農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■有効成分
:イマゾスルフロン・・・1.7%
:ダイムロン・・・27.5%
:ピリブチカルブ・・・12.0%
■補助成分:エチレングリコール・・・8%
■性状:白色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:500mlx20
■作用機構分類
HRAC B(2)[イマゾスルフロン]
HRAC Z[ダイムロン]
FRAC 18(G4)[ピリブチカルブ]
HRAC Z[ピリブチカルブ]
  • 水田に入らず、短時間に散布ができる。
    水口施用または畦畔から散布できるので、水田に入らず手軽に使用できます。また、10アールにボトル1本(500ml)なので、短時間で作業ができます。
  • 水稲に安全性が高く、田植直後から使える。
    田植直後の水稲に対しても高い安全性を示し、温度による変動も少なく、全国的に安心して使用できます。
  • 水中拡散性が優れ、除草効果が安定している。
    散布後有効成分は田面水中を速やかに拡散するので、多少の散布ムラが生じても効果への影響はありません。水田一年生雑草およびマツバイ、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、ヒルムシロ、セリ等の多年生雑草に高い効果を示します。また、アオミドロ、表層はく離にも効果が認められます。
  • 散布器具が不要で、大変便利である。
    ボトルのまま現役散布できるので、散布器具が不要です。
適用および使用方法
作物名 適用雑草名 使用量(ml/10a) 使用方法 使用時期 適用土壌 適用地帯
移植水稲 水田一年生雑草及び
マツバイ、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ、オモダカ(東北、関東・東山・東海、九州)、ヒルムシロ、セリ、クログワイ(東北、関東・東山・東海)、エゾノサヤヌカグサ(北海道)、アオミドロ・藻類による表層はく離(北海道、東北、関東・東山・東海の普通期栽培地域及び近畿・中国・四国)、コウキヤガラ(東北、九州)、シズイ(東北)
500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 全域の普通期及び早期栽培地帯
原液湛水散布、水口施用又は無人ヘリコプターによる滴下 移植直後〜ノビエ1.5葉期
ただし、移植後30日まで
イマゾスルフロンを含む農薬の総使用回数 ダイムロンを含む農薬の総使用回数 ピリブチカルブを含む農薬の総使用回数 本剤の使用回数
2回以内 3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内 1回
殺草スペクトラム(適用草種)

雑草名 除草効果
雑草名 除草効果
一年生雑草 ノビエ 多年生雑草 マツバイ
カヤツリグサ ホタルイ
コナギ ウリカワ
キカシグサ ヘラオモダカ
アゼナ ミズガヤツリ
ミゾハコベ クログワイ
アブノメ オモダカ
その他 アオミドロ ◎〜○ セリ
表層はく離 ◎〜○ ヒルムシロ
(注)除草効果 - ◎:著効、○:有効、△:やや不十分、X:不十分
散布方法
  • 手振り散布
    • 散布前に田面の露出がないように充分湛水し、水の出入りを止めて下さい。
    • キャップを取り、原液のまま振って散布して下さい。およそ25〜30回振ることで1本(500ml)を散布できます。3m〜4m毎に1回手振りして下さい。
    • 幅30mまでの水田では、水田に入らずに畦畔からの散布で充分な効果が得られます。
    • 幅30mを越える場合は、畦畔からの散布に加えて水田内に入って散布して下さい。
    • 薬剤が体にかからないように、ボトルは腰の高さ以下で振って下さい。また、風のある場合は風上から散布して下さい。
  • 水口施用
    • 水尻をしっかりと止めて湛水深1〜2mのヒタヒタ水の状態から入水を開始し、流入水の上(水口)に全薬量を注いで下さい。
    • 田面が露出しない充分な湛水深(5m程度)になったら、水口をしっかり閉じて下さい。
    • 5〜6時間程度で入水可能な水田で行って下さい。
  • 田植同時施用
  • 無人ヘリ(RCH)散布
水口施用 田植同時施用 無人ヘリ(RCH)散布
使用のポイント
  • 使用前に容器をよく振る。
  • 10アール当り500ml(ボトル1本)を、ボトルから直接原液のまま散布する。
  • 田植直後からノビエの1.5葉期までに使用し、散布適期を失しないようにする。
  • 適地では本剤の1回の散布で十分な効果を発揮するが、代かきから田植えまでの期間が長い場合は、既存の初期剤や中・後期剤を補正散布(体系処理)すると一層効果的である。
均平化作業・値付けはていねいに・・・
田面が均平なほど安定した効果が得られます。
植付けは丁寧に、浅植え、浮き苗が生じないようにして下さい。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用時期
    田植直後からノビエの1.5葉期までに散布する。
    本剤は「移植後処理剤」なので、代かき時などの田植以前には使用しない。
    主要雑草に対する散布適期幅
    ノビエ 発生前〜1.5葉期
    ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツり、
    ヘラオモダカ、エゾノサヤヌカグサ
    発生前〜2葉期
    オモダカ、コウキヤガラ、シズイ 発生前〜発生始期
    ヒルムシロ、クログワイ 発生前〜発生期
    セリ 再生前〜再生始期
    アオミドロ、表層はく離 発生前
  • 水管理
    • 散布は水の出入りを止め、原液のまま水田全体にゆきわたるように散布する。
    • 散布後3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、落水、かけ流しはしない。
    • 畦畔からの漏水は畦ぬりなどをして止める。
  • 適用場面
    • 浅植え、浮き苗が生じないよう代かきはていねいに行う。
    • 水持ちが悪く減水深が2cm/日以上の水田では使用をさける。
    • 砂質土壌の水田、軟弱な苗を移植した水田、極端な浅植えの水田での使用はさける。
    • いぐさ、れんこん、せり、くわい等の生育期に、隣接田で使用する場合は十分注意する。
    • いぐさ栽培予定水田では使用しない。
    • 本剤を散布した水田の田面水は、他作物の灌水には用いない。
  • 気象条件
    • 梅雨期など、散布後に多量の降雨が予想されるときは使用をさける。
安全使用・保管上の注意
  • 希釈せずに使用するフロアブル剤で、魚毒性が低い農薬の場合、使用量に合わせ秤量し、使いきる。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗いし、適切に処理する。洗浄水は圃場等で使用する。
製造:住友化学(株)