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特長
種類名 マンゼブ水和剤
有効成分 マンゼブ・・・20.0%
性状 暗黄色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日本農薬(株)へのリンク)
有効年限 3年
包装 500mlx20
作用機構分類 IRAC UN[マンゼブ]
FRAC M03(M)[マンゼブ]
  • マンゼブは、ジチオカーバメート系の保護殺菌剤で、植物体上に付着して主として胞子発芽を強く抑制する事により病原菌の侵入を阻害し、殺菌効果を発揮します。
  • 園芸殺菌剤として幅広く使用されているジマンダイセン水和剤のフロアブル製剤です。水和剤に比べ果面の汚れが大幅に軽減できます。
  • 展着剤を加用する事で、より一層の汚れ軽減ができます。
    ジマンダイセン水和剤800倍
    ジマンダイセンフロアブル800倍
  • 特に、トマト・疫病、きゅうり・べと病、きく・白さび病に優れた予防効果を発揮します。
  • ミツバチやマルハナバチなどの有用昆虫に対する影響が少ない薬剤です。

ジマンダイセンフロアブルの製品ページへ
(製造・販売元 日産化学(株)へのリンク)

安定した効果の秘密
亜鉛殻理論
成分分子は、集合し結合しあい亜鉛を薄い外殻とする極微粒子を構成します。EBDCの活性部位は、植物体上でその殻から徐々に放出されるため、効果の持続と植物への安全性が保たれます。
極微粒子構造
有効成分が集合・結合
亜鉛が極微粒子の外側を薄いネット状に配置

散布液が均一になる(懸濁性が良い)
作物をカバーする面積が大きくなる
茎葉表面にしっかり付着する
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 マンゼブを含む農薬の総使用回数
きゅうり 褐斑病 500〜800倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
べと病 500〜800倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
メロン べと病 500〜800倍 散布 収穫7日前まで 5回以内 150〜300L/10a 5回以内
トマト 疫病 800〜1000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
葉かび病 800倍 散布 収穫前日まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
ぶどう 晩腐病 800倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
黒とう病 800倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
べと病 800〜1000倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
きく 白さび病 500〜800倍 散布 - 8回以内 150〜300L/10a 8回以内

ジマンダイセンフロアブルの製品ちらし (日産化学(株)へのリンク)

上手な使い方
浸透移行性がない保護殺菌剤で残効姓を持っているので、基幹防除剤として予防的に体系の中に組み入れることが効果的です。
  • ジマンダイセンフロアブルを使用したいのですが、いつ使うと良いですか。
  • 予防効果が高い保護殺菌剤です。病気が発生する前に予防的に使用してください。野菜は1週間おきの散布をおすすめします。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤と混用できないとありますが、どの程度散布間隔をあけるとよいですか。
  • 薬害をふせぐため、先に石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤等を散布し、散布後少なくとも10日以上を空けてジマンダイセンを散布してください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤と混用できないとありますが、どの程度散布間隔をあけたらよいですか。
  • 薬害をふせぐため、先に石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤等を散布し、散布後少なくとも10日以上を空けてジマンダイセンを散布してください。
  • ラベルに記載されている以外の作物で使用できますか。
  • ラベルに記載されていない作物に使用することはできません。使用した場合、その作物を出荷することはできません。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
  • 使用の際は容器を良く振って均一な状態にしてから、所定量を取り出してください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤との混用は避けてください。
  • 極端な高温多湿条件化では、軟弱幼苗に薬害の出る恐れがあるので注意してください。
  • トマトの葉かび病、きくの白サビ病に対して使用する場合、発病後では効果がやや低いので、発病初期から時期を逃さず散布してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水などは河川などに流さないでください。また、空容器は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
安全使用・保管上の注意
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物などとの接触を避けてください。
  • 夏期高温時の使用を避けてください。
  • 直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密栓して保管してください。
製造・販売: 日産化学(株)
日本農薬(株)