農薬情報>殺虫剤>天敵昆虫


特長
■種類名:ハモグリミドリヒメコバチ剤
■有効成分:ハモグリミドリヒメコバチ成虫
■性状:暗褐色寄生蜂
■包装:15mlx1本(25頭)
  • ハモグリミドリヒメコバチ成虫
    「ミドリヒメ」は、日本土着のハモグリバエ類の天敵「ハモグリミドリヒメコバチ(葉潜緑姫小蜂)」の成虫です。
  • 「ミドリヒメ」は、作物の葉に潜孔するハモグリバエ類(絵描き虫)の幼虫に卵を産み付けます。
  • 発生初期に放飼することで、ハウス内のハモグリバエ類の密度を長期間抑制します。
  • JAS法に適合し、農薬散布回数にカウントされないので、有機農産物や特別栽培農産物などでも使用できます。
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数
野菜類(施設栽培) ハモグリバエ類 100頭/10a 発生初期 - 放飼 -
本剤及びハモグリミドリヒメコバチを含む農薬の総使用回数「−」は、使用回数制限無しを示します。

天敵等への殺虫剤・殺ダニ剤の影響表

天敵等への殺菌剤・除草剤の影響表

ハモグリミドリヒメコバチ成虫に対する農薬の影響(混用事例)など

ミドリヒメの使い方
  • 「ミドリヒメ」は開封し、株元に放置して自然に飛び立たせてください。ハモグリバエ類の探索を開始します。
    1. 産卵痕や吸汁痕が発見されたら、放飼してください。
    2. 放飼のタイミングは、7〜10日間隔で数回行ってください。
    3. ハモグリバエ類が多い場合は、できるだけ天敵に影響の少ない農薬で密度を減らしてから放飼してください。影響の強い農薬を使うと、その効果がなくなるまで「ミドリヒメ」は放飼できません。
    4. 病害虫の防除には天敵への影響が少ない農薬を選択してください。
  • 【例】トマトの場合
    • 早めに放飼⇒食害痕を見つけたら、すぐに!
    • 10複葉期以降に放飼⇒効果安定!
試験成績
トマト/トマトハモグリバエに対する効果
三重県科学技術振興センター(平成15年)
  • 品種:ハウス桃太郎
  • 定植:6月18日
  • 放飼日:7/9、16、23、30
  • 区制:1区45m²(40株)
  • 発生状況:少発生
  • 調査:各区20株の中位3複葉の幼虫せん孔数及び脱出孔数
なす/ハモグリバエ類(トマトハモグリバエ主体)に対する効果
(社)日本植物防疫協会研究所(平成15年)
  • 品種:千両2号
  • 定植:6月4日
  • 放飼日:8/28、9/4、11、18
  • 区制:1区30m²(4.0x7.5m)
  • 発生状況:少発生
  • 調査:各区30株枝の上位展開葉の食害せん孔数
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • ハモグリバエ類の幼虫に寄生する天敵ハモグリミドリヒメコバチ成虫を含有する製剤です。
  • 入手後すみやかに使用し、使い切ってください。
  • ハモグリバエ類の生息密度が高くなってからの放飼では十分な効果が得られないことがあるため、ハモグリバエ類の発生初期より7〜10日間隔で放飼してください。(効果)
  • ハモグリミドリヒメコバチの活動に影響を及ぼすことがあるので、放飼前後の薬剤散布は避けてください。(効果)
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、また、適用作物群に属する作物・品種によっては、効果が十分に発揮されない場合があるので、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをお勧めします。
保管上の注意
  • 天敵農薬ですので、入手後すみやかに使用し、保存はしないでください。
  • 使用後の空容器は圃場等に放置せず適切に処理してください。
製造 住友化学(株)