農薬情報>除草剤>水稲用


特長
種類名 クミルロン・ペントキサゾン剤
有効成分 クミルロン・・・15.0%
ペントキサゾン・・・4.5%
性状 類白色錠形
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート科研製薬(株)へのリンク)
有効年限 4年
包装 500gx20袋
作用機構分類 HRAC 0[クミルロン]
HRAC 14[ペントキサゾン]
  • 円盤状の固形錠剤なので風があっても遠くまで投げ込みやすく、初期除草が手軽に行えます。
    50g/個のジャンボ剤(錠剤)を畦畔から投げ入れると水中に沈んでから拡散します。
    水中に沈んでから拡散するので、表層の障害物(薄膜状の藻程度)による拡散の影響を受けにくいです。
  • 移植前後に登録があります。
    水田の植代後から、また移植直後から散布できます。
  • スルホニルウレア系除草剤に抵抗性のアゼナ類、ホタルイに有効です。
  • 初期の雑草防除に最適
    ノビエ及び一年生雑草、マツバイ、ホタルイに有効です。
  • アゼナ類にもすぐれた効果
    問題のアゼナ・アメリカアゼナ等の一年生広葉雑草にも高い効果を示します。
  • 水稲にやさしい
    優れた選択性を示し、水稲に対する影響はほとんどありません。

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(製造・販売元 科研製薬(株)へのリンク)

実験例

投入後ただちに発泡し有効成分を拡散します。
上手な使い方
  • 使用量
    草笛ジャンボは1個50gの錠剤です。1袋に10個(500)入っています。10a当り10個を水田に投げ入れて下さい。
  • 使用時期
    近畿・中国・四国の普通期栽培地域
    植代後 −4 移植直後 5日(ノビエ1葉期まで)
    使用時期 使用時期
    北海度
    移植直後 5日(ノビエ1葉期まで)
    使用時期
    • 植代後から移植前4日(北海道は除く)、または移植直後からノビエの1葉期までに散布して下さい。
    • 体系処理によって的確で長い効果が期待できます。必要に応じて、一発剤・中期剤と体系で処理して下さい。
  • 使用方法(散布例)
    • 10アール当たり10個(50g×10個)または20個の割合で、6〜10mの間隔で畦畔から処理してください。
    • 処理地点に白く残ることがありますが効果薬害に問題はありません。


      事例1 事例2


      10アール(1反)当たり10個の割合で処理して下さい。 5アールの場合は5個を投げ込んでください。
  • 散布時の水管理
    ※本剤の散布に当たっては、水の出入りを止めて5〜6cmの湛水状態で投入して下さい。
    ※田面が露出していない状態で投入して下さい。
    ※処理後3〜4日間は通常の湛水状態(3〜4cm程度)を保って下さい。
適雑草と使用方法
作物名 適用雑草 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 クミルロンを含む農薬の総使用回数 ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数
移植水稲 水田一年生雑草 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 20個(1kg)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
水田一年生雑草 5個(250g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ発生始期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
クログワイ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
コウキヤガラ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 20個(1kg)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ヘラオモダカ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 5個(250g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ発生始期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ホタルイ 20個(1kg)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 20個(1kg)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
マツバイ 5個(250g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ発生始期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 20個(1kg)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 5個(250g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ発生始期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
ミズガヤツリ 10個(500g)/10a 水田に投げ入れる。 植代後〜移植前7日又は移植直後〜ノビエ1葉期(但し、移植後30日まで) 1回 2回以内 2回以内
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草笛ジャンボの製品ちらし (科研製薬(株)へのリンク)

使用上の注意
  • 散布に当たっては、水の出入りを止めて5〜6cmの湛水状態で投入する。植代後に散布する場合は、田面水が澄んでから投入する。本剤処理後、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにする。
  • 散布後7日間は落水、かけ流しはしない。
  • 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、時期を失しないように散布する(ノビエ1葉期まで)。
    ホタルイ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカ ・・・発生前から発生始期まで
    クログワイ、コウキヤガラ・・・・・・・・・・・・・発生前
  • クログワイ、コウキヤガラ防除は、有効な後処理剤と組み合わせて使用する。
  • 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので水管理に注意する。
  • 本剤は濡れた手で扱わない。散布の際は手袋などを着用する。かぶれやすい人は取り扱いに十分注意する。
  • 開封後はすみやかに使いきる。
  • 養魚田での使用はさける。
取扱社: 丸紅アグロテック(株)
科研製薬(株)