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特長
種類名 ダイアジノン粒剤
有効成分 ダイアジノン・・・10.0%
性状 類白色細粒
毒性 劇物
安全性 製品安全データシート
有効年限 4年
包装 3kgx6袋
作用機構分類 IRAC 1B[ダイアジノン]
  1. マメシンクイガ、タネバエ、ネキリムシ類、シバツトガ等の各種害虫に髙い防除効果を発揮します。
  2. 少量で優れた効果を示す高濃度粒剤のため散布時間が短縮され持ち運びも楽になりました。
  3. だいずは無人ヘリコプターによる散布も可能です。

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(製造・販売元 日本化薬(株)へのリンク)

適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 ダイアジノンを含む農薬の総使用回数
キャベツ ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 定植時 1回 2回以内
タネバエ 5kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 2回以内
だいこん ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫21日前まで 2回以内 2回以内(但し、生育期は1回以内)
タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内(但し、生育期は1回以内)
はつかだいこん ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫21日前まで 2回以内 2回以内(但し、生育期は1回以内)
タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内(但し、生育期は1回以内)
はくさい ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 定植時 1回 1回
ネキリムシ類 3kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
カリフラワー ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫30日前まで 2回以内 2回以内(但し、粒剤の生育期の処理は1回以内)
ブロッコリー ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫30日前まで 2回以内 2回以内(但し、粒剤の生育期の処理は1回以内)
えだまめ ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫30日前まで 5回以内 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
たまねぎ タマネギバエ 3kg/10a 作条土壌混和 定植時 1回 2回以内
にんじん ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 は種時及び生育期(但し、収穫90日前まで) 2回以内 2回以内(但し、は種前及びは種時は合計1回以内、生育期は1回以内)
ほうれんそう タネバエ 3~5kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内(但し、は種時及びは種前の土壌混和は合計1回以内)
ねぎ タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内
わけぎ タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内
あさつき タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 2回以内
レタス ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 定植時 1回 2回以内
ネキリムシ類 3kg/10a 全面土壌混和又は作条土壌混和 定植時 1回 2回以内
ケラ 3kg/10a 散布 発生初期 4回以内 4回以内
シバツトガ 3kg/10a 散布 発生初期 4回以内 4回以内
豆類(種実、ただし、だいず、あずき、いんげんまめ、らっかせいを除く) タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は3回以内)
あずき タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種時の処理は1回以内、生育期の処理は3回以内)
いんげんまめ タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は2回以内)
だいず フタスジヒメハムシ 3kg/10a 無人ヘリコプターによる散布 収穫30日前まで 4回以内 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
ネキリムシ類 3kg/10a 土壌表面散布 収穫30日前まで 5回以内 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
マメシンクイガ 3kg/10a 散布 収穫30日前まで 4回以内 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
マメシンクイガ 1.5~3kg/10a 無人ヘリコプターによる散布 収穫30日前まで 4回以内 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))
タネバエ 3kg/10a 作条土壌混和 は種時 1回 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、粒剤は5回以内(生育期の処理は4回以内))


上手な使い方
  • 処理方法
    • マメシンクイガ、フタスジヒメハムシ
      • 葉上から撒きむらのないように散布します。
      • 発蛾最盛期~幼虫ふ化期(マメシンクイガ)が散布適期です。
        害虫の発生が、ダラついたり、長引いたりした場合には、10日~2週間間隔で2回散布します。
    • タネバエ
      • 出芽までに幼虫の被害を受けやすいため、薬剤が種の周辺に集中するよう、播種時に作条土壌混和します(キャベツを除く)。
      • 初期(播種時)の被害は十分に抑えますが、後期(収穫期)の被害には生育期処理の体系防除が必要となります。
    • ネキリムシ類
      • 幼虫に薬剤をより接触させるよう、播種時または定植時に全面散布します。(だいず、えだまめ、だいこん、はつかだいこん、にんじん、カリフラワー、ブロッコリーでは生育期にも使用できます。)
    • シバツトガ、ケラ
      • 芝全面にかかるよう、発生初期に散布します。
      • 混和の必要はありません。
  • 混和深度
    • 若齢幼虫は地際部に寄生していることが多いため、できるだけ浅く混和します。
    • だいず、だいこん、はつかだいこん、はくさい、キャベツ、レタス、にんじん、カリフラワー、ブロッコリーのネキリムシ類に用いる場合は、混和の必要がありません。
試験成績
タネバエ
 だいこん
供試薬剤 薬量 被害率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 0.3
A粉剤 3kg/10a 0.7
無処理 3.0
H10、(社)北海度植物防疫協会
発生状況:多発生
区制・面積:7.5m²/区・3連制
処理日:6/8
調査日:6/22(間引時)
薬害:なし

 だいこん
供試薬剤 薬量 被害率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 100.0
B粒剤 6kg/10a 100.0
無処理 32.0
H10、日本化薬(株)上尾研究所
発生状況:甚発生(30卵接種/穴)
区制・面積:2m²/区・2連制
処理日:4/2
調査日:4/12(間引時)
薬害:なし

 だいず
供試薬剤 薬量 被害率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 2.6
A粉剤 3kg/10a 18.3
無処理 85.3
H11、(社)北海度植物防疫協会
発生状況:甚発生
区制・面積:6m²/区・3連制
処理日:6/2
調査日:6/22(間引時)
薬害:なし

 いんげんまめ
供試薬剤 薬量 被害率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 1.0
A粉剤 3kg/10a 21.6
無処理 88.7
H11、(社)北海度植物防疫協会
発生状況:甚発生
区制・面積:6m²/区・3連制
処理日:6/2
調査日:6/22(間引時)
薬害:なし

 ほうれんそう
供試薬剤 薬量 苗立株率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 71.0
B粒剤 6kg/10a 65.0
無処理 9.0
H11、兵庫県植物防疫協会
発生状況:放虫
区制・面積:4m²/区・2連制
処理日:10/30
調査日:11/10
薬害:なし
ネキリムシ類
 レタス
供試薬剤 薬量 食害株率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 0
B粒剤 6kg/10a 8.0
無処理 55.0
H10、(社)日本植物防疫協会高知試験場
発生状況:放虫
区制・面積:4.8m²/区・2連制
処理日:7/4
調査日:7/7
薬害:なし

 はくさい
供試薬剤 薬量 食害株率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 0
C粒剤 4kg/10a 0
無処理 19.0
H11、(社)日本植物防疫協会高知試験場
発生状況:放虫
区制・面積:4.8m²/区・2連制
処理日:9/28
調査日:10/1
薬害:なし
マメシンクイガ
 だいず
供試薬剤 薬量 散布方法 被害粒率(%)
ダイアジノン粒剤10 3kg/10a 無人ヘリ 0.3
ダイアジノン粒剤5 6kg/10a 地上散布 0.7
無処理 6.2
H21、(社)宮城県植物防疫協会
発生状況:中発生
区制・面積:660m²/区
散布日:8/26、9/8
調査日:11/2に開莢調査
(10/30(成熟期)刈取り後風乾)
薬害:なし
シバツトガ
 
供試薬剤 薬量 防除率(%)
ダイアジノン粒剤10 3g/m² 93.1
C乳剤1000倍 0.3L/m² 72.0
H14、(財)西日本グリーン研究所
発生状況:中発生
区制・面積:2m²/区・3連制
処理日:8/1
調査日:8/8
薬害:なし
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  1. 使用量に合わせ秤量し、使い切ること。
  2. 使用薬量は全面処理の場合の薬量であるので、作条処理の場合は処理面積に応じて薬量を減ずること。
  3. 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合はさらに次の注意を守ること。
    1. 散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
    2. 散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
    3. 事前に薬剤の物理性に合わせて散布装置のメタリング開度を調整すること。
    4. 水源地、飲料用水、養殖池等に本剤が飛散流入しないよう十分注意すること。
    5. 散布終了後は次の項目を守ること。
      1. 使用後の空袋は放置せず安全な場所に廃棄すること。
      2. 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管すること。
      3. 機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は、河川等に流さないこと。
  4. .ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意すること。
    1. ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにすること。
    2. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めること。
  5. ビニールハウス等の同一施設内において、収穫期が異なる作物を栽培している場合、本剤を土壌表面散布で使用しないこと。
  6. 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  1. 医薬用外劇物。取扱いには十分注意すること。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けること。
  2. 本剤の解毒剤としては硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤がある。
  3. 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
  4. 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用すること。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換すること。
  5. 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
  6. かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意すること。
  7. 公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないように縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないように注意を払うこと。
  8. 水産動植物(甲殻類、ドジョウ、ボラ)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養殖池等周辺での使用は避けること。
  9. 無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意すること。
  10. 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
  11. 直射日光をさけ、食品と区別し、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。
  12. 盗難、紛失の際は、警察に届けること。