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特長
種類名 ダイムロン・ピラクロニル・メタゾスルフロン粒剤
有効成分
ダイムロン・・・10.0%
ピラクロニル・・・2.0%
メタゾスルフロン・・・1.0%
性状 類白色細粒
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日産化学(株)へのリンク)
包装 1kg、5kg
作用機構分類 HRAC 0[ダイムロン]
HRAC 14[ピラクロニル]
HRAC 2[メタゾスルフロン]
  • 問題雑草・クログワイをはじめ、ホタルイやコウキヤガラなそ、多年生雑草の地上部だけでなく、地下部も抑える。
  • 新除草成分「アルテア」配合。
  • 塊茎形成を抑制、翌年の発生要因を減らすことが可能
  • オモダカ、コナギなどSU抵抗性雑草への効果を強化。SU抵抗性雑草の防除に定評のある成分「ピラクロニル」をプラス
  • 田植同時散布も可能

銀河(1キロ粒剤/フロアブル/ジャンボ)の製品ページへ
(製造・販売元 日産化学(株)へのリンク)

多年生雑草んい対する散布適期
雑草名 1キロ粒剤 フロアブル ジャンボ
ホタルイ 3葉期まで 3葉期まで 3葉期まで
ウリカワ 2葉期まで
ミズガヤツリ 3葉期まで
ヘラオモダカ 2葉期まで 2葉期まで 2葉期まで
ヒルムシロ 発生期まで 発生期まで 発生期まで
セリ 再生始期まで 再生始期まで 再生始期まで
オモダカ 矢尻葉3葉期まで 発生始期まで 矢尻葉3葉期まで
クログワイ、コウキヤガラ 草丈30pまで 草丈30pまで
シズイ 草丈20pまで 草丈20pまで
アオミドロ、藻類による表層はく離 発生前
3つの有効成分の組み合わせ
商品名 ノビエ ホタルイ* コナギ* 広葉* ウリカワ セリ オモダカ# クログワイ# コウキヤガラ# シズイ☆
残効 生育期 残効 生育期 残効 生育期 残効 生育期 残効 生育期
メタゾスルフロン
ピラクロニル
ダイムロン
銀河
●非常に効果高い ◎効果高い ○効果あり △効果やや低い −ほとんど効果なし
*SU抵抗性の場合 #登録があるのは1キロ粒剤とジャンボ ☆登録があるのはジャンボ

銀河の製品ちらし「クロクワイ」「ホタルイ」 (日産化学(株)へのリンク)
銀河の技術資料 (日産化学(株)へのリンク)
田植同時散布機目安表(1キロ粒剤)

適用雑草及び使用方法:銀河1キロ粒剤
作物名 適用雑草名 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 ダイムロンを含む農薬の総使用回数 ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 メタゾスルフロンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 一年生雑草及び多年生広葉雑草 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、収穫60日前まで) 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内 2回以内
1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 3回以内(但し、育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内) 2回以内 2回以内
直播水稲 ウリカワ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
ヒルムシロ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
一年生雑草 1kg/10a 湛水散布又は無人航空機による散布 稲2葉期〜ノビエ3葉期 ただし、収穫60日前まで 1回 2回以内 2回以内 2回以内
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリは3葉期まで、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、オモダカは矢尻葉3葉期まで、クログワイ、コウキヤガラは草丈30cmまで、シズイは草丈20cmまでが本剤の散布適期です。なお、オモダカ、クログワイ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 移植前後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用する場合には、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないように適期に散布してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 散布に当っては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    1. 砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    2. 軟弱な苗を移植した水田
    3. 極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 直播水稲に使用する場合は、薬害をさけるため稲の2葉期以降に使用し、稲の根が露出しているときの使用はさけてください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    2. 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    3. 粒剤散布装置については、事前に薬剤の物理性に合わせてメタリング開度を調整するとともに、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラ(スピンナ)の回転数を低速に調整してください。
    4. 散布薬剤の飛散によって他の作物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、ほ場の端から5m以上離れた位置からほ場内に散布してください。
    5. 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 魚毒性等
    水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。散布後は水管理に注意する。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造:日産化学(株)