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トマト

来暦
トマトは学名でLYCOPERSICON ESCUIENTUMで、食用になる「狼の桃」、フランス語では「愛のリンゴ」、イタリア語では「黄金のリンゴ」と呼ばれているナス科の野菜です。
現在のトマトの先祖は"チェリートマト"といわれるミニトマトと考えられます。起源地については、ペルー説とメキシコ説があり、現在ではメキシコ説が有力である。最初に日本に入ったのはヨーロッパから中国を経て17世紀に導入されていたと思われる。本格的には、明治に入ってアメリカやイギリスから導入され試作されました。大衆的な野菜になったのは第2時世界大戦前後からです。
トマトの栄養
緑黄色野菜であるトマトは、各種ビタミン、ミネラル等をバランスよく含んでいるので、ガン予防、細胞の老化を防ぎ、動脈硬化を予防します。特に注目されるのはミネラルのカリウムが230mg/可食部100g含まれていることです。カリウムにはナトリウムのバランスをとって高血圧を予防する効果があります。
栽培のワンポイント
チッソ肥料を控えめに・・・
元肥にチッソが多過ぎると、初期生育が旺盛になって、第1〜第2花房落花を誘うことになります。元肥のチッソは控えめにして、追肥で調整するようにしましょう。
また、定植適期苗の目安は一番花が一部咲き始めた頃です。これより若苗だと吸肥力が強くなりがちで、落花や石灰欠乏症につながり易くなるので注意が必要です。
20mlの種子粒数は約1,600粒くらいです。(注:品種によって差があります)
トマト黄化萎縮症の発生要因と対策