農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■種類:オキサジアゾン・ブタクロール乳剤
■有効成分
:オキサジアゾン・・・8.0%
:ブタクロール・・・12.0%
■性状:黄色澄明可乳化油状液体
■毒性:普通物
■作用機構分類
HRAC E(14)[オキサジアゾン]
HRAC K3(15)[ブタクロール]
  • 代かき作業時に原液で土壌混和処理を行えます。
  • 滴下装置「滴下美人」をトラクターに装着することにより、代かきと同時に散布できるので、散布時間を省略できます。
  • 安定した処理層を形成するので、高い除草効果を発揮しむだなく効果を発揮し、また水稲に対する安全性も高いです。
  • ノビエ・コナギなどの各種一年生雑草やマツバイ、ホタルイ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリに対して高い効果が長期間持続します。
適用および使用方法
作物名 適用雑草 希釈倍数 使用方法 使用時期 適用土壌 本剤の使用回数 適用地帯 オキサジアゾンを含む農薬の総使用回数 ブタクロールを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 壌土〜埴土 1回 近畿・中国・四国、九州の普通期栽培地帯及び近畿・中国・四国の早期栽培地帯 1回 2回以内
水田一年生雑草 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
水田一年生雑草 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 砂壌土〜埴土 1回 東北、北陸、関東・東山・東海の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
クログワイ(北海道を除く) 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
コウキヤガラ(関東・東山・東海) 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ヘラオモダカ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 砂壌土〜埴土 1回 東北、北陸、関東・東山・東海の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ヘラオモダカ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 壌土〜埴土 1回 近畿・中国・四国、九州の普通期栽培地帯及び近畿・中国・四国の早期栽培地帯 1回 2回以内
ヘラオモダカ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ホタルイ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 壌土〜埴土 1回 近畿・中国・四国、九州の普通期栽培地帯及び近畿・中国・四国の早期栽培地帯 1回 2回以内
ホタルイ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 砂壌土〜埴土 1回 東北、北陸、関東・東山・東海の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ホタルイ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
マツバイ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 砂壌土〜埴土 1回 東北、北陸、関東・東山・東海の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
マツバイ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
マツバイ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 壌土〜埴土 1回 近畿・中国・四国、九州の普通期栽培地帯及び近畿・中国・四国の早期栽培地帯 1回 2回以内
ミズガヤツリ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 砂壌土〜埴土 1回 東北、北陸、関東・東山・東海の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ミズガヤツリ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 1回 2回以内
ミズガヤツリ 250〜350ml/10a(少量散布) 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行う。 植代時(但し、移植4日前まで)(移植後に使用する除草剤との体系で使用) 壌土〜埴土 1回 近畿・中国・四国、九州の普通期栽培地帯及び近畿・中国・四国の早期栽培地帯 1回 2回以内
いぐさ 水田一年生雑草 300〜500ml/10a 原液湛水散布 植付後〜スズメノテッポウ3葉期又はノビエ1.5葉期 壌土〜埴土 1回 全域 1回 1回
スズメノテッポウ 300〜500ml/10a 原液湛水散布 植付後〜スズメノテッポウ3葉期又はノビエ1.5葉期 壌土〜埴土 1回 全域 1回 1回
散布方法
  • 散布幅約10mの真中の所を真直ぐに歩きながら5〜6歩(約3m)進むごとに大きく左右へ各1回ずつビンを振って滴下します。
  • 植代時に原液のまま散布し混和する。または、植代直後原液のまま散布し、ただちに整地板で均平作業を行ってください。デルカット乳剤は拡散が良いので、散布時に田面が露出しない程度の湛水深があればムラまきもなく、均一散布ができます。
  • 容器を腰より下の高さで滴下してください。
  • 眼に入るときわめて強い刺激がありますので、作業用メガネを着用します。
  • 効果を上げるため植代時に散布してください。
  • 散布後4日間は止水します。
試験成績
デルカット乳剤の有効成分は散布後きわめて短時間で水中濃度が低下し、土壌に吸着され処理層を形成します。

【試験方法】
手散布 整地板前処理
機械散布 湛水条件 4〜5m
処理時風速 2m/秒
理論初濃度 オキサジアゾン0.8ppm、ブタクロール1.2ppm

代かき時に混和処理するデルカット乳剤は、雑草の発生前に処理層を形成しますので安定した効果が期待できます。


雑草発生前〜初期に散布できるため、一発処理剤或いは中期剤・後期剤と体型で使用することにより、難防除雑草や多年生雑草の散布適期を逃さずにタイミングよく的確に防除できます。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使い切ってください。
  • 散布は湛水状態で行い薬液が十分拡散するように散布してください。特に風の強い時には注意してください。
  • 手散布の場合は、容器を腰より下の高さで滴下してください。
  • 本剤は自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石に散布液がかかると変色する恐れがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 【移植水稲に使用する場合】
    1. クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
    2. 水田の代かき、均平は丁寧に行い、浮遊物のワラくずなどのごみはできるだけ取り除いてください。
    3. 散布時または混和時の水深は3〜5cmとし、薬剤が深く入らないように注意してください。
    4. 散布後4日間は落水、かけ流しはしないでください。
    5. 移植時に落水しないよう、代かき時に必要以上の水を水田に入れないでください。
    6. 移植後の深水は、薬害(葉鞘褐変)をおこすこともあるので注意してください。
    7. 軟弱徒長苗の場合や砂質土壌、極端な漏水田(減水深2cm/日以上)及び著しいガス発生田での使用はさけてください。
  • 【いぐさに使用する場合】
    1. 本剤だけでは十分な効果が得られない場合があるので、いぐさに適用のある薬剤との体系で使用してください。
    2. 砂質土壌、腐植含量の少ない土壌では薬害を生じることがあるので使用はさけてください。
    3. 散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して極めて強い刺激性があるので使用の際には必ず保護眼鏡を着用してください。また、噴霧器を用いた散布は絶対にしないでください。万一、眼に入った場合にはできるだけ早く十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、薬剤が皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 使用の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
    作業後は直ちに身体、顔等を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにしてください。
  • 夏期高温時の使用を避けてください。
  • 魚毒性等
    水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
    水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    散布後は水管理に注意してください。
    散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造・販売:日産化学工業(株)