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耐雨性


シモキサニルの耐雨性が高いことは比較的よく知られています。浸達性が高く、散布後速やかに葉面内に吸収されるためです【図1、2】。一方、ファモキサドンも葉の表層においてワックスと結合し、疎水性の保護膜を形成するため降雨の影響を受けにくく【図3、4】、両成分を混合したホライズンドライフロアブルは極めて雨に強い殺菌剤です【図5、6】
【図1】
【ばれいしょの葉部におけるシモキサニルの浸達性】
試験方法
@ ばれいしょの葉をボーラーで打ち抜き、円板状の葉の切片(リーフディスク)を用意する。
A シモキサニルの溶液(300ppm)および対照A剤の溶液(600ppm)を調製し、ろ紙に浸み込ませる。
B @で用意したリーフディスクの表面を下にしてAで用意したろ紙の上に置く。
C 10分、1時間、6時間後にろ紙を取り除く。
D ばれいしょ・疫病菌を葉の裏側に噴霧接種する。
E 20℃で5日間管理し、発病程度を観察評価(指数:0〜4)する。
1995年 デュポン社 欧州研究開発センター
【図2】
【ばれいしょの葉面におけるシモキサニルの耐雨性】
降雨処理:
薬剤散布1.5時間後に人工降雨装置を使用して10mmの雨を16分間降らせた。
調査時期:薬剤散布5日後
1995年 オランダ・ばれいしょ研究所
【図3】
【降雨条件下におけるぶどう・べと病に対する防除効果】
散布1日後降雨処理、降雨1日後接種、接種7日後調査
1998年 デュポン社 欧州研究開発センター
【図4】
【降雨処理によるばれいしょ・疫病に対する防除効果の低下】
散布3時間後降雨処理、降雨1日後接種、接種6日後調査
1998年 デュポン社 欧州研究開発センター
【図5】
【ばれいしょ・疫病に対する耐雨性】
降雨処理:
薬剤処理24時間後、20mm/時間x1時間
接種方法:
降雨処理、自然乾燥後
平成10年 日産化学(株) 生物科学研究所
【図6】
【きゅうり・べと病に対する耐雨性】
降雨処理:
薬剤処理24時間後、20mm/時間x1時間
調査方法:
病斑面積率より防除価を算出
平成10年 日産化学(株) 生物科学研究所