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水稲

斑点米カメムシ類(粉剤DL)
(平成11年、(社)福井県植物防疫協会)
アカヒゲホソミドリカスミカメ
  • 優占種:ホソハリカメムシ、トゲシラホシカメムシ
  • 発生:中発生
  • 品種:ハナエチゼン
  • 試験規模:1区100u 2反復
  • 移植日:4月30日
  • 処理:8月4日にミゼットダスターで散布
  • 調査:8月20日に各区10株2点について、斑点粒数を調査
  • まとめ:本剤は対照薬剤に優る効果を示し、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
斑点米カメムシ類(粒剤)
(平成13年、新潟県農業総合研究所)
トゲシラホシカメムシ
  • 優占種:アカヒゲホソミドリカスミカメ
  • 発生:多〜中発生
  • 品種:わせじまん
  • 試験規模:1区280u 反復なし
  • 移植日:5月2日
  • 処理:7月23日(出穂後6日)に手散布、対照剤は7月23日および7月31日に150L/10aを背負式動力噴霧器で散布
  • 調査:8月21日に各区3ヵ所で1ヵ所当たり100株について、斑点米数を調査
  • まとめ:本剤はアカヒゲホソミドリカスミカメに対する斑点米抑制効果が認められた。対照薬剤に優る効果を示し、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
セジロウンカ(粒剤)
(平成10年、(社)日植防研究所宮崎試験場)
セジロウンカ
  • 発生:少発生
  • 品種:ヒノヒカリ
  • 試験規模:1区250u 2反復
  • 移植日:5月30日
  • 処理:8月13日に手散布
  • 調査:処理後2、5、8および15日に、1区2点、1点20株について成幼虫数を調査
  • まとめ:本剤は対照薬剤より効果が優れており、実用性は高いと思われる。薬害は認められなかった
トビイロウンカ(粉剤DL)
(平成11年、(社)日植防研究所宮崎試験場)
トビイロウンカ
  • 発生:少発生
  • 品種:ヒノヒカリ
  • 試験規模:1区102u 反復なし
  • 移植日:6月27日
  • 処理:9月8日(出穂期)に背負式動力散布器で散布
  • 調査:処理後2、8および14日に各区20株について成幼虫数を調査
  • まとめ:本剤は対照薬剤に優る効果を示し、実用性は高いと思われる。薬害の発生はなかった
イネドロオイムシ(箱粒剤)
(平成8年、宮城県農業センター)
イネドロオイムシ
  • 発生:多発生
  • 品種:ひどめぼれ
  • 試験規模:1区38u 反復なし
  • 処理:移植当日に育苗箱の全面に散布
  • 調査:移植37日後に3地点合計30株について、ステージ別の幼虫数を調査
  • まとめ:中・老齢幼虫数でみると、効果は対照薬剤より優り、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった
ニカメイチュウ(第一世代)(顆粒)
(平成10年、(社)埼玉県植物防疫協会)
ニカメイチュウ
  • 発生:少発生
  • 品種:あかね空
  • 試験規模:1区1a 反復なし
  • 移植日:5月28日
  • 処理:6月17日に動力散布機により散布
  • 調査:7月24日に20株について被害茎率を調査
  • まとめ:対照薬剤に優る効果が認められ、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった
ツマグロヨコバイ(箱粒剤)
(平成8年、愛知県農業総合試験場)
ツマグロヨコバイ
  • 発生:少発生
  • 品種:黄金晴
  • 試験規模:1区50u 反復なし
  • 処理:移植当日に育苗箱の床土表面に散布
  • 調査:移植69日後に3地点合計30株について、幼虫数を調査
  • まとめ:対照薬剤より高い防除効果を示し、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった
ツマグロヨコバイ(粒剤)
(平成9年、埼玉県農業試験場)
ツマグロヨコバイ
  • 発生:少発生
  • 品種:コシヒカリ
  • 試験規模:1区1a 反復なし
  • 移植日:5月3日
  • 処理:6月22日に動力散布機により散布
  • 調査:処理後1、5、16および29日に50株について成幼中数を調査
  • まとめ:対照薬剤より高い防除効果を示し、実用性は高いと考えられる。薬害は認められなかった