農薬情報>殺菌剤


特長
■種類名:アゾキシストロビン水和剤
■有効成分:アゾキシストロビン・・・10.0%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
■有効年限:4年
■包装:500mlx20瓶
■作用機構分類:FRAC 11(C3)[アゾキシストロビン]
  • シメジ(マツカサキノコ)の一種である食用きのこから発見された天然生理活性物質(ストロビルリン類)に由来する殺菌剤で、作用性としては病原菌細胞におけるミトコンドリア内の電子伝達系に働き、呼吸を阻害します。
  • 幅広い果樹の、さまざまな病害に高い効果。同時防除に最適。
  • 雨に強く、浸透移行性による優れた予防効果があります。
  • 収穫前使用日数が短く、散布適期は幅広く、使い勝手に優れています。
  • 作物の汚れが少なく、使いやすいフロアブル剤です。
アミスター[Amistar(英国)]
  1. 病原菌のエネルギーをもとから断つ。
    アミスターは、病原菌が増殖エネルギーを合成する過程を阻害します。天然に存在するストロビルリン類と同様に、病原菌細胞内のミトコンドリアで行われている呼吸の生化学的経路におけるチトクロームbとチトクロームC1間の電子伝達を阻害します。
  2. 病原菌の増殖サイクルすべてに効く。
    アミスターは、病原菌が増殖するためのエネルギー合成を阻害するため、病原菌の増殖サイクルすべてに活性を示します。
  3. 主要な病害をすべてカバー
    アミスターは、病原菌の増殖に共通なエネルギー合成を阻害します。それによって作物の主要な病害に対して高い効果を示します。アミスターは主要4分類の糸状菌(べん毛菌類、担子菌類、子のう菌類、不完全菌類)に高い効果を示します。
AZ(英国)[Azoxystrobin]
  • アミスターに含まれる有効成分「アゾキシストロビン」のトレードマーク
作物別使用方法および試験成績
なし
ぶどう
おうとう
もも
混用事例表
適用および使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 アゾキシストロビンを含む農薬の総使用回数
オリーブ(葉) 炭疽病 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
いちじく 疫病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒葉枯病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
さび病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
そうか病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
おうとう 褐色せん孔病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
炭疽病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
かき うどんこ病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒点病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すす点病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
炭疽病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
落葉病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
なし うどんこ病 1000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
黒星病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
炭疽病 1000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
輪紋病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
ぶどう 晩腐病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
褐斑病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒とう病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
さび病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
枝膨病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
べと病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
りんご(ふじ、王林、ジョナゴールド、つがる、千秋、さんさ、紅玉、シナノスイート、昴林、涼香の季節) うどんこ病 1000倍 散布 収穫45日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
もも 黒星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ホモプシス腐敗病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ネクタリン 黒星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
うめ 黒星病 1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すす斑病 1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
すもも すす点病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
びわ 炭疽病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
マンゴー 炭疽病 1000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
オリーブ 炭疽病 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
パッションフルーツ 疫病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
円斑病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ピタヤ 炭腐病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
バナナ 黒星病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
グアバ(果実) 炭疽病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布してください。
  • 耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避け、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
  • 本剤の使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • なしに使用する場合、樹勢の弱い樹に対しては、葉に薬害(クロロシス)を生じることがあるので注意してください。
  • なしに使用する場合、一部の品種(幸水、新高等)では本剤を散布することにより、落葉を助長する恐れがあるので注意してください。
  • ぶどうの加温施設栽培では、開花前の使用で葉に薬害(小褐点)を生じる恐れがあるので、落花後に使用してください。
  • ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
  • りんごの一部品種(あかね、旭、ラリタン、きざし、シナノレッド、青り9号、わらび、ガラ、モーリーズデリシャス、ウースター・ペアメイン、スパータン、コックスオレンジピピン、ブラムレー、キッズオレンジレッド、ケント、レッドフリー、M.26、スペンサー、ビスタベラ、ナ-130等)では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、また果実にはさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生じるので使用しないでください。また、飛散(ドリフト)等により散布液がかからないよう十分注意してください。本剤を使用した散布器具及び希釈液タンクを用いて、りんごのこれら品種には散布しないでください。
  • グアバ(果実)に使用する場合は、葉を食用に供しないでください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
安全使用・保管上の注意
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。
製造: シンジェンタ ジャパン(株)