農薬情報>殺菌剤


特長
種類名 ピコキシストロビン水和剤
有効成分 ピコキシストロビン・・・22.5%
性状 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日本農薬(株)へのリンク)
有効年限 4年
包装 250mlx20
作用機構分類 FRAC 11(C3)[ピコキシストロビン]
  1. 幅広い病害に効果があり、作物がきれいに仕上がる。
    ベと病、菌核病、灰色かび病、すそ枯病など多種の病害防除に高い効果を発揮するので、作物がきれいに仕上がります。
  2. 効果に安心!
    浸達性、浸透移行性が高く、耐雨性や効果持続性に優れるため、安定した防除効果を発揮します。
  3. 使いやすい。
    適用の病害に対して耐性菌の心配が少なく、収穫前日数も短いため、使いやすい汎用殺菌剤です。

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(製造・販売元 日本農薬(株)へのリンク)

適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 ピコキシストロビンを含む農薬の総使用回数
やまのいも 炭疽病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
炭疽病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
炭疽病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
炭疽病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
葉渋病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
葉渋病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
葉渋病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
葉渋病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
かぶ 白さび病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
だいこん 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白さび病 20倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
白さび病 32倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
白さび病 16倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
ワッカ症 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
にんじん 黒葉枯病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒葉枯病 16倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
黒葉枯病 20倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
黒葉枯病 32倍 無人航空機による散布 収穫3日前まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
白絹病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
たまねぎ 黒かび病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒かび病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
黒かび病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
黒かび病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
灰色かび病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
灰色かび病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
灰色かび病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
灰色腐敗病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色腐敗病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
灰色腐敗病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
灰色腐敗病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
べと病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
べと病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
小菌核病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
小菌核病 40倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
小菌核病 25倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
小菌核病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
にんにく さび病 2000〜3000倍 散布 抽苔始め〜収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白絹病 2000倍 散布 抽苔始め〜収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
葉枯病 2000倍 散布 抽苔始め〜収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
にら 白絹病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白斑葉枯病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ねぎ 黒腐菌核病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒斑病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
さび病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白絹病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
葉枯病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
小菌核腐敗病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
小菌核病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
あずき 菌核病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
いんげんまめ 菌核病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
はなやさい類(ブロッコリーを除く) 菌核病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒すす病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ブロッコリー 菌核病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒すす病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒すす病 20倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 2.0L/10a 3回以内
黒すす病 32倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
黒すす病 16倍 無人航空機による散布 収穫前日まで 3回以内 1.6L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
キャベツ 株腐病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
菌核病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ピシウム腐敗病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
はくさい 黒斑病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白斑病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
レタス 菌核病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
すそ枯病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
非結球レタス 菌核病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
すそ枯病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
灰色かび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
アスパラカ゛ス 茎枯病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
斑点病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
きく 褐斑病 2000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
黒斑病 2000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
白さび病 2000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
トルコギキョウ 斑点病 2000倍 散布 発病初期 3回以内 100〜300L/10a 3回以内

混用事例日本農薬(株)へのリンク)
メジャーフロアブルの製品ちらし (日本農薬(株)へのリンク)
メジャーフロアブルの技術資料 (日本農薬(株)へのリンク)
メジャーフロアブルのねぎポケット病害図鑑 (日本農薬(株)へのリンク)
秋冬野菜の病害と害虫の対策ガイド日本農薬(株)へのリンク)

注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用前によく振ってから使用する。
  • 浸透性を高める効果のある展着剤やシリコーン系等の湿展性(濡れ性)を高める展着剤を加用すると薬害を生じるおそれがあるので、展着剤の加用に当たっては事前にその適否を確認する。
  • キャベツ、はくさい、レタス、非結球レタス、ねぎに散布する場合、幼苗期では薬害を生じるおそれがあるので、使用をさける。
  • たまねぎに使用する場合、次の事項に注意する。
    1. 幼苗期に散布すると薬害を生じるおそれがあるので使用をさける。
    2. 生育初期に散布すると株の開帳や葉身部のわん曲の薬害を生じるおそれがあるので使用をさける。
    3. 高温条件下で葉先の退緑を生じるおそれがあるので使用をさける。
  • 葉ねぎに散布する場合、新葉展開期や高温条件下で株の開帳や葉身部のわん曲の薬害を生じるので、使用しない。
  • 無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意事項を守ること。
    1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施すること。
    2. 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用すること。
    3. 沈殿が生じるおそれがあるため、散布薬液調製後は速やかに散布すること。
    4. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行うこと。
    5. 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等に被害を生じるおそれがあるので、散布区域内の諸物件に十分留意すること。
    6. 散布終了後は次の項目を守ること。
      1. 使用後の空の容器は放置せず、適切に処理すること。
      2. 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理すること。
  • 根深ねぎに散布する場合、生育初期に散布すると株の開帳や葉身部のわん曲の薬害を生じるおそれがあるので、使用をさける。
  • はくさいに散布する場合、高温条件下で結球前に散布すると薬害が生じるので、使用しない。
  • 間引き菜、つまみ菜に使用しないこと。
  • にんにくに使用する場合、茎葉伸長期には株の開帳、短茎化症状等の薬害が発生するおそれがあるので、抽苔始め以降に使用すること。
  • にらに使用する場合、ハウス内の急激な温度、湿度変化による葉先枯れを助長するおそれがあるので、ハウスの温度、湿度管理に注意すること。
  • アスパラガスに使用する場合、萌芽期に散布すると薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
  • きくに散布する場合、着蕾期以降は薬害を生じるおそれがあるので使用をさける。
  • トルコギキョウに使用する場合、高温多湿条件下および薬液が乾きにくい条件下では薬害が生じるおそれがあるので使用しない。
  • カリフラワーに散布する場合、高温条件下で花蕾形成期始期以降に散布すると葉焼けの薬害を生じるので使用しないこと。
  • 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用はさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用する。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにする。
  • 本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗する。
  • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用する。
  • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意する。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
製造・販売 日本農薬(株)