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果樹

りんご/ユキヤナギアブラムシ(顆粒水溶剤)
(平成8年、青森県りんご試験場)
ユキヤナギアブラムシ
  • 発生:中発生
  • 品種:ふじ
  • 試験規模:1区2樹(20年生) 反復なし
  • 処理:6月20日に噴霧器で散布
  • 調査:処理前及び処理後4、7、14日に虫数を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して同等の防除効果が認められ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
りんご/モモシンクイガ(顆粒水溶剤)
(平成10年、宮城県園芸試験場)
モモシンクイガ
  • 発生:多発生
  • 品種:ふじ
  • 試験規模:1区3樹(26年生) 3反復
  • 処理:6月9日、18日、29日、7月9日、21日の5回、動力噴霧器で20L/樹を散布
  • 調査:8月5日に被害果を樹上調査。また9月14日に1樹あたり100から130果の果実を切断し被害を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して優る防除効果を示した。効果の持続性にも優れ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
かんきつ/ワタアブラムシ(顆粒水溶剤)
(平成8年、愛媛県果樹試験場)
ワタアブラムシ
  • 発生:多発生
  • 品種:宮川早生
  • 試験規模:1区1樹(14年生) 3反復
  • 処理:6月6日に動力噴霧器で散布
  • 調査:処理前および処理後17日に虫数を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して同等の防除効果が認められ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
かんきつ/チャバネアオカメムシ(顆粒水溶剤)
(平成12年、長崎県果樹試験場)
チャバネアオカメムシ
  • 発生:多発生
  • 品種:青島温州
  • 試験規模:1区1樹(9年生) 4反復
  • 処理:7月13日に噴霧器で散布
  • 調査:処理8日後に1区当たり20果の唾液鞘数を数え、被害果率と1果当たりの唾液鞘数を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して優れた防除効果が認められ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
もも/モモハモグリガ(顆粒水溶剤)
(平成11年、(社)福島県植物防疫協会)
モモハモグリガ
  • 発生:多発生
  • 品種:武井白鳳
  • 試験規模:1区1樹(7年生) 3反復
  • 処理:6月3日に動力噴霧器で15L/樹を散布
  • 調査:処理20日後に各樹30本の新鞘で、虫数を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して優る防除効果が認められ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
なし/ワタアブラムシ(顆粒水溶剤)
(平成10年、鳥取県園芸試験場)
ワタアブラムシ
  • 発生:中発生
  • 品種:幸水
  • 試験規模:1区1樹(11年生) 反復なし
  • 処理:5月15日に動力噴霧器で10L/樹を散布
  • 調査:処理後3、7および14日に、5新鞘の先端部の成幼虫数を調査
  • まとめ:対照薬剤と比較して優る防除効果が認められ、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
ぶどう/チャノキイロアザミウマ(顆粒水溶剤)
(平成10年、山形県砂丘地農業試験場)
チャノキイロアザミウマ
  • 発生:中発生
  • 品種:紅瑞宝
  • 試験規模:1区50u 反復なし
  • 処理:6月17日および6月30日に小形動力噴霧器で300L/10aを散布
  • 調査:8月6日に被害果穂率を調査
  • まとめ:対照薬剤と同等の防除効果が認められ、実用性があると思われる。薬害は認められなかった
かき/チャバネアオカメムシ(顆粒水溶剤)
(平成13年、福岡県農業試験場)
チャバネアオカメムシ
  • 発生:小発生→接種
  • 品種:松本早生
  • 試験規模:1区1果 3反復
  • 処理:8月27日に肩掛け噴霧器で400L/10aを散布
  • 調査:処理1、4、7日後にゴース袋に入れたチャバネアオカメムシ成虫6頭を果実に接種し、3日後に吸汁痕数を調査
  • まとめ:吸汁阻害効果は対照薬剤より高く、実用性があると思われる。薬害は認められなかった