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各種ハダニ(Tetranychus属、Panonychus属)に対して高い効果があります。 |
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供試ハダニ |
LC50(ppm) |
雌成虫 |
幼虫 |
卵 |
ナミハダニ |
1.4 |
0.6 |
3.6 |
カンザワハダニ |
3.5 |
1.0 |
5.3 |
ミカンハダニ |
1.2 |
0.5 |
3.4 |
※供試虫(供試作物):ナミハダニ(いんげん葉)、カンザワハダニ(いんげん葉)、ミカンハダニ(みかん葉)
※試験方法:リーフディスク法 |
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各発育ステージ(卵、幼虫、若虫、成虫)に対して高い効果があります。 |
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発育ステージ |
LC50(ppm) |
卵 |
2.9 |
幼虫 |
0.9 |
第一若虫 |
1.6 |
第二若虫 |
2.0 |
雌成虫 |
3.7 |
※供試虫(供試作物):カンザワハダニ(いんげん葉)
※試験方法:リーフディスク法 |
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抵抗性ハダニに対して優れた効果があります。 |
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●和歌山県果樹園芸試験場(4年) ミカンハダニ
品種:八朔 散布:6月1日 |
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温度(15〜35℃)による影響はほとんどありません。 |
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温度(℃) |
LC50(ppm) |
15 |
5.4 |
20 |
4.9 |
25 |
5.1 |
30 |
4.2 |
35 |
2.8 |
※供試虫(供試作物):カンザワハダニ(いんげん葉)
※試験方法:リーフディスク法 |
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高い耐雨性があります。 |
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散布当日 |
散布1日後 |
散布2日後 |
無降雨 |
降雨 |
無降雨 |
降雨 |
無降雨 |
降雨 |
カネマイトフロアブル |
LC50(ppm) |
2.5 |
3.9 |
3.0 |
4.0 |
2.8 |
3.6 |
耐雨係数 |
0.64 |
0.75 |
0.78 |
市販剤S |
LC50(ppm) |
9.8 |
40 |
15 |
115 |
13.3 |
46 |
耐雨係数 |
0.25 |
0.13 |
0.29 |
※供試虫(供試作物):カンザワハダニ(いんげん葉)
※試験方法:大起理化製降雨装置(10mm/hr)
リーフディスク法 |
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速効性があり、かつ残効が長い。 |
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散布後の飛び込み(移動してくる)ハダニにも有効です。 |
●長崎県果樹園芸試験場(4年) ミカンハダニ
品種:岩崎早生 散布:9月7日 |
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浸透移行性はありません。 |
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● カネマイトはいずれの処理方法においても浸透移行性は認められません。 |
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片側の葉から反対側の葉への移行 |
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葉表から葉裏、または葉裏から葉表への移行 |
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根からの移行 |
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ガス効果はありません。 |
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天敵への影響はありません。 |
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● 下記の天敵に安全性が高い(影響なし〜影響少)ことが確認されています。 |
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カブリダニ(オクシデンタリスカブリダニ、ケナガカブリダニ、チリカブリダニ)、コモリグモ、クサカゲロウ、オンシツツヤコバチ、オサムシ、ハネカクシ、ナミテントウ |
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蜂類への影響はありません。 |
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● ミツバチ、マメコバチに対して影響がないことが確認されています。 |
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ミツバチ |
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直接殺蜂性:50倍〜1000倍希釈液散布で死亡固体なし(72時間後)
群態への影響:1000倍希釈液散布で異常なし(20日後)
〔調査項目〕 |
女王バチの異常、女王バチへの働きバチの異常行動、巣内の働きバチの異常行動、働きバチの攻撃性の異常、累積死亡数、翅型異常ハチ発現数、異常ハチ児発現数 |
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マメコバチ |
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直接殺蜂性:1000倍希釈液散布で死亡個体なし(5日後) |
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蚕、鳥類、ミミズ、水生生物への影響はありません。 |
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ミツバチ、マメコバチに対して影響がないことが確認されています。 |
試験生物 |
希釈倍数
処理量 |
結果 |
カイコ |
1000倍 |
安全日数4日 |
ウズラ |
200〜5000ppm |
LC50>5000ppm |
マガモ |
48〜5000ppm |
LC50>5000ppm |
ミミズ |
63〜1000ppm |
LC50>1000ppm |
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試験生物 |
試験方法
水温 |
結果 |
スジエビ |
半止水式 23℃ |
LC50(96hr)>150ppm |
ヒメダカ |
流水式 23℃ |
LC50(96hr)>95ppm |
ユスリカ |
流水式 23℃ |
LC50(96hr)>100ppm |
ヤゴ |
流水式 23℃ |
LC50(96hr)>100ppm |
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