農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■種類:ブタクロール・ペントキサゾン乳剤
■有効成分
:ブタクロール・・・12.0%
:ペントキサゾン・・・4.0%
■性状:類白色乳濁液体
■毒性:普通物
■作用機構分類
HRAC K3(15)[ブタクロール]
HRAC E[ペントキサゾン]
  • 代かき同時、田植同時に散布できる水稲用初期除草剤です。
  • 滴下装置「滴下美人」を使用することで、代かき同時散布ができます。
  • このため初期除草剤散布にかかっている時間を省くことができます。
  • 一発剤や中後期剤との組み合わせで、長期間雑草の無いきれいな水田を実現します。
適用および使用方法
作物名 適用雑草名 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 ブタクロールを含む農薬の総使用回数 ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
クログワイ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
クログワイ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
クログワイ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
コウキヤガラ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
コウキヤガラ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
コウキヤガラ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 500ml/10a 原液湛水散布 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 500ml/10a 植代時に原液のまま散布し混和する 植代時(移植7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 500ml/10a 田植同時散布機で施用 移植時 1回 2回以内 2回以内
直播水稲 水田一年生雑草 300ml/10a 原液湛水散布 湛水直播の代かき後〜は種前7日 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 300ml/10a 代かき時に原液のまま散布し混和する 湛水直播の代かき時(は種7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 300ml/10a 原液湛水散布 湛水直播の代かき後〜は種前7日 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 300ml/10a 代かき時に原液のまま散布し混和する 湛水直播の代かき時(は種7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 300ml/10a 原液湛水散布 湛水直播の代かき後〜は種前7日 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 300ml/10a 代かき時に原液のまま散布し混和する 湛水直播の代かき時(は種7日前まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 300ml/10a 原液湛水散布 湛水直播の代かき後〜は種前7日 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 300ml/10a 代かき時に原液のまま散布し混和する 湛水直播の代かき時(は種7日前まで) 1回 2回以内 2回以内


試験成績
  • 2つの優れた有効成分を配合。様々な草種の雑草をしっかり枯らします。
    雑草名 一年生雑草 多年生雑草
    原体及び薬剤名 ノビエ カヤツリグサ科 コナギ その他広葉雑草 マツバイ ホタルイ ミズガヤツリ ヘラオモダカ クログワイ
    ブタクロール
    ペントキサゾン
    イネゼットEW
    【除草効果】◎:よく効く、○:効く、□:効果あり、△:効果劣る、X:不効
    ノビエ
    アゼナ
    ホタルイ
  • 各種SU抵抗性雑草に、優れた除草効果を発揮!

    • 試験場所:クミアイ化学工業(株)生物科学研究所ガラス温室(平成12年)
    • 試験規模:ワグネルポット、2連制
    • 土壌:菊川水田土(埴壌土)
    • 調査:処理後20日目
  • 約20日間、各種雑草の後発をしっかり押さえる!
    • 試験場所:クミアイ化学工業(株)生物科学研究所ガラス温室(平成12年)
    • 雑草:代かき後清水処理した後、10日、20日、30日後に播種
    • 規模:ワグネルポット、2連制
    • 土壌:菊川水田土(埴壌土)
    • 調査:雑草種子播種後20日目
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用の直前に容器をよく振ってください。
  • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。各雑草の散布適期は以下の通りです。
    ホタルイ、ミズガヤツリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・発生始期まで
    ヘラオモダカ、クログワイ、コウキヤガラ・・・・・・・・・・・・・・発生前まで
    クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組合せで使用してください。
  • 苗の植え付けが均一になるように、整地、代かきはていねいに行い、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除いてください。また、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行ってください。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を水田全面にゆきわたるよう散布し、少なくとも4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないよう注意し、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 苗に付着すると軽微な薬害を生じることがあるので、本剤を移植後に散布する場合は水稲になるべくかからないようにしてください。
  • 梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下するおそれがあるので使用はさけてください。
  • 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので水管理に注意してください。
  • 散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温では、初期生育の抑制が生じるおそれがあるので使用しないでください。
  • 以下の水田では初期生育の抑制を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
    @砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
    A軟弱徒長苗を移植した水田
    B極端な浅植や深植をした水田
  • 直播水稲に使用する場合は以下に注意してください。
    • 出芽時に湛水条件になると薬害が生じるので、水管理に注意してください。
  • れんこん、くわい、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導をうけることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗してください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 漏出時は、保護具を着用し、布・砂等に吸収させ他の容器に回収してください。
  • 使用量に合わせ秤量し、使い切る。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し適切に処理してください。洗浄水は圃場等で使用してください。
  • 移送取扱は、ていねいに行い、転倒・破損することのないようにしてください。
  • 魚毒性等
    水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。散布後は水管理に注意してください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造・販売:日産化学工業(株)