特長 |
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種類名 |
: |
ピフルブミド・フェンピロキシメート水和剤 |
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有効成分 |
: |
ピフルブミド・・・15.0% |
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: |
フェンピロキシメート・・・5.0% |
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性状 |
: |
類白色水和性粘稠懸濁液 |
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毒性 |
: |
普通物 |
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安全性 |
: |
製品安全データシート (日本農薬(株)へのリンク) |
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有効年限 |
: |
3年 |
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包装 |
: |
250ml×20 |
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作用機構分類 |
: |
IRAC 25B[ピフルブミド] |
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: |
IRAC 21A[フェンピロキシメート] |
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ミカンサビダニ |
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チャノホコリダニ |
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- 新規有効成分ピフルブミドにより、Tetranychus,Panonychus 両属のハダニに対し高い活性を示します。
- さらに、フェンピロキシメートを加えたことに、ミカンサビダニやチャノホコリダニにも優れた効果を示します。
- 新規有効成分ピフルブミドにより、既存殺ダニ剤抵抗性個体群に対しても有効です。
- ミツバチ、マルハナバチ等への影響が少なく、これら訪花昆虫との併用が可能です。
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適用及び使用方法 |
作物名 |
適用病害虫 |
希釈倍数 |
使用方法 |
使用時期 |
本剤の使用回数 |
散布液量 |
ピフルブミドを含む農薬の総使用回数 |
フェンピロキシメートを含む農薬の総使用回数 |
あずき |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
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収穫前日まで
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1回
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100〜300L/10a |
1回
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1回
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さやいんげん |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
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収穫前日まで
|
1回
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100〜300L/10a |
1回
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1回
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きゅうり |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
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収穫前日まで
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1回
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100〜300L/10a |
1回
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3回以内
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すいか |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
100〜300L/10a |
1回
|
3回以内
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メロン |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
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収穫前日まで
|
1回
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100〜300L/10a |
1回
|
3回以内
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なす |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
100〜300L/10a |
1回
|
3回以内
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チャノホコリダニ |
2000倍
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散布
|
収穫前日まで
|
1回
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100〜300L/10a |
1回
|
3回以内
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ピーマン |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
100〜300L/10a |
1回
|
3回以内
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いちご |
ハダニ類 |
2000倍
|
散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
100〜300L/10a |
1回
|
1回
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かんきつ |
ミカンサビダニ |
2000〜3000倍
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散布
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収穫前日まで
|
1回
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200〜700L/10a |
1回
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2回以内
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ミカンハダニ |
2000〜3000倍
|
散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
200〜700L/10a |
1回
|
2回以内
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チャノホコリダニ |
2000倍
|
散布
|
収穫前日まで
|
1回
|
200〜700L/10a |
1回
|
2回以内
|
なし |
ニセナシサビダニ |
2000倍
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散布
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収穫14日前まで
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1回
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200〜700L/10a |
1回
|
1回
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花き類・観葉植物 |
ハダニ類 |
2000倍
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散布
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発生初期
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1回
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100〜300L/10a |
1回
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6回以内
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茶 |
チャトゲコナジラミ |
2000倍
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散布
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摘採7日前まで
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1回
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200〜400L/10a |
1回
|
2回以内
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チャノナガサビダニ |
2000〜3000倍
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散布
|
摘採7日前まで
|
1回
|
200〜400L/10a |
1回
|
2回以内
|
カンザワハダニ |
2000〜3000倍
|
散布
|
摘採7日前まで
|
1回
|
200〜400L/10a |
1回
|
2回以内
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チャノホコリダニ |
2000〜3000倍
|
散布
|
摘採7日前まで
|
1回
|
200〜400L/10a |
1回
|
2回以内
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使用上の注意事項 |
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効果・薬害などの注意 |
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- 石灰硫黄合剤、ボルドー液などアルカリ性薬剤との混用を避ける。
- 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布する。
- ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布する。
- ハダニ類は薬剤抵抗性が発達し易いので、年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用する。
- 花き類では花に薬害を生じる場合があるので、花や蕾に薬剤が付着するおそれのある時期には使用を避ける。
- ばらの新展開葉に薬害を生じる場合があるので、新展開葉に薬剤が付着するおそれのある時期には使用を避ける。
- 蚕に長期間毒性があるので、桑葉にかからないように注意する。
- 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ、調節する。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
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安全使用・保管上の注意 |
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- 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせる。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受ける。
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
- 本剤は皮膚に対して刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意する。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
- 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用する。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをする。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
- 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
- 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
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