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トビイロウンカに対する箱処理+アプロード混合剤体系の防除効果


1998年は九州北部、中国地区を中心にトビイロウンカの発生が多く、全国で警報7県、注意報18県(JPP-NET)が発令されました。近年の少発傾向のなか、本田防除の必要性を疑問視する声もありましたがトビイロウンカの飛来、増殖が大きい場合はアプロード混合剤との体系防除でトビイロウンカを低密度に抑えることがわかりました。


箱処理剤との体系処理によるトビイロウンカ防除効果
(長崎総農試 1998年)
  • 品種:ヒノヒカリ
  • 移種:6/9
  • 出穂:8/20
  • 調査方法:各区10株x2ヶ所 トビイロウンカ寄生成・幼虫数を調査した。
試験区 箱処理(6/9) 本田処理
箱処理+本田1回 フィプロニル剤 ワイドナー2号F粉剤DL(8/20)
箱処理+本田2回 フィプロニル剤 アプロードロムダンモンカットF粉剤DL(8/20)
モンラブトレボンF粉剤DL(8/25)
箱処理のみ イミダクロプリド剤

トビイロウンカによる坪枯れ症状
(1998年)

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