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特長
種類名 ブロマシル粒剤
有効成分 ブロマシル・・・5.0%
性状 類白色細粒
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート丸和バイオケミカル(株)へのリンク)
有効年限 5年
包装 1kg(ポリ容器)×10 1kg(袋)×20 5kg(袋)×4
作用機構分類 HRAC 5[ブロマシル]
鉄道の場面で長年にわたり実績を重ねている定評のある除草剤ハイバーXは、工場敷地や駐車場など、あらゆる緑地管理の場面で活躍しています。
  1. 緑地管理場面に優占する広葉やイネ科の雑草を一年生、多年生を問わずほとんど枯らします。
  2. 長い効果(約6ヶ月)が自慢です。
  3. 散布用具がなくても手でまけます。
    粒剤ですから手にとってそのままパ〜ッとまけます。特別に器具を用意する必要はありません。
    使用薬量の目安・・・1袋で70m²(約20坪)にまけます。
  4. 人畜毒性は普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)です。

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(製造・販売元 丸和バイオケミカル(株)へのリンク)

適用雑草及び使用方法
作物名 適用雑草 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 ブロマシルを含む農薬の総使用回数
樹木等 一年生雑草 5〜15kg/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に全面均一散布 雑草発生前〜生育期 2回以内 鉄道敷、運動場、道路、駐車場、宅地、畜舎敷地、工場敷地等 2回以内
多年生雑草 15kg/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に全面均一散布 雑草発生前〜生育期 2回以内 鉄道敷、運動場、道路、駐車場、宅地、畜舎敷地、工場敷地等 2回以内
ススキ 5〜15g/株(但し、15kg/10aまで) 植栽地を除く樹木等の周辺地に株元処理 雑草生育期 2回以内 鉄道敷、運動場、道路、駐車場、宅地、畜舎敷地、工場敷地等 2回以内

ハイバーX粒剤の製品ちらし (丸和バイオケミカル(株)へのリンク)

効果
5/12散布前 6/11散布1ヶ月後
使用方法
  • 空地や住宅・倉庫タンクの周囲
    簡単な作業で除草できるので、身近な所からお使い頂けます。
  • 駐車場・工場の敷地
    粒剤ですので、手作業でOK。気が付いた時に除草ができます。
  • グランド
    1袋(1kg)で70m²(約20坪)の広さまでお使い頂けるので、広範囲にもお役に立ちます。
  • 墓地
    効果が長持ちするので、気軽に年に一度の散布でOK。
  • 鶏舎・豚舎の周囲
    人畜毒性は普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)です。
こんな場面でお使い下さい!
空地や住宅・倉庫・タンクの周囲 鶏舎・豚舎の周囲 駐車場
墓地 グランド 工場の敷地
  • 有用樹木が近くにあります。どの位離したら良いでしょうか?
  • 「薬剤がかからないこと」「根から吸収されないこと」が大原則です。一般的には図の点に注意してください。
  • 休耕田に使用したいのですが?
  • 実際に休耕田に使用された結果、隣接の水田に流入して薬害を生じたケースがあります。 従って、休耕田には使用しないようお願いします。
  • 農道・畦畔には使用できますか?
  • このような場所ではハイバーX粒剤は使用できません。
  • ハウスの周囲には使用できますか?
  • 使用できません。
  • 井戸の周りで使用できますか?
  • 使用できません。
  • 降雨で除草剤が流されませんか?
  • ハイバーX粒剤は散布後土壌中で土の粒子(コロイド)に吸着され、安定した処理層を形成します。従って散布前後に大雨があった場合や、土壌が流亡しやすい傾斜地での使用でない限り、通常は雨で流されてしまうようなことはありません。但し、図のような所は、影響が生じやすいので、使わないでください。
  • ハイバーX粒剤はどの位の期間にわたって、土壌中に残っているのでしょうか?
  • ハイバーX粒剤は散布後土壌中で、主に微生物の働きによって徐々に分解していきます。図のように標準量で散布された場合、大体9ヶ月後には作物がごくわずかに影響を受ける程度にまで分解します。1年後には、ほとんど残留は見られません。
  • 散布後に植樹や作物を作りたい場合、どの程度期間をおいたらよいでしょうか?
  • 散布後まる1年間は放置しておくことをおすすめします。但し図のように分解が長びく場合もありますので、植樹や作付けが出来るかどうかの判断は、後述の薬剤残留検定法によって調べておくことが必要です。
  • ハイバーX粒剤が万一水田に流入してしまった場合、その対策はありますか? また翌年の植え付けは大丈夫でしょうか?
  • 不幸にして流入し水稲が枯れ始めてきた場合、新しい苗を植えても健全に生育するケースは殆どありません。またハイバーX粒剤を中和させる薬品もないため、その年は残念ながら放置せざるを得ません。従って翌年の植え付けのためには、次の対策を講じハイバーX粒剤の分解を早めてください。

  • 樹木のすぐ近くに誤って散布してしまいました。影響を軽減させる方法はないでしょうか?
  • ハイバーX粒剤は土壌処理型除草剤ですので、できる限り次のような方法を講じてください。

  • 前年度、ハイバーX粒剤を散布した土壌に、作付けすることが可能かどうかを検定する簡単な方法はありますか?
  • 精密に分析するにはガスクロマトグラフィーを用いた科学的な分析が必要となります。ここでは一応の目安をつける<生物検定法>についてご説明致します。

  • ハイバーX粒剤で効きにくい雑草はありますか?
  • ハイバーX粒剤は多くの雑草に強力な効果があります。但し、次のような雑草には効果がないか、または不充分です。このような雑草が多い場所では、他剤との混用をしてください。
    ヒユ科 イヌビユ、ホナガイヌビユ、ヒナタイノコズチ
    ツル草類 クズ、ヤブガラシ、ヒルガオ、ヘクソカズラ
    イネ科 ササ類、竹類、ヨシ、ススキ
    ドクダミ科 ドクダミ
    タデ科 イタドリ
    バラ科 ナワシロイチゴ、ノイバラ
    ユリ科 ノビル
使用上の注意
  • 本剤が植物の根から吸収されると薬害が発生するので、水田や水田への利用が考えられる用水路等に本剤の流入が想定される場所や、農作物および樹木類等有用植物の付近では使用しないでください。
  • 本剤が流出するような激しい降雨が予想される場合は散布を行わないでください。
  • 傾斜地や砂質土壌では、本剤の流出による薬害のおそれがあるので使用しないでください。
  • 本剤のススキに対する散布適期は雑草生育期(草丈30p以下)であり、生育の進んだ雑草には効果が劣るので、時期を失しないように散布してください。
  • 松の近くでは使用しないでください。
  • 水源池、飲料用水、灌漑用井戸、養殖池等に本剤の飛散や流入及び浸透が想定される場所では散布を行わないでください。
  • 本剤を散布した場所やその付近では、植物の植付けは行わないでください。
  • ハウス等の施設内およびその周辺では使用しないでください。
  • 本剤の雑草発生前での使用においては、土壌全面に均一に処理してください。
  • 宅地等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • 誤食に注意してください。万一、中毒を感じた場合、あるいは誤って飲み込んだ場合には、多量の水を飲ませるなどして胃の中のものを吐き出させ、安静にして直ちに医師の手当を受けてください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 散布器具、容器はよく洗浄し、洗浄廃液は直接河川や用水路に流れ込まないように十分注意し、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。空袋、空容器等はほ場などに放置せず、環境に影響のないよう適切に処理してください。
  • 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努めてください。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収してください。
  • 移送取扱いは、ていねいに行ってください。
販売:丸和バイオケミカル(株)