農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:チオジカルブ水和剤
■有効成分:チオジカルブ・・・33.5%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:劇物
■有効年限:4年
■包装:500ml×20本
■作用機構分類:IRAC 1A[チオジカルブ]
  • 野菜のハスモンヨトウ、ヨトウムシ、オオタバコガなどの大型鱗翅目害虫の老齢幼虫にも高 い効果を発揮するほか、果樹、茶のハマキムシ類およびシンクイムシ類などにも優れた効果 を示します。
  • 害虫が摂食することにより、強い食毒効果を発揮します。
  • 殺虫作用はやや遅効的に発現しますが、光、温度に対して比較的安定なため、長い残効性を 示します。
  • 食毒作用なのでクモ類、サシガメなどの天敵にほとんど影響がありません。
  • 作物に対して安全性が高く安心して使用できます。
【ラービンフロアブルで防除可能な主な害虫】
ハスモンヨトウ ヨトウムシ アオムシ
タマナギンウワバ リンゴコカクモンハマキ チャハマキ
ミダレカクモンハマキ チャノコカクモンハマキ カキノヘタムシガ
ヨモギエダシャク
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 チオジカルブを含む農薬の総使用回数
キャベツ タマナギンウワバ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、株元散布は2回以内)
ヨトウムシ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、株元散布は2回以内)
ハスモンヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、株元散布は2回以内)
アオムシ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、株元散布は2回以内)
だいこん ヨトウムシ 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
アオムシ 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
はくさい タマナギンウワバ 750〜1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ヨトウムシ 1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
アオムシ 750〜1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
非結球あぶらな科葉菜類 ヨトウムシ類 1000倍 散布 収穫35日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
アオムシ 1000倍 散布 収穫35日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
いちご ハスモンヨトウ 1000倍 散布 定植30日後まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
しょうが アワノメイガ 750倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 750倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
にんじん ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ふき ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ねぎ シロイチモジヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
レタス ナメクジ類 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
オオタバコガ 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
かんしょ(茎葉) ナカジロシタバ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
イモコガ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
しそ ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
非結球レタス ナメクジ類 1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
オオタバコガ 1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 1000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
かんきつ カタツムリ類 800〜1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
ケシキスイ類 800倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
コアオハナムグリ 800倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
アザミウマ類 800倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
ナメクジ類 800倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
ハスモンヨトウ 800倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
もも ハマキムシ類 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
シンクイムシ類 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 200〜700L/10a 10回以内(但し、散布は3回以内)
花き類・観葉植物 ヨトウムシ類 750倍 散布 発生初期 6回以内 100〜300L/10a 6回以内
きく オオタバコガ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 100〜300L/10a 6回以内
りんどう リンドウホソハマキ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 100〜300L/10a 6回以内
だいず ハスモンヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ハスモンヨトウ 6倍 無人ヘリコプターによる散布 収穫14日前まで 2回以内 0.8〜1.6L/10a 2回以内
かんしょ ナカジロシタバ 750〜1000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
イモコガ 750〜1000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ハスモンヨトウ 750〜1000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ハスモンヨトウ 12倍 無人ヘリコプターによる散布 収穫3日前まで 3回以内 2.4L/10a 3回以内
さといも ハスモンヨトウ 750倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ヨモギエダシャク 750倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャノコカクモンハマキ 750〜1000倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャハマキ 750倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
チャノホソガ 750〜1000倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
てんさい カメノコハムシ 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ヨトウムシ 750〜1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
下記作物名を削除
「セルリー(ハスモンヨトウ)、かき(カキノヘタムシガ、イラガ類)、なし(ハマキムシ類、シンクイムシ類)、りんご(ハマキムシ類、シンクイムシ類)」

希釈方法
水の量(g) ラービンフロアブルの量(ml)
750倍 1000倍
10 13.3 10
使用方法
ラービンフロアブルの特長である強い食毒性を生かすために、作物の茎葉全体に充分量をムラなく丁寧に散布します。害虫の発生初期、若齢期のうちに散布するとより効果的です。

使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液、ジチオカーバメート系薬剤および銅水和剤との混用は避けて下さい。
  • 本剤は貯蔵中に分離することがありますので、使用に当っては、容器をよく振って下さい。
  • 茶のヨモギエダシャクの防除に使用する場合は、中老齢幼虫に対しては効果が劣りますので、若齢幼虫期に散布して下さい。
  • ねぎおよび宿根かすみそうのシロイチモジヨトウ、りんどうのリンドウホソハマキおよびきくのオオタバコガの防除に使用する場合は、食入前の若齢幼虫期に散布して下さい。
  • りんごに使用する場合、開花直前から落花10日頃までの使用は、葉に薬害を生じる恐れがありますので避けて下さい。ただし、世界一に使用する場合は落花3週間頃までの使用は葉に薬害を生ずる恐れがありますので避けて下さい。
  • 蚕に対して長期間毒性がありますので、桑葉にかからないように注意して下さい。
  • ミツバチに対して影響がありますので、以下のことに注意して下さい。
    1. ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにして下さい。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用を避けて下さい。
    3. 養蜂が行われている地区では周辺への飛散に注意する等、ミツバチの危害防止に努めて下さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物なので、取扱いには十分注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 本剤による中毒に対しては、動物実験で硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性がありますので、眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗して下さい。
  • 散布の際は保護眼鏡、防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用して下さい。また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • ハウス内では使用しないで下さい。
  • 直射日光を避け、鍵のかかるなるべく低温な場所に密栓して保管して下さい。盗難、紛失の際は、警察に届け出てください。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し消化剤等で消化に努めて下さい。
  • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。
製造: バイエルクロップサイエンス(株)