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人畜毒性・魚毒性・鳥類、有用昆虫への影響


  • 人畜毒性(原体):普通物
    • 急性経口毒性(LD50)
      マウス ♂・♀ >10000mg/kg
      ラット 2198mg/kg
      ラット 2355mg/kg
    • 急性経皮毒性(LD50)
      ラット ♂・♀ >50000mg/kg
    • 長期毒性:ヒトを始めとする哺乳動物に対する安全性を確保するために実施される試験。
      亜急性経口毒性試験 ラット、ビーグル犬
      慢性経口毒性試験 ラット、ビーグル犬
      発ガン性試験 ラット、マウス
      繁殖試験 ラット
      催奇形性試験 ラット、ウサギ
    • 刺激性:モルモットの皮膚及びモルモット、ウサギの眼に対する刺激性は極軽度
    • 変異原性:Rec-assay,Ames test,染色体異常試験、いずれも陰性
  • 魚毒性(原体):B類
    • 水生動物への影響(原体)
      水生動物 LC50値(ppm)
      24h 48h 72h
      コイ 3.0 2.7 2.4
      ヒメダカ 3.3 3.3 3.2
      ドジョウ >3.8 >3.8 >3.8
      アマゴ >10 >10 >10
      ボラ 5.5 5.2 5.2
      ミジンコ >51.1
      ニジマス >10 >10 >10
      アメリカザリガニ >30 >30 >30
    • 製剤別魚毒性評価:各製剤における魚毒性は問題ないレベルとして評価されています。
      (粉剤DL・水和剤・ゾル・フロアブルはA類相当として評価)

      コイ48時間
      LC50値(ppm)
      ミジンコ3時間
      LC50(ppm)
      粉剤DL(1.5%) >2790
      (>41.9)
      >7600
      (>114)
      粒剤(2.0%) 220
      (4.4)
      >3400
      (>68)
      水和剤(25.0%) 200
      (50)
      >456
      (>114)
      ゾル(40.0%) >92.8
      (>37.1)
      >420
      style="list-style-image : url(arrow26.gif);" (>168)
      フロアブル(20.0%) >500
      (>100)
      >300*
      (>60)
  • 鳥類に対する毒性
    鳥類への影響は極めて小さいことが確認されています。
    • 急性経口毒性
      ウズラ:♂・♀>15000mg/kg
      ニワトリ:♂・♀>15000mg/kg
  • 有用昆虫への影響
    有用昆虫であるカイコ、ミツバチへの影響は極めて小さいことが確認されています。
    カイコ:影響なし(無影響濃度1000ppm)
    ミツバチ:影響なし(無影響濃度2000ppm)

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