農薬情報>除草剤>水稲用


特長
■種類名:シハロホップブチル・ベンゾビシクロン・MCPB粒剤
■有効成分
:シハロホップブチル・・・1.8%
:ベンゾビシクロン・・・2.0%
:MCPBエチル・・・2.4%
■性状:淡灰色細粒
■毒性:普通物
■有効年限:5年
■包装:1kg×12袋 ダンボール箱
■作用機構分類
HRAC A(1)[シハロホップブチル]
HRAC F2[ベンゾビシクロン]
HRAC O(4)[MCPBエチル]
  • シハロホップブチルは、3葉期までのノビエに高い効果を示し、ベンゾビシクロンは、3葉期までのホタルイと一年生雑草や多年生雑草まで幅広い雑草に高い効果を示し、MCPBは、広葉雑草全種に高い効果を示します。
  • 非SU除草剤なので、スルホニルウレア系除草剤に感受性が低下したホタルイ類、アゼナ類、コナギに対しても、高い効果が期待できます。(SU抵抗性雑草
  • 畦畔から侵入する雑草に高い効果。
  • 直播水稲にも使用できます。
  • 水稲に対して高い安全性を示します。
適用雑草及び使用方法
作物名 適用雑草名 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 シハロホップブチルを含む農薬の総使用回数 ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数 MCPBを含む農薬の総使用回数
移植水稲 ウリカワ 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
ヒルムシロ 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
ミズガヤツリ 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
一年生雑草 1kg/10a 湛水散布 移植後15日〜ノビエ3葉期(但し、移植後30日まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
直播水稲 ウリカワ 1kg/10a 湛水散布 イネ4葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
ホタルイ 1kg/10a 湛水散布 イネ4葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
マツバイ 1kg/10a 湛水散布 イネ4葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
ミズガヤツリ 1kg/10a 湛水散布 イネ4葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内
一年生雑草 1kg/10a 湛水散布 イネ4葉期〜ノビエ3葉期(但し、収穫90日前まで) 1回 3回以内 3回以内 2回以内

使 用 時 期


 移植前後または播種後の除草剤と体系で使用してください。

(三井化学アグロ(株)社内試験)

試験成績

殺草スペクトラム

1年生雑草 多年生雑草
雑草名 ノビエ カヤツリグサ アゼナ類 コナギ イボクサ アゼガヤ その他広葉 マツバイ ホタルイ ミズガヤツリ ウリカワ ヘラオモダカ オモダカ ヒルムシロ
成分・薬剤
シハロホップブチル
ベンゾビシクロン
MCPB
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきること。
  • 多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意すること。ホタルイは3葉期まで、ミズガヤツリ、ウリカワ(移植水稲)は2葉期まで、ウリカワ(直播水稲)は発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期である。
  • 苗の植付けが均一となるように代かきをていねいに行うこと。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行うこと。
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて湛水のまま田面に均一に散布し、少なくとも3〜5日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないこと。また、止水期間中の入水は静かに行うこと。
  • 移植前後又は播種後の初期除草剤による土壌処理との体系で使用し、雑草の発生状況をよく観察し、時期を失しないよう適期に散布すること。
  • 乾田直播では、入水前散布の除草剤との体系で使用することが望ましい。
  • 乾田直播の場合は入水後、しばらくは漏水が多く、効果不足や薬害の出るおそれがあるので漏水が少なくなってから散布すること。
  • 下記のような条件では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけること。
      1)砂質土壌の水田及び漏水田(減水深2cm/日以上)
      2)軟弱な苗を移植した水田
      3)極端な浅植の水田及び浮き苗の多い水田
      4)稲の根が露出している水田
  • 本剤はホルモン作用を持つ除草剤で、処理後低温が続く場合は稲苗の生育抑制などの薬害を生じるおそれがあるので、処理時期の平均気温が15〜16℃以下になるような場合には使用をさけること。
  • 本剤はその殺草特性から、とうもろこし、食用びえ、ソルガム等のイネ科作物の生育を阻害するおそれがあるので、散布田の水田水をこれら作物に灌水しないようにすること。
  • 空袋等は圃場などに放置せず、環境に影響のないよう適切に処理すること。
  • 河川、湖沼、地下水等を汚染しないよう、水管理を適正に行うこと。
  • 本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 誤食などのないよう注意すること。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けること。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、散布の際は手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用して薬剤が皮膚に付着しないよう注意すること。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないこと。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用すること。
  • 散布後は水管理に注意すること。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないこと。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理すること。
  • 貯蔵上の注意事項
    直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管すること。
製造・販売: ダウ・アグロサイエンス日本(株)
三井化学アグロ(株)