農薬情報>殺虫剤



特長
■有効成分:カルボスルファン・・・3.0%
■性状:青色細粒
■毒性:医薬用外劇物
■有効年限:5年
■包装:1kgx12袋、3kgx8袋
■作用機構分類:IRAC 1A[カルボスルファン]

ガゼット粒剤は、米国FMC社が開発した浸透性のカーバメイト系殺虫殺線虫剤のカルボスルファンを成分としています。
ガゼット粒剤は、(社)日本植物防疫協会等を通じて広範な試験が行われ、水稲難防除害虫イネミズゾウムシをはじめ、近年問題になっているキャベツのコナガ、だいこんのキスジノミハムシ、サトウキビのハリガネムシなどの野菜畑作害虫に高い防除効果が確認され、平成元年10月農薬登録となりました。
その後、かんしょのコガネムシ類、なす、ピーマンのミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、きゅうりのアブラムシ類、はくさいのコナガなどにも適用拡大となり、今回、ねぎのネギアザミウマ、ネギハモグリバエ、ネギコガ、ブロッコリーのコナガ、メロンのミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、かんしょのアリモドキゾウムシなどの他、キャベツ、はくさいの育苗期後半処理にも拡大となりました。

  • 広範囲の害虫に優れた効果
    鞘翅目、半翅目、双翅目、鱗翅目、アザミウマ目など幅広い害虫に優れた効果があります。水稲の初期害虫や野菜類の主要害虫を同時防除できます。
  • 土壌害虫に優れた効果
    かんしょ、いちごのコガネムシ類幼虫、だいこんのキスジノミハムシ、サトウキビのハリガネムシなど防除の困難な土壌害虫に優れた効果があります。
  • すぐれた浸透移行性
    土壌散布によりすみやかに植物に吸収され、薬剤のかかりにくい部分でも十分な効果を発揮します。
  • 難防除害虫に優れた効果
    水稲のイネミズゾウムシをはじめ、果菜類のミナミキイロアザミウマ、抵抗性コナガなどの難防除害虫に優れた効果があります。
  • すぐれた残効性
    効果の持続が長いので防除回数を減らすことが可能です。
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 使用目的 カルボスルファンを含む農薬の総使用回数
水稲(箱育苗) ヒメトビウンカ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネシンガレセンチュウ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネミズゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネヒメハモグリバエ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
ツマグロヨコバイ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
ピーマン アブラムシ類 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
アブラムシ類 1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ミナミキイロアザミウマ 1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ミナミキイロアザミウマ 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
きく アブラムシ類 2g/株 株元散布又は植穴土壌混和 定植時 3回以内 3回以内
ミカンキイロアザミウマ 9kg/10a 株元散布 生育期 3回以内 3回以内
ネグサレセンチュウ 30kg/10a 全面土壌混和 定植時 3回以内 3回以内
シクラメン キンケクチブトゾウムシ幼虫 1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
ストック コナガ 9kg/10a 株元散布 定植時 1回 1回
コナガ 18kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
プリムラ キンケクチブトゾウムシ成虫 0.5〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
キンケクチブトゾウムシ幼虫 1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
ベゴニア キンケクチブトゾウムシ幼虫 1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
イチイ キンケクチブトゾウムシ幼虫 2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
つつじ類 コガネムシ類 9kg/10a 定植時:全面土壌混和及び株元土壌混和 生育期:株元土壌混和 定植時及び生育期 2回以内 2回以内
ツツジグンバイ 10g/株 株元散布 生育期 1回 2回以内
ケラ 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
コガネムシ類 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
シバオサゾウムシ成虫 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
設定なし 5〜10kg/10a 散布 糞塚形成時 3回以内 ミミズの糞塚形成防止 3回以内
設定なし 5〜10kg/10a 散布 脱出孔形成時 3回以内 オオハサミムシの脱出孔形成防止 3回以内
さとうきび コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
メイチュウ類 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
メイチュウ類 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
ハリガネムシ 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
ハリガネムシ 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、培土時の土壌混和及び散布は合計1回以内)
たばこ アブラムシ類 6kg/10a 作条土壌混和 定植時 1回 1回
作物名「キャベツ、だいこん、はくさい、ブロッコリー、きゅうり、すいか、メロン、とうがん、なす、いちご、ねぎ、かんしょ、ばれいしょ」を削除

使用適期と使い方(芝)
  1. 散粒機などで5〜10g/m²を均一に散布してください。
  2. 土壌が乾燥しているときは散布後、スプリンクラーなどで散水してください。

使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使い切ってください。
  • 水稲(箱育苗)に使用する場合は、一般的注意事項の他に次の事項にも注意してください。
    1. 移植当日に使用する場合は、育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落し、軽く散水して田植機にかけて移植してください。移植1〜3日前に使用する場合には、散布後通常の管理を移植日まで行ってください。
    2. 育苗箱の土壌表面が乾燥していて、苗を田植機にのせる際、薬剤落下のおそれがある場合は散布後灌水してください。
    3. 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗の場合には薬害を生ずるおそれがあるので使用しないでください。
    4. 稲苗の葉が濡れていると薬害を生じやすいので散布直前の灌水はしないでください。
    5. 本田が砂質土壌の水田や、漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用をさけてください。
    6. 処理苗を移植した水田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意してください。移植後は直ちに湛水し極端な浅水、深水はさけること。又深植にならないように注意してください。
    7. 移植後低温が続き苗の活着遅延が予測される場合は使用をさけてください。また移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用をさけてください。
    8. 本剤処理により時に葉先枯れなどの薬害を生ずることもあるので、所定の使用量、使用方法を厳守してください。
  • 畑作に使用する場合は、一般的注意事項の他に次の事項にも注意してください。
    1. 定植時に植穴処理する場合には、植付苗の根に薬剤が直接ふれると薬害を生ずるおそれがあるので軽く土壌と混和してください。
    2. 土壌が極度に乾燥している時は、処理後灌水してください。
    3. ピーマンに使用する場合、過剰に施用すると、下葉の黄変、葉縁の黄化等の薬害を生ずるので、使用量を誤らないように注意してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  • 本剤による中毒の治療法としては動物実験で硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 魚毒性等
    水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。本剤は、ニジマスに対して特に影響を及ぼすので注意してください。
    散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造:日産化学工業(株)

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