農薬情報>殺虫剤


特長
種類名 フルオピラム粒剤
有効成分 フルオピラム・・・0.5%
性状 淡褐色細粒
毒性 普通物
安全性 製品安全データシートバイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)
有効年限 4年
包装 10kgx1, 20kgx1
作用機構分類 FRAC 7(C2)[フルオピラム]
  • 新規性
    従来の殺線虫剤と異なる、新規の作用機構を有する殺線虫剤です。
  • 優れた効果
    ネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウ、シストセンチュウ、イモグサレセンチュウ等の幅広いセンチュウ類に対し優れた防除効果を発揮し、収量や品質の向上が期待できます。
  • 高い安全性
    人畜への影響が低く、作業安全性の高い薬剤です。土壌生物や水産動植物、その他環境生物への影響の低い薬剤です。
  • 使いやすさ
    臭気が少なく、扱いやすい粒剤です。被覆やガス抜き等の作業が不要で散布後すぐに定植、播種が可能です。

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(製造・販売元 バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 フルオピラムを含む農薬の総使用回数
かんしょ ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
さといも ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ばれいしょ ジャガイモシストセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ジャガイモシロシストセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
やまのいも ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
ごぼう ネグサレセンチュウ 20kg/10a 播溝土壌混和 は種前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 播溝土壌混和 は種前 1回 1回
しょうが ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
だいこん ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 は種前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 は種前 1回 1回
にんじん ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 は種前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 は種前 1回 1回
にんにく イモグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 植付前 1回 1回
きく ネグサレセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 定植前 1回 1回
ネコブセンチュウ 20kg/10a 全面土壌混和 定植前 1回 1回

ビーラム粒剤の製品ちらし (バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)
ビーラム粒剤の技術資料 (バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

試験成績
かんしょ/ネコブセンチュウ
  • 害虫: サツマイモネコブセンチュウ
  • 実施年度:2015年
  • 実施場所:茨城農業総合センター
  • 品種:高糸14号
  • 定植日:5/26
  • 発生条件:中
  • 処理量:20kg/10a
  • 処理方法:全面土壌混和
  • 処理日:5/26(植付前)
  • 調査時期:10/5(処理132日後)
 根こぶ指数
 収量(kg/15株)平均
ばれいしょ/ジャガイモシストセンチュウ
  • 実施年度:2015年
  • 実施場所:北海道農業研究センター
  • 品種:男爵薯
  • 植付日:5/28
  • 発生条件:甚
  • 処理量:20kg/10a
  • 処理方法:全面土壌混和
  • 処理日:5/28(植付前)
  • 調査時期:8/4(シスト)、9/10(収量)
 シスト寄生程度
 上いも重(kg/20株)
だいこん/ネグサレセンチュウ
  • 害虫:ネグサレセンチュウ
  • 実施年度:2015年
  • 実施場所:青森県産業技術センター
  • 品種:夏つかさ旬
  • 播種日:7/22
  • 発生条件:中
  • 処理量:20kg/10a
  • 処理方法:全面土壌混和
  • 処理日:7/22(播種前)
  • 調査時期:9/30(処理70日後)
 被害株率(%)
 被害度
にんにく/イモグサレセンチュウ
  • 実施年度:2014年
  • 実施場所:青森県産業技術センター
  • 品種:福地ホワイト
  • 植付日:2014/10/22
  • 発生条件:中
  • 処理量:20kg(対照剤30kg)/10a
  • 処理方法:全面土壌混和
  • 処理日:2014/10/8(植付前)
  • 調査時期:2015/10/2(処理359日後、収穫6/4)
 被害鱗球率(%)
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 間引き菜、つまみ菜に使用しないで下さい。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにして下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくにはじめて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 誤食などのないよう注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 本剤は眼に対して刺激性がありますので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないように注意して下さい。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。
販売: バイエルクロップサイエンス(株)