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日ごろの食生活を見直す「食生活指針」10項目

  1. 食事を楽しみましょう
  2. 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
  3. 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
  4. ご飯などの穀類をしっかりと。
  5. 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆腐、魚なども組み合わせて。
  6. 食塩や脂肪は控えめに。
  7. 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
  8. 食文化や地域の産物を生かし、時には新しい料理も。
  9. 調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
  10. 自分の食生活を見直して見ましょう。
農水省、厚生省、文部省作成
農水省、厚生省、文部省が協力して、食生活改善のためのガイドラインとなる「食生活指針」をこのほど作成しました。指針は「食事を楽しみましょう」など10項目と、各項目ごと指針に沿った食生活を実践するためのポイントから構成されていて、栄養バランスを考えることや朝食を取ることの重要性などをまとめています。
朝食欠食の年次推移
(単位:%)
. 男性 女性
1977 1987 1997 1977 1987 1997
20〜29歳 20.1 25.6 32.9 14.3 14.3 15.9
30〜39歳 9.2 14.4 20.5 5.8 6.6 8.8
40〜49歳 6.5 10.1 11.4 6.5 6.8 6.7
50〜59歳 4.5 5.9 6.2 4.7 5.2 4.5
60〜69歳 4.4 3.6 2.8 4.4 3.4 1.7
70歳以上 2.6 2.6 2.3 1.9 3.1 1.7
食生活指針が作られた背景には、私たち日本人の食生活における変化があります。ご飯の消費量が減り、肉や油脂類の消費量が増えた結果、若い人を中心に脂質のとり過ぎなど栄養バランスの偏りが目立つようになってきています。
同時に、食生活の変化は食料自給率の低下につながっています。食料自給率とは、私たちが食べている食料をどれだけ国内でまかなうことが出来ているかを見る指標。現在、日本の食料自給率は約4割まで下がっています。また、大量の農産物を輸入している一方で、それを無駄に捨てていることも大きな問題になっています。
「食生活指針」は、「食事を楽しみましょう」から「自分の食生活を見直してみましょう」までの10項目で構成。それぞれの項目には、指針に沿った食生活を実践するためのポイントが示されています。
「適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を」という項目では、中年男性の肥満傾向を背景に、体重が健康維持のバロメーターの一つであることを説明。「太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう」「美しさは健康から。無理な減量はやめましょう」などの実践例を揚げています。
最後は、「自分の食生活を見直してみましょう」となっていて、各項目を使って自分の食生活をチェックし、改善することを促しています。
世界の中でも健康的で豊かなものとして評価の高かった私たちの食生活が乱れがちになっています。この指針をもとに自分の食生活を見直し、少しずつ改善していく気持ちを持つことが大切です。
参照:(財)食生活情報サービスセンター