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効果・薬害などの注意 |
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- 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布してください。
- なしに使用する場合、樹勢の弱い樹に対しては、葉に薬害(クロロシス)を生じることがあるので注意してください。
- なしに使用する場合、一部の品種(幸水、新高等)では本剤を散布することにより、落葉を助長する恐れがあるので注意してください。
- ぶどうの加温施設栽培では、開花前の使用で葉に薬害(小褐点)を生じる恐れがあるので、落花後に使用してください。
- ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
- りんごの一部品種(あかね、旭、ラリタン、きざし、シナノレッド、青り9号、わらび、ガラ、モーリーズデリシャス、ウースター・ペアメイン、スパータン、コックスオレンジピピン、ブラムレー、キッズオレンジレッド、ケント、レッドフリー、M.26、スペンサー、ビスタベラ、ナ-130等)では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、また果実にはさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生じるので使用しないでください。また、飛散(ドリフト)等により散布液がかからないよう十分注意してください。本剤を使用した散布器具及び希釈液タンクを用いて、りんごのこれら品種には散布しないでください。
- グアバ(果実)に使用する場合は、葉を食用に供しないでください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
- 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
- 散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
- 散布液が池、河川などに入らないように注意してください。
- 散布地域の選定に注意し、周辺作物に薬液がかからないように風の影響等を十分考慮して散布してください。
- 耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避け、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
- 本剤の使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
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安全使用・保管上の注意 |
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- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。
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