農薬情報>除草剤>水稲用


特長
種類名 カフェンストロール・ダイムロン・メタゾスルフロン水和剤
有効成分
カフェンストロール・・・5.4%
ダイムロン・・・30.0%
メタゾスルフロン・・・2.0%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日産化学(株)へのリンク)
包装 500mL
作用機構分類 HRAC 15[カフェンストロール]
HRAC 0[ダイムロン]
HRAC 2[メタゾスルフロン]
  • クログワイやホタルイなど、多年生雑草もしっかり枯殺!
  • 問題雑草・クログワイに強い、除草成分「アルテア」配合!塊茎を減らし、翌年の発生をしっかり防ぎます。
  • 塊茎形成を抑制、翌年の発生要因を減らすことが可能!
  • ノビエの効果持続期間を強化!
    ノビエへの効果持続期間が長い成分「カフェンストロール」をプラス。長期にわたってノビエの発生を抑えます。
  • 田植同時散布(1キロ)、無人ヘリ散布(1キロ、フロアブル)も可能!

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(製造・販売元 日産化学(株)へのリンク)

適用雑草及び使用方法
作物名 適用雑草名 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 カフェンストロールを含む農薬の総使用回数 ダイムロンを含む農薬の総使用回数 メタゾスルフロンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
ウリカワ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
オモダカ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
クログワイ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
コウキヤガラ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
シズイ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
セリ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
ヒルムシロ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
ヘラオモダカ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
ホタルイ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
マツバイ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
ミズガヤツリ 500ml/10a 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下 移植後3日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内
適用表の「適用土壌」及び「適用地帯」の項目をを削除

製品ちらし「クログワイちらし」「ホタルイちらし」 (日産化学(株)へのリンク)
月光の技術資料 (日産化学(株)へのリンク)

使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 使用前に容器をよく振ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカ、クログワイは発生始期まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業は丁寧に行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特に丁寧に行ってください。
  • 原液湛水散布又は無人ヘリコプターによる滴下に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるように散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 下記のような条件では薬害が発生する恐れがあるので使用を避けてください。
    1. 砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. 軟弱な苗を移植した水田
    3. 極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害する恐れがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤を無人ヘリコプターで滴下する場合は、次の注意を守ってください。
    1. 滴下は使用機種の使用基準に従って実施してください。
    2. 滴下に当たっては散布装置のノズルを取り外してください。
    3. 作業中、薬液が漏れないように機体の配管その他装置の十分な点検を行ってください。
    4. 隣接する圃場に水稲以外の作物が栽培されている場合は、無人ヘリコプターによる本剤の滴下は行わないでください。
    5. 水源池、飲料水等に本剤が流入しないように十分注意してください。
    6. 薬剤滴下に使用した装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
    7. 本剤の滴下に使用した無人ヘリコプターの散布装置は、水稲以外の作物への薬剤散布には使用しないでください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 魚毒性等
    水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。 無人ヘリコプターによる滴下で使用する場合は、河川、養殖池等に飛散しないよう特に注意してください。散布後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造:日産化学(株)