農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■種類:ピラクロニル・ピラゾスルフロンエチル・ブタクロール・ベンゾビシクロン粒剤
■有効成分
:ピラクロニル・・・2.0%
:ピラゾスルフロンエチル・・・0.30%
:ブタクロール・・・7.5%
:ベンゾビシクロン・・・2.0%
■性状:淡灰色細粒
■毒性:普通物
■作用機構分類
HRAC E[ピラクロニル]
HRAC B(2)[ピラゾスルフロンエチル]
HRAC K3(15)[ブタクロール]
HRAC F2[ベンゾビシクロン]
ハーディは、新規成分「ピラクロニル」、マーシェットの有効成分「ブタクロール」および「ピラゾスルフロンエチル」、「ベンゾビシクロン」を混合した新しい水稲用除草剤です。防除の難しいSU抵抗性コナギもきちんと防除しながら、後発生のノビエに対しても長い残効性を発揮、その他の雑草にも幅広い防除効果を発揮します。
  • 有効成分「ピラクロニル」配合。防除の難しかったスルホニルウレア抵抗性コナギのような雑草もきちんと防除できます。
  • 有効成分「ブタクロール」も配合しているので、ノビエに対して効果が長期間持続し、後発のノビエもしっかり抑えます。
  • 田植同時散布もできる、一発処理除草剤です。


各有効成分の雑草への効果
雑草名 ヒエ SU抵抗性雑草 感受性雑草 多年生雑草 その他
有効成分 生育期 残効性 コナギ ホタルイ 広葉 コナギ ホタルイ 広葉 ミズガヤツリ、ウリカワ 藻類 表層剥離
ピラクロニル
(2.0%)
ブタクロール
(7.5%)
ピラゾスルフロンエチル
(0.3%)
ベンゾビシクロン
(2.0%)
ハーディ1キロ粒剤
殺草効果: ◎(極大)、○(大)、△(小)
各成分はノビエに対して相乗効果があるので生育期のノビエ(3葉期、九州は2.5葉期)にきちんと効く
適用および使用方法
作物名 適用雑草名 使用量 使用方法 使用時期 適用土壌 本剤の使用回数 適用地帯 ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 ピラゾスルフロンエチルを含む農薬の総使用回数 ブタクロールを含む農薬の総使用回数 ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ウリカワ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ウリカワ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
オモダカ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
オモダカ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
クログワイ(北海道を除く) 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
クログワイ(北海道を除く) 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
シズイ(東北) 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
シズイ(東北) 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
セリ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
セリ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ヒルムシロ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ヒルムシロ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ(北海道、東北) 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ(北海道、東北) 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ(北海道を除く) 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ(北海道を除く) 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
アオミドロ・藻類による表層はく離(九州を除く) 1kg/10a 湛水散布 移植直後〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
アオミドロ・藻類による表層はく離(九州を除く) 1kg/10a 田植同時散布機で施用 移植時 砂壌土〜埴土 1回 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 1回 2回以内 2回以内
直播水稲 水田一年生雑草 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ウリカワ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
セリ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ヒルムシロ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 1kg/10a 湛水散布 イネ1葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 砂壌土〜埴土 1回 全域 2回以内 1回 2回以内 2回以内
試験成績
  • 気温が低い時でも安定した効果を発揮
    幅広い雑草に有効な成分「ピラクロニル」は気温による効果変動が少ないことが確認されています。だから散布後気温の影響を受ける心配が少ないです。
    • 試験場所:埼玉県白岡町、日産化学研究所水田
    • 土壌:軽埴土
    • 減水深:1p以下/日
    • 移植:5/6植、6/5植、7/3植
    • 試験区:1.8u/区、2連制
    • 調査:移植49〜55日目に観察調査

  • 効き目が速い
    ハーディは効果発現のスピードが速いので「効いてないのかな?」「これから効くのかな?」と不安になることが少なく、安心してお使いいただけます。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエ3葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
    ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカは3葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、オモダカ、クログワイは発生始期まで、セリは再生始期まで、シズイは草丈3cmまで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期です。
    なお、オモダカ、クログワイ、シズイに対しては、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 本剤は、移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用してください。
  • 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化及び植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 散布に当っては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用を避けてください。
  • 本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害する恐れがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 下記のような条件では薬害が発生する恐れがあるので使用を避けてください。
    @砂質土壌の水田および漏水の激しい水田(減水深2cm/日以上)
    A軟弱な苗を移植した水田
    B極端な浅植えの水田および植付け不良で根が露出している水田
  • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。
  • いぐさの栽培予定水田では本剤を使用しないでください。
  • 本剤使用後の空き袋は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
    作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 魚毒性等
    • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。
    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 散布後は河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
    • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造・販売:日産化学工業(株)