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グリンガードエイトの使用方法

樹幹注入


  1. 健康診断、胸高直径の測定、適正な使用量の決定。

  2. ドリルで穴を丁寧にあける(ドリル刃は、木工用6.5mm)。
    • 穴の深さ:小・中径木(約5cm)、大径木(約9cm)・・・粗皮部を除く。
    • @:一番安定して打てる目安として穴あけ部位。
      初年度は地上高約50cm位、次回以降は徐々に上部に穴をあけ注入して下さい。
    • A:マツ材としての商品価値を損なわないようにする場合。
    • 祖皮の厚い部分に注入すると、薬液が木質部まで入らず粗皮と木質部の間に漏れ、形成層傷害発生の原因となりますので、祖皮の薄い部分に注入して下さい。

  3. 注意:
    1. 一本の松に複数の穴をあける時は幹の周囲に分散させて下さい。
    2. 大きな筋や枝分れの直下への注入は避けて下さい。

  4. 輸送用キャップをはずし、ノズルキャップを取付ける。

  5. 注入孔にノズルキャップの根元までしっかりと差し込む。
    根元までしっかり差し込まないと、薬液が形成層側に逆流し、後日傷害発生の原因となります。
  6. 目打ちで小穴をあける。

  7. 薬液注入完了後、殺菌癒合剤を注入する。

  8. 注入孔をふさぐ。
    穴を放置すると雨水、雑菌などが入って後日傷害の原因となることがありますので下記のように穴をふさいで下さい。