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補正予算見直し、農水は4763億円停止

日本農業新聞 平成21年10月7日
 政府は10月6日、2009年度補正予算について、2兆5169億円を執行停止すると発表した。このうち農林水産関係では、総額1兆302億円の46%に当たる4763億円の執行を停止する。
 削減対象は全94事業中、一部停止を含め59事業に上った。農地の貸し手に補助をする「農地集積加速化事業」は全面停止し、2979億円全額を返納する。
 農地集積事業以外の基金造成事業で、地方自治体が造成するものなどを除き、10年度以降に支出する予定の1018億円を返納。基金造成事業以外でも、独立行政法人などの施設整備費のうち発注済の設計経費などを除く121億円を返納するとした。
 ただ、全府省分の執行停止総額は、目標とされる3兆円には届いていない。仙谷由人行政刷新担当相は7日以降も補正予算の精査を続けることを表明した。これに対し、赤松広隆農相は6日の閣議後会見で「これ以上は切れない。やり過ぎだと言われるぐらい切ったつもり」と述べ、補正予算見直しの“再査定”が農水省分には及ばないとの認識を示した。
 6日夕に記者会見した山田正彦副大臣は、削減対象の4763億円のうち、「本予算の中に入れておかなければならないものも、350億円ほどある」と述べ、15日が期限の10年度予算の概算要求に一部の事業を盛り込む意向を示した。
2009年度補正予算見直しの主な結果
予算額 返納額
農地集積加速化事業 2979 2979
土地改良負担金償還特別緊急支援対策事業 200 20
需要即応型生産流通体制緊急整備事業(水田フル活用支援) 1100 423
食料供給力向上緊急機械リース支援事業 250 0
畜産自給力強化緊急支援事業 150 0
優良繁殖雌牛更新促進事業 79 0
農地有効利用支援整備事業 200 120.4
耕作放棄地再生利用緊急対策 150 147.9
森林整備加速化・林業再生事業 1238 0
太陽光パネル緊急導入事業 86 79.9
(単位:億円)
 【参照】:「補正予算執行停止、3000億円超で調整

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