草地のギシギシ類の栄養生長期(但し、最終採草後) 1回 牧野、草地 80〜100L/10a 北海道 1回
ギシギシ類及びキク科の雑草 200〜300mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 春期経年草地のギシギシ類の栄養生長期(但し、採草14日前まで) 1回 牧野、草地 80〜100L/10a 北海道 1回
ワラビ 1000〜1500mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 ワラビ展葉期 1回 牧野、草地(更新・造成) 80〜100L/10a 設定なし 1回
えごま(種子) 一年生雑草 500mL/10a 雑草茎葉散布 展開葉4葉期以降(但し、収穫45日前まで)(雑草発生初期) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
さとうきび 一年生雑草 800〜1000mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 雑草生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 - 150〜200L/10a 設定なし 3回以内
多年生雑草 800〜1000mL/10a 雑草茎葉散布又は全面散布 雑草生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 - 150〜200L/10a 設定なし 3回以内
一年生雑草 750mL/10a 全面土壌散布 桑発芽前又は桑刈取直後 4回以内 - 100〜150L/10a 設定なし 4回以内
キク科、タデ科の多年生雑草 750mL/10a 全面土壌散布 桑発芽前又は桑刈取直後 4回以内 - 100〜150L/10a 設定なし 4回以内
キク科、ヒルガオ科、タデ科の多年生雑草 30〜50倍 雑草茎葉散布(局所処理) 雑草生育期 4回以内 - 1m²あたり約100mL 設定なし 4回以内
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 雑草の発生程度により、許容薬量内で使用量を増減してください。
  • 本剤は吸収・移行性の高い薬剤であるが、局所散布及び群生地散布の場合には必要に応じて展着剤を加用し、よく付着するように十分散布してください。
  • 局所散布または、群生地散布は、所定薬量内で雑草の茎葉部をねらって散布してください。
  • 砂土での土壌処理は、発芽前雑草に対して残効性が劣るので使用をさけてください。
  • ヒユ科、アカザ科、カヤツリグサ科雑草およびザクロソウ、ツユクサ、ギョウギシバに対して効果が劣るので、これら雑草の優占圃場での使用はさけてください。
  • 本剤は遅効性で、効果が現れるまでにかなりの時間を要し、散布時期が遅れると効果が劣るので、時期を失しないように散布してください。
  • 散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、空容器等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • さとうきびおよび飼料用さとうきびに使用する場合
    1. 雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
    2. 展着剤は使用しないでください。
    3. 本剤は雑草生育期(草丈15cm以下)に有効なので、時期を失しないように散布してください。
    4. 本剤の使用により、葉に一時的に黄化・白化が生じることがあるので、必ず所定薬量を守ってください。
  • 牧野・草地に使用する場合
    1. 雑草茎葉にかかるよう、まきむらのないように均一に散布してください。
    2. 全面散布で薬量が多い場合には、牧草(オーチャードグラスなど)の茎葉部が一時的に黄化することがあるので、必ず所定薬量を守ってください。
    3. 夏期(7〜8月中旬)のギシギシ類対象の全面散布は、牧草に薬害を生じるおそれがあるので、さけてください。
    4. 散布後14日間の放牧および採草は行わないでください。
    5. 北海道での秋期散布は、最終採草後に行ってください。
    6. 局所散布した周辺の牧草は、飼料にしないでください。
  • ほうれんそうに使用する場合(備考もお読みください)
    • 決められた使用時期内で、雑草の発生前〜発生始期に散布してください。
  • 桑に使用する場合
    1. 全面散布の場合、桑葉のある時期は薬害を生じるので使用をさけ、桑の発芽前または夏(春)切り後に土壌表面に均一に散布してください。なお、部分的に多量に散布すると薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
    2. 多年生雑草を主対象として雑草の生育期に局所散布する場合は、桑の茎葉にかからないように十分注意して、雑草の茎葉に散布してください。なお高濃度液散布のため、桑株の近くの土壌に薬液が多量に落下すると桑の根から吸収されて薬害を生じることがあります。
      なるべく雑草の茎葉から薬液がしたたり落ちないよう雑草の大きさや密度により散布液量を加減し、茎葉だけに付着するように散布してください。
  • 造林地の下刈りに使用する場合
    1. すぎにかかると薬害を生じることがあるので、なるべくかからないように注意してください。
    2. 農作物にかかると薬害を生じるので、農耕地の近くで散布する場合は、なるべく風の弱い日に散布するなど薬液を飛散させないよう十分注意してください。
  • 畦畔に使用する場合
    1. のり面へは散布しないでください。
    2. 稲などの農作物にかからないように圧力を下げた噴霧機などで十分注意して散布してください。
    3. 薬剤が水田に飛散、流入しないように散布してください。
  • 公園、庭園等で使用する場合
    1. 石を汚染することがあるので、霊園、墓地等では使用しないでください。
    2. 薬液の飛散あるいは流出によって有用植物に薬害が生じないよう、十分注意して散布してください。
    3. 水源池などに飛散、流入しないよう十分注意してください。
    4. 激しい降雨が予想される場合は、使用しないでください。
安全使用・保管上の注意
  • 眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。
    眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 公園、堤とう等で使用する場合は、散布中および散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 使用残りの薬剤は、必ず安全な場所に保管してください。
  • 保管
    密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して冷涼な所に保管してください。
  • ほうれんそうに使用する場合は、次の注意を厳守願います。(薬害)
    1. ほうれんそうの播種後〜出芽前までで、雑草の発生前〜発生始期に、使用量を厳守してお使いください。
    2. 高温時(最高気温25°C以上)では、薬害が生じるおそれがあるので、使用しないでください。
    3. 施設栽培(ハウス、雨よけ、トンネル等)など高温となるような条件では薬害が出やすい傾向にありますので、使用しないでください。
    4. 砂壌土、砂土では薬害を生じやすいので注意してください。
    5. 新品種に使用する場合は、事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
製造・販売:石原バイオサイエンス(株)