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効果・薬害などの注意 |
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- 散布液調製後はそのまま放置せず、できるだけ速やかに散布してください。
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
- マシン油乳剤との混用およびマシン油乳剤散布後14日以内の近接散布は避けてください。
- 広範囲の殺虫剤、殺菌剤と混用できますが、石灰硫黄合剤等強アルカリ薬剤との混用は避けてください。
- 高温時のうり類に対する使用は、薬害の恐れがあるので避けてください。
- 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
- 散布は各散布機種の散布基準に従って実施すること。
- 散布に当たっては、散布機種に適合した散布装置を使用すること。
- 散布液の飛散によって桑及び自動車やカラートタンの塗装等への影響を与えないように十分注意すること。
- 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
- 水源池、飲料用水、養殖池、養魚田等に本剤が飛散流入しないように十分注意すること。
- 特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わないこと。
- 作業終了後は次の項目を守ること。
- 使用後の空の容器は放置せず、適切に処理すること。
- 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
- 夏場高温時の散布は、薬害症状が激しくなることがあるので避けてください。
- 散布直後の降雨などがある場合、湿度上昇により薬害が発生しやすいので注意してください。
- そらまめ、未成熟そらまめには、薬害を生じる恐れがあるので使用を避けてください。
- かんきつに使用する際は、薬害軽減のため炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- なしに使用する場合、若葉の頃の散布は薬害を生ずる恐れがあるので有袋栽培の大袋掛以降、新梢の伸びが停止してから散布してください。また、二十世紀以外の品種では果実着生時の散布は薬害の恐れがあるので避けてください。
- いちごおよびぶどうに使用する場合は、葉に薬害を生じる恐れがあるので過度の連用を避けてください。また、果実に汚れが生じる恐れがあるので、着果期以降の散布には注意してください。
- 巨峰系(巨峰、ピオーネ)に対しては、散布時期によっては葉及び果実に薬害を生じるおそれがあるので、袋かけ前などの散布には注意してください。
- りんごに使用する場合は、薬害の発生が懸念されるため必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。また、複数回散布によって薬害を助長することがあるので注意してください。
- 新梢、葉に対する薬害軽減のため、銅に弱い品種や薬害の出やすい時期に使用する場合は、必ず炭酸カルシウム水和剤を加用してください。
- 幼苗期の散布または過度の連用は薬害を生じる恐れがあるので避けてください。
- 本剤は果実に汚れが生じる恐れがあるので注意してください。
- 本剤は蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
- 本剤の使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
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安全使用・保管上の注意 |
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- 誤飲、誤食などのないように注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
- 粉末は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- 散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
- 本剤は水産動植物(藻類)に影響をおよぼす恐れがあるので河川、養殖池等に、飛散、流入しないように注意してください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意してください。
- 使用残りの薬剤が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
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