農薬情報>殺菌剤>アミスター20フロアブル

アミスター20フロアブルの作物別使用方法および試験成績

ねぎ

上手な使い方
  • さび病の発生初期に使用するこおにより、高い効果が期待できます。展着剤を加用することによって、効果が安定します。
  • 葉身部のわん曲、株の開張が見られた事例があります。ただし、収穫量・品質には影響ありません。
防除のポイント
さび病
  1. 夏胞子は気温が10〜22℃でよく発芽する。この間に降雨が多いと感染・発病が助長される。そのため、初発生を認めたら、直ちにアミスターを散布する
  2. さび病は病原菌のネギへの感染から発病までの期間(潜伏期間)は約10日と長い。そのため、病徴の多くが認められた後では多大の被害を受ける危険性が高い。アミスター散布は後手にまわらないよう早期に散布する
  3. 施設栽培や雨除け栽培では、降雨に直接遭遇しないので発生が少ない。しかし、昼夜の温度交差が大きく、葉に結露するような状況下では発病が起こるので、発病適期には適宣、アミスターを散布する
  4. 第一次伝染減防止のため、被害作物は栽培地周辺から取り除く。特に発病株や発病した切り捨て葉を畑の中や周辺に放置しない。
べと病
  1. 降雨が多いと発病が多いので、気象予報を参考に発病前からの薬剤散布が有効である。さび病を対象にアミスターを散布すると初発期なら本病にも効果がある
  2. 発病地の連作を避け、少なくとも3〜4年間は他の作物を栽培する。
  3. 種子には病原菌の卵胞子が混入することがあるので、被害葉片の混入を避けて種子の精選を行う。
  4. 病葉には卵胞子が形成されて、伝染源となるので収穫後の茎葉は集めて焼却する。
  5. 全身感染症状を示す株を見つけたら直ちに抜き取り、焼却する。
  6. 本病のまん延期は地方により、また年によって異なるが栽培地における大体のまん延期をつかんでおき、その時期の約10〜14日くらい前から展着剤を加えたダイセン類を葉が十分濡れる程度に1〜2回予防散布すると防除効果が高い。また、発病ごくはじめあるいはまん延初期にさび病を対象としてアミスターを散布すると、治療効果も優れ、また伝染防止にも役立つ
黄斑病
  1. 州各自の皮むき処理で生じた残渣は伝染源となる危険性があるので焼却するか、土中深く埋める。
  2. 初期病斑が認められたら、直ちに黒斑病を対象とした薬剤を散布する。また、アミスターを初発病斑形成時にさび病を対象に使用すれば本病も同時防除できる
病害の発生消長とアミスター20フロアブルの使用適期(参考例)

△・・・播種 ○・・・定植 ◎・・・収穫開始 X・・・収穫終了

◆秋まき夏どり栽培◆




◆株ねぎ(坊主知らず)栽培◆




委託試験成績抜粋
ねぎ/さび病
左:アミスター処理、右:無処理
(97年新潟県園芸試験場)
薬剤 希釈倍数 防除価
アミスター20フロアブル 2000倍 99
トリホりん乳剤 1000倍 39
品種 太っ子 露地栽培
散布 6/1、6、13、20
調査 6/27に各区50株について
葉身における発病の有無を調査。
発生 多発生
(無処理:発病度26.0)
95年茨城県農業総合センター園芸研究所