農薬情報>土壌病害虫薬剤


特長
■有効成分:ホスチアゼート・・・30.0%
■性状:暗青色水溶性液体
■毒性:劇物
■有効年限:3年
■包装:(100ml×10本)×2函、250ml×24本
■作用機構分類:IRAC 1B[ホスチアゼート]
  1. 生育中に処理できるセンチュウ防除剤です。
    線虫被害を受けやすい「すいか」「トマト」「メロン」などの長期栽培作型、栽培期間の長い「にんにく」に好適で、栽培後半期の線虫防除剤です。
  2. すぐれた殺センチュウ力
    線虫に対して強力な運動阻害力と殺線虫力を発揮し、安定した高い効果を示します。植物体への浸透移行作用を有し、線虫の根部への侵入阻害や侵入後の発育抑制などの効果を示します。
  3. 安定した効果
    土壌pH、土性、地温などの土壌条件の変動による効果への影響はほとんど受けません。
  4. 簡便な使用方法
    ジョウロ、動噴、灌水装置などで簡単に処理できます。薬液灌注後、作土層(15cm程度)まで薬液を到達させるため、しっかり灌水することがポイントです。
  5. 土壌中の徴生物に影響を及ぼすことはほとんどありません。
適用作物と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 ホスチアぜートを含む農薬の総使用回数
すいか ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 収穫14日前まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
にがうり ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫14日前まで) 1回 2L/m² 1回
メロン ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 収穫28日前まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
トマト トマトサビダニ 4000倍 土壌灌注 収穫前日まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 収穫前日まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
ミニトマト トマトサビダニ 4000倍 土壌灌注 収穫前日まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 収穫前日まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
しょうが ネコブセンチュウ 4000倍 土壌灌注 収穫3日前まで 1回 2L/m² 2回以内(但し、植付前の土壌混和は1回以内、土壌灌注は1回以内)
にんにく チューリップサビダニ 500倍 30分間球根浸漬 植付前 1回 - 3回以内(但し、植付前の土壌混和は1回以内、球根浸漬は1回以内、土壌灌注は1回以内)
イモグサレセンチュウ 3000倍 土壌灌注 収穫60日前まで 1回 2L/m² 3回以内(但し、植付前の土壌混和は1回以内、球根浸漬は1回以内、土壌灌注は1回以内)
みょうが(花穂) ネコブセンチュウ 500倍 30分間種根茎浸漬 定植前 1回 - 2回以内(但し、種根茎浸漬は1回以内、定植前の土壌混和は1回以内)
みょうが(茎葉) ネコブセンチュウ 500倍 30分間種根茎浸漬 定植前 1回 - 2回以内(但し、種根茎浸漬は1回以内、定植前の土壌混和は1回以内)
きく ネグサレセンチュウ 3000倍 土壌灌注 生育期 2回以内 2L/m² 2回以内
ハガレセンチュウ 3000倍 土壌灌注 生育期 2回以内 2L/m² 2回以内
ナミハダニ 3000倍 土壌灌注 生育期 2回以内 2L/m² 2回以内
ぼたん ネコブセンチュウ 2000倍 10分間根鉢浸漬 生育期 1回 - 3回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、生育期の根鉢浸漬は1回以内、土壌灌注は1回以内)
ネコブセンチュウ 3000倍 土壌灌注 生育期 1回 2L/m² 3回以内(但し、定植前の土壌混和は1回以内、生育期の根鉢浸漬は1回以内、土壌灌注は1回以内)
かんしょ ネコブセンチュウ 100倍 全面散布土壌混和 植付前 1回 100L/10a 2回以内(但し、苗床は1回以内、本圃は1回以内)
ばれいしょ ジャガイモシストセンチュウ 100倍 全面散布土壌混和 植付前 1回 100L/10a 1回
茶(幼木) ネコブセンチュウ 2000倍 土壌灌注 生育期(但し、摘採1年半前まで) 2回以内 2L/m² 2回以内
トマトの病害虫防除
上手な使い方(生育期処理)
  1. しっかり灌水しましょう。
    作土層(地下15p程度)までしっかり薬液を到達させるには、20L/uの灌注が目安と考えられます。薬液灌注後(2L/u)、十分灌水してください。
  2. センチュウ被害が確認される前に灌注しましょう。
    生育処理での防除が出来る薬剤ですが、根部に着生したネコブは回復しません。土壌中のセンチュウ密度が上昇し始める時期に使用してください。(定植時のセンチュウ剤の残効が切れる直前に使用してください)。
使用上のポイント
  • 使用時期・・・センチュウの増殖開始前に使用する。
    • 定植前に殺センチュウ剤(くん蒸剤やネマトリンなどの粒剤)が使用されている場合の使用適期は、定植後2〜3ヶ月頃が目安です。
    • ガードホープ液剤は、センチュウ寄生により既に形成されたネコブを消失させることはできません。
    • センチュウ密度増殖前に、早めの使用(予防的使用)をお奨めします。
  • 使用方法・・・処理後の潅水により薬液を根部まで移動させる。
    • 薬液処理時の過乾燥土壌は薬液移動を妨げますので、予め潅水を行うことも有効です。
    • 栽培管理上、一度に潅水できない場合は、薬液処理から3日後までの間に、2〜3回に分けて行って下さい。
ガードホープ液剤の処理方法(例)
  • 散水ノズル潅注
    ジョウロによる処理
    ジョウロを用いて、所定の希釈液を作物の株元及び畝全体に均一に土壌潅注して下さい。また、ジョウロは細かな孔径のものを用いて下さい。
  • 潅水ノズル装着動噴による処理
    潅水ノズルを装着した動噴で、畝全体に均一に土壌潅注をして下さい。なお、作物の葉に薬液がかからないように、できるだけ土壌表面に近づけて処理して下さい。
  • 潅水装置による処理
    施設の潅水装置(潅水チューブなど)を利用して省力的に潅注する方法です。
  • 手順
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  1. 本剤を生育期に使用する場合は、所定量を1u当り2L の割合でジョウロなどを用いて均一に畝全面に土壌灌注してください。
  2. 本剤を生育期に使用する場合は、処理後根系への薬剤の移動を促すため、できるだけ早い時期に1m²当たり5〜20Lの水を灌注してください。
  3. かんしょのネコブセンチュウまたはばれいしょのジャガイモシストセンチュウに使用する場合は、植付前に所定の薬量を均一に散布し、土壌と十分混和してください。
  4. 処理時に既にネコブが着生している根は回復しないので、被害の初期に使用してください。
  5. メロンでは、処理時の展開葉に軽微な薬害を生じることがありますが、生育に影響はありません。
  6. 茶芽を収穫する茶樹成木には使用しないでください。また、未収穫茶樹幼木に使用する場合には、翌年には摘採しないでください。
  7. ぼたんに使用する場合、特に浸漬処理においては葉に薬害を生じることがありますが、その後の生育には特に影響はありません。
  8. 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
安全使用・保管上の注意
  1. 医薬用外劇物につき、取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当を受けてください。
  2. 本剤の解毒剤としては、動物実験で硫酸アトロピン製剤が有効であると報告されています。
  3. 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には、直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  4. 使用の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  5. 作業時に着用していた衣服等は、他のものとは分けて洗濯してください。
  6. かぶれやすい体質の人は、取扱いに十分注意してください。
  7. 衣服等に付着すると着色するので、取扱いに注意してください。
  8. 蚕に対して長期間毒性があるので、桑園に飛散しないように注意してください。
  9. ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱およびその周辺にはかからないように注意してください。
  10. 魚毒性等
    この登録に係る使用方法では問題ありません。
  11. 保管
    密栓し、火気や直射日光をさけ、食品と区別して冷涼な所に鍵をかけて保管してください。
    盗難、紛失の際は、警察に届け出てください。
販売:石原バイオサイエンス(株)