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特長
種類名 ボーベリア ブロンニアティ製剤
有効成分 ボーベリア ブロンニアティ1×107cfu/cm²
性状 類白色シート
包装 1本のサイズ 幅2.5cm×長さ50cm 1袋50本入り×2袋入/箱
  1. 新しいタイプの微生物防除剤です。 自然界に生息する昆虫病原性糸状菌「ボーベリア ブロンニアティ」を、人工的にパルプ不織布に固定した、まったく新しいタイプの微生物殺虫剤です。
  2. 難防除害虫のカミキリに有効です。
    ゴマダラカミキリ、キボシカミキリ、センノカミキリの成虫に対して特異的に病原性を示し、強力な殺虫効果を発揮します。
    特異的な作用機構を示します。
  3. 殺虫力が長く保持されます。 殺虫効果は約30日間と長く、成虫の羽化期間とほぼ一いたします。
  4. 次世代の発生密度の低下が期待できます。 羽化直後、産卵前の成虫を駆除することにより、次世代の幼虫による被害や翌年度の成虫発生を減少させることができます。
  5. 環境などに影響をおよぼしません。 一部のカミキリムシのみに殺虫効果を示し、また、30℃以上の温度では増殖できません。したがって、使用場の注意事項をお守りいただければ、環境・人畜・有用生物などに影響をおよぼしません。
  6. 防除作業が簡単で回収も不要です。 シート状の製剤です。そのため、カミキリムシの接触しそうな樹幹や枝の分岐部等に取り付けるだけの簡単施用です。シートは自然分解するので、回収する必要がありません。
  7. JAS法の有機栽培農産物、特別栽培農産物生産にも最適です。

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(製造・販売元 出光興産(株)へのリンク)

適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期
うど センノカミキリ 2樹あたり1本 樹上部の葉柄基部又は茎等に架ける 成虫発生初期
たらのき センノカミキリ 2樹あたり1本 樹上部の葉柄基部又は茎等に架ける 成虫発生初期
食用さくら(葉) クビアカツヤカミキリ 1樹あたり1本 主幹又は主幹の分枝部分に巻き付ける 成虫発生初期
果樹類 カミキリムシ類 1樹あたり1本 地際に近い主幹の分枝部分等に架ける 成虫発生初期
かえで ゴマダラカミキリ 1樹あたり1本 地際に近い主幹の分枝部分等に架ける 成虫発生初期
さくら クビアカツヤカミキリ 1樹あたり1本 主幹又は主幹の分枝部分に巻き付ける 成虫発生初期
しいたけ ハラアカコブカミキリ ほだ木10本あたり1本 ほだ木上に架ける 産卵期および成虫発生初期
キボシカミキリ 1樹あたり1本 地際に近い主幹の分枝部分等に架ける 成虫発生初期

バイオリサ カミキリ スリムの製品ちらし

作用機構:糸状菌の殺虫メカニズム
分生子が体表に付着、発芽して皮膚を貫通し体内に侵入する。
昆虫体内では体液中を循環し短菌糸を多数形成して養・水分を奪う。
昆虫はミイラ化して死亡する。
気象条件などによって異なりますが、感染した成虫は、通常、1〜2週間経過すると枝や葉などをつかんだまま全身を硬直させて死亡します。温度が25℃前後で比較的湿度が高い環境条件では、体表面が淡黄白色の菌糸(カビ)で覆われた死亡成虫が観察されることがあります。カミキリの成虫は、樹幹から羽化脱出した時点では性的に成熟しておらず、通常、ほぼ10日間摂食すると性成熟し産卵を開始します。したがって、脱出直後の若い雌成虫を本剤に接触させるとその多くが産卵を開始する前に罹病死し、次世代の卵・幼虫密度ひいては被害を軽減させます。  
使用方法
準備
袋から本剤を取り出し、端部の開いている側から1本ずつ切り離してください。
本剤は折りたたまれています。端部の開いている側からはがしてください。
必要に応じて樹木の大きさに合わせたサイズに切ってください。
菌が付いている面(粉が付いている面)を表にして、幹や枝に巻き付け、ホッチキスで止めてください。
取り付け方
ネクタイ止め
直接ホッチキス止め
内側を樹に取り付けます。
幹が細い場合はバイオリサを切断してください(直接ホッチキス止め)。
カラス等に本剤が取られる恐れがある場合は「直接ホッチキス止め方式」がおすすめです。
取り付けの例
@かんきつ
Aいちじく(一文字整枝)
Bいちじく(開心自然形)
Cたらのき
かんきつ
(ゴマダラカミキリ)
成虫は樹幹の地際付近から羽化脱出します。したがって本剤は、成虫が接触しやすい地際に近い樹幹部または枝の分技部に取り付けてください。
いちじく
(キボシカミキリ)
幼虫が木屑を出している箇所の上あたりに取り付けます。被害に応じて複数箇所に剤を施用してください。
たらのき
(センノカミキリ)
短冊状(2.5x10cm)に切った本剤を、タラノキ2株に1株の割合で、樹上部の葉柄基部や茎に取り付けます。
上手な使い方
使用量
本剤(幅2.5cm)の標準使用量(長さ)は、カンキツでは長さ50cm、イチジク、かえででは12.5cm、タラノキでは10cm、クワでは17cmです。 使用する樹木の大きさに合わせて、適宣長さを調節してご使用ください。
施用時期の目安
成虫の発生初期に行うのが最も効果的です。具体的には、ゴマダラカミキリの場合5月下旬〜6月中旬、センノカミキリの場合6月下旬〜7月中旬を目安としてください。
成虫の発生時期は、地域やその年の気象条件などによって異なります。成虫の発生を確認したら、できるだけ早く(10日以内)使用するよう心掛けてください。
なお、キボシカミキリは、西日本と東日本で発生消長が大きく異なります。発生最盛期は、西日本各地の6月中・下旬に対し、東日本各地では8月下旬〜9月中・下旬、東海・甲信地方や西日本の一部では7月中・下旬となりますので、これらの地域ではその直前の施用をおすすめします。
【注】 施用時期を決めるにあたっては、本剤の残効期間がほぼ30日であることを考慮し、この期間が圃場で成虫の羽化最盛期に重なるよう設定します。
より効果を高めるための使い方
  • 発生初期から使用しましょう(カミキリを見つけたらすぐに)
  • 継続使用しましょう(効果は2年目、3年目と高まります)
  • 生物農薬なので広い面積での使用がより効果的です
  • できるだけ直射日光の当たらない部分に取り付けましょう
  • 雨水が集中的に通る部分を避けて取り付けましょう
  • 抜倒木はカミキリの発生源になるので園内から除去しましょう
  • ※お手元に届いたらすぐに使用しましょう。
    すぐに使用しない場合は涼しい場所に保管してください(有効期限=購入年内使い切り)。
混用可能な化学農薬
  • 銅殺菌剤
    銅水和剤[ボルドーほか]1,000倍
    有機銅水和剤[キノンドー、オキシンドー、フルーツドーほか]
    塩基性硫酸銅カルシウム3−6式
  • 硫黄殺菌剤
    マンネブ水和剤[エムダイファー、マンネブダイセンM]600倍
    マンネブ水和剤[ジマンダイセン、グリーンダイセンM]500倍
    ポリカーバメート水和剤[ビスダイセン]500倍
  • ベンゾイミダゾール系殺菌剤
    チネファネートメチル水和剤[トップジンM]1,000倍
    ベノミル水和剤[ベンレート]1,500倍
  • ポリハロアルキルチオ殺菌剤
    キャプタン・ホセチル水和剤[アリエッティC]400倍
  • アシルアラニン系殺菌剤
    オキサジキシル・マンゼブ水和剤[サンドファンM]750倍
  • その他殺菌剤
    ジチアノン水和剤[デラン]1,000倍
    マシン油97%乳剤[スピンドロン、スプレーオイルほか]100倍
  • 除草剤
    ラウンドアップ
    バスタ液剤
    プリグロックスL
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤はキボシカミキリ・ゴマダラカミキリ・クビアカツヤカミキリ・センノカミキリ・ハラアカコブカミキリ成虫等のカミキリムシ類が本剤と接触することにより感染し、殺虫効果を示す糸状菌を不織布上に固定した製剤です。
  • 本剤は使用する直前まで乾燥した冷暗所(約5℃)に保存してください。開封後やむを得ず保管する場合は、密封し乾燥した冷暗所(約5℃)に保存してください。
  • 本剤は遅効性であり、また、産卵抑制効果は持たないので、カミキリムシ成虫発生初期から使用してください。
  • しいたけに使用する場合、成虫の羽化脱出(秋期)から冬眠開始(冬期)までの成虫発生初期および冬眠後の活動開始(春期)から産卵期(夏期)までの産卵期に使用してください。
  • 本剤は、羽化脱出したカミキリムシ成虫が接触するように、主幹部や主枝の分岐部等の地際に近い部分(膝元から胸元)にずれ落ちないように架けてください。なお、本剤は生菌を含むため直射日光にさらされると効果が低下するので、できるだけ直射日光が当らないような場所に架けてください。
  • 本剤の使用量は、桑では幅25mm、長さ100mm、かえででは幅25mm、長さ125mm、果樹類では幅25mm、長さ500mm、さくら、食用さくら(葉)では幅25mm、長さ1,500mm(500mmを3片繋ぎ合わせる)、うど、たらのきでは幅25mm、長さ100mm、しいたけのほだ木では幅25mm、長さ500mmを1本の標準とし、カットしたり、複数本を1本に繋ぎ合わせるなど、設置する樹木の大きさに合わせて適宜調整してください。
  • 本剤の有効期間は30日程度であるが、高温、乾燥、多雨などの気象条件により、殺虫効果を示す期間が短くなる場合があるので、その場合は適宜新しい製剤と交換してください。
  • 蚕の1〜2齢幼虫に対し影響を及ぼすおそれがあるので、本剤を処理した桑園の桑を1〜2齢の幼虫には与えないでください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性がありますので、眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けて下さい。
  • 使用の際には農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して下さい。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換して下さい。
  • 作業時に着用していた衣服等は、他のものとは分けて洗濯して下さい。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないように、施用した作物等との接触を避けて下さい。
  • 本剤は生菌を含むため、乾燥した冷暗所(約5℃)に密封して保管して下さい。
製造・販売 出光興産(株)