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NCS試験成績

だいこんのネグサレセンチュウに対する試験成績


岡山県農業試験場(平成元年)
  • 品種:快進総大大根
  • 発生:多発生
  • 処理:
    7月26日(播種14日前)、NCS30g/10aの3倍希釈液を専用の散布機具をトラクターに取り付け散布し、直ちに土壌混和してポリ被覆区と無被覆区を設けた。くん蒸期間8日間、8月3日にガス抜きを行う。ガス抜き6日後に播種した。
  • 調査:10月9日、被害斑点数および収穫時の線虫数を調査
  • 考察:
    散布後ポリマルチ被覆区、無被覆区ともに対照薬剤と比較して優れた防除効果が認められた。被覆、無被覆区間での効果差は少なかった。両処理区とも実用性は高いと考えられる。薬害は両区とも認められなかった。

岡山県農業試験場(平成2年)
  • 品種:福味
  • 発生:少発生
  • 処理:
    7月25日(播種14日前)、NCS30g/10aの2.7倍希釈液を専用の散布機具をトラクターに取り付け散布し、直ちに土壌混和してポリ被覆区と無被覆区を設けた。くん蒸期間8日間、8月4日にガス抜きを行う。ガス抜き6日後に播種した。
  • 調査:10月12日、被害斑点数及び収穫時の線虫数を調査
  • 考察:
    散布後ポリマルチ被覆区、無被覆区ともに対照薬剤と比較して優れた防除効果が認められた。被覆、無被覆区間での効果差は被覆区がやや高くなる傾向がうかがえた。実用性は高いと考えられる。薬害は両区とも認められなかった。

日植防研(岡山県農業試験場)(平成3年)
  • 品種:福味
  • 発生:甚発生
  • 処理:
    7月17日(播種14日前)、NCS30g/10aの3倍希釈液を専用の散布機具をトラクターに取り付け散布し、直ちに土壌混和してポリ被覆区と無被覆区を設けた。くん蒸期間7日間、7月24日にガス抜きを行う。ガス抜き7日後に播種した。
  • 調査:10月3日、被害斑点数及び収穫時の線虫数を調査
  • 考察:
    散布後ポリマルチ被覆区、無被覆区ともに対照薬剤と比較して優れた防除効果が認められた。被覆、無被覆区間での効果差は少なかった。両処理区とも実用性は高いと考えられる。薬害は両区とも認められなかった。