- 病害虫にむらなくかかるよう作物全体にていねいに十分散布してください。
- 病害虫の発生が多い場合は効果が十分に発揮されないこともあるので、5 〜 7 日間隔で連続散布することをおすすめします。
- うどんこ病及び灰色かび病の防除に使用する場合、発病後では十分な効果が得られないことがあるため、発病前〜発病初期に散布してください。
- 灰色かび病が多発すると本剤は効果がやや低いので、他剤と併用してください。
- 作物の幼苗期、高温時など一般に薬害の生じやすい条件では、本剤の使用をさけてください。
- いちごに使用する場合、品種により果実に薬害を生じるおそれがあるので、事前に使用品種における薬害の有無を確認してください。
- かんきつに使用する場合、果実に薬害を生じるおそれがあるので、着色始期(蛍尻期)以降及びハウス等の施設栽培では使用をさけてください。
- ぶどうに使用する場合、無袋栽培は果実肥大期(小豆大)以降、有袋栽培は果実肥大期(小豆大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱を生じることがあるので十分注意してください。
- おうとうに使用する場合、果実に薬害を生じるおそれがあるので、開花〜収穫までは使用をさけてください。
- キノン系、キノキサリン系、ストロビルリン系、アニリド系薬剤との同時施用は、薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 展着剤は加用しないでください。
- 本剤は低温(10 ℃以下)で放置された場合、一部白濁沈殿を生じる場合があるので、使用の際にはあらかじめ透明液体にもどしてから(10 ℃以上に置いておくか、温湯を用いて溶かす)使用してください。なお、一部白濁沈殿が生じた場合でも本剤の品質には問題はありません。
- 空ビンは圃場などに放置せず、環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
- 適用作物群に属する作物または、その新品種に本剤を初めて使用する場合、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることをおすすめします。
- 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください(刺激性)
- 皮ふに付着しないように注意してください。皮ふに付いた場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください(弱い刺激性)
- 散布時は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをして、衣服を換えてください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい人は取扱いに十分注意してください。
- 危険物第四類第二石油類に属するので火気には十分注意してください。
- 保管
飲食物・食器類やペットのえさと区別し、直射日光をさけ、密栓して、火気をさけ、小児の手の届かない場所に保管してください。
- 本剤の使用に当たっては、必ずラベルをよくお読みください。また使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けていただくよう、お願い申し上げます。
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