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植物を健康に育てるには欠かせない

珪酸塩白土とは?

珪酸塩白土とは?


珪酸塩白土の主成分(%) 珪酸塩白土に含まれる主なミネラル
珪酸 ・・・ 72.96
アルミニウム ・・・ 9.92
・・・ 4.95
ナトリウム ・・・ 4.98
カルシウム ・・・ 3.27
カリウム ・・・ 0.13
マグネシウム ・・・ こん跡
水溶性イオン
Na、Al、Fe、Ti、Pb、Cu、Mn、
Ag、B、Zn、Sn、Ni、Crなど
置換性塩基
Ca、Mg、K、Naなど
その他P(リン酸として)
珪酸塩白土は秋田県の八沢木という地域のみで採掘される白い粘土で、「軽質多孔性高度珪化珪酸塩白土(優良質2対1型モンモリロナイト粘土)」という天然地質品です。当地ではかつて下痢や外傷などの秘薬として用いられ「魔法の白土」と呼ばれていました。珪酸塩白土は多くのミネラル(金属イオン)が付着したコロイド粒子の集まったもので、不純イオンや不良ガスを吸着して、水や土を強力に浄化する機能があります。また生物が生命活動を営む上で必要なミネラルが16種類含まれています。珪酸塩白土は高機能性多目的応用面を有しており、園芸・農業・畜産・水産・食品・医療品などいろいろな分野で使われています。ミリオン・ミリオンA・ハイフレッシュは採掘された珪酸塩白土を乾燥処理し、形状的に選別された園芸用資材で、いろいろな用途に使い分けられています。
珪酸塩白土の効果
  • 根腐れ防止
    土壌の団粒化、イオン交換作用による不純イオン・不良ガスの吸着・除去、酸度調整、静菌作用、毛細根の生長促進などにより根腐れを強力に防止します。
  • 水の活性化
    コロイド粒子のイオン交換作用による浄化作用で水質が良くなり、水が腐りません。またミネラルを豊富に含んだ良質のミネラル水を作ります。球根の水栽培やハイドロカルチャーではほとんど水替えが必要になります。
  • 古い土の再生
    植物を育てた土は、肥料やミネラルが消費されたり、老廃物がたまったりして疲労します。珪酸塩白土は土壌中の不良ガス・不純イオン・雑菌などを吸着・除去し、酸度を調整、また土壌を団粒化してやわらかくし、ミネラルを補給することによって、古い土も健康な土によみがえらせます。
  • ミネラルの補給
    珪酸塩白土には生物の生命と成長に必要な有効ミネラルが16種類も含まれています。十分なミネラルを与えられた植物は光合成と代謝が促進され、強い生命力を持つようになり、健康に育ちます。
  • 光合成の促進
    珪酸塩白土は光合成に関するマグネシウムや鉄などのミネラルを豊富に含んでいますので、植物の光合成を促進します。即効的な葉面散布も可能で、光量不足による障害を解消します。
  • 肥料効率のアップ
    珪酸塩白土のコロイドは、通常では根が分解・吸収できずに流失してしまうリン酸化合物からリン酸を切り離して、吸収されやすいリン酸カルシウムやリン酸マグネシウムに再固定させます。リン酸を取り込むこのような機能のためにリン酸の効きは非常に良くなります。また、珪酸塩白土は土壌中(水中)の余分なアンモニウムイオン(チッソ成分)を吸着して貯蔵し、不足してきた時に土壌に還元する機能もありますから、肥効をコントロールし、チッソの効き過ぎを防ぎます。このため花付きがよくなり、果実類も食味が良くなり、また、チッソの効き過ぎによる障害を緩和します。
  • 薬害の軽減
    珪酸塩白土は土壌を混合したり葉面散布することによって、残留農薬や重金属を吸着・分解し、植物や環境を薬害から守ります。
  • 連作障害解消
    珪酸塩白土の浄化作用と静菌作用によって土壌が活性化され、野菜や草花の連作を可能にします。(肥料バランス・ミネラルバランスを整える。)
  • 冷・早害防止
    多孔性の軟質粘土である珪酸塩白土には、保湿効果と保温効果があるため、土壌に混和すると冷害や早害を緩和します。
珪酸塩白土の使い方・・・5つのポイント
  • 溶かす・・・ハイフレッシュ
    • 水に溶かして水やり代りに。
    • 液肥に溶かして。
    • 溶かした液を葉面散布(溶かしてすぐならジョウロで、ハンドスプレーを使う場合は数分静置した半濁液か上澄みを使う)。
  • まぶす・・・ハイフレッシュ、ミリオン
    • 植え付け、植え替えの時根にまぶす。
    • 挿し木、挿し芽、葉さしでは、ハイフレッシュをさし穂の切り口に。
    • 水に浸した種にハイフレッシュを粉衣して種まき。
    • ジャガイモなど種イモの切り口にミリオンを。
  • 敷く・・・ミリオンA
    • テラリウム、水栽培、ディッシュガーデン、ハイドロカルチャーなどで、容器の底にひとならべ。
    • 鉢植えの鉢底に。
    • 熱帯魚などの水槽の底に。
  • 混ぜる・・・ミリオン、ミリオンA
    • 園芸全般。培養土にミリオンを1〜2割。
    • バークチップ、軽石、水ゴケなどの植込み材には粗めのミリオンAを。
  • まく(置く)・・・ミリオン、ミリオンA
    • 容器栽培では表土にミリオンAを。