農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:ベンフラカルブ粒剤
■有効成分:ベンフラカルブ・・・5.0%
■性状:青緑色細粒
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:500g×40袋、3s×8袋
■作用機構分類:IRAC 1A[ベンフラカルブ]
水稲のイネミズゾウムシ・ヒメトビウンカ、キャベツのコナガ、ねぎのネギハモグリバエ、果菜類のミナミキイロアザミウマ、だいこんのキスジノミハムシなど、これらは、いずれも重要害虫として現在問題とされています。オンコル粒剤5は、農家を悩ますこれらの重要害虫に対して高い殺虫効果を発揮し、しかも残効が長期間持続するため、防除回数を削減できる経済的・省力的な薬剤です。

  • 植物全体に速やかに浸透移行するので、生長の盛んな部分を含め植物全体を害虫から守ります。
  • 残効が長く、水稲の育苗箱散布でイネミズゾウムシに対する効果は40〜50日間期待できます。また野菜類のコナガやミナミキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマに対しても定植直前の処理で、20〜25日間効果が期待できます。
  • 広い殺虫スペクトルをもち、広範囲の害虫に有効です。
  • 安定した殺虫力をもち、抵抗性害虫に対しても効果が期待できます。

殺虫作用の仕組み


適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 ベンフラカルブを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) セジロウンカ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜80g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
ヒメトビウンカ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜80g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネシンガレセンチュウ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり60g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネミズゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり30〜60g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり30〜60g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネハモグリバエ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり30〜60g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネヒメハモグリバエ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり30〜60g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
ツマグロヨコバイ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜80g 育苗箱の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
メキャベツ アブラムシ類 1g/株 株元散布 定植時 1回 1回
非結球メキャベツ アブラムシ類 1g/株 株元散布 定植時 1回 1回
ひろしまな モモアカアブラムシ 1g/株 株元散布 育苗期後半 1回 1回
アオムシ 1g/株 株元散布 育苗期後半 1回 1回
ピーマン ミナミキイロアザミウマ 0.5g/株 株元散布 育苗期後半又は定植時 1回 1回
とうがらし類 ミナミキイロアザミウマ 0.5g/株 株元散布 育苗期後半又は定植時 1回 1回
モロヘイヤ アザミウマ類 1g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
花き類・観葉植物 アザミウマ類 6kg/10a 株元散布 生育期 3回以内 4回以内
きく ミカンキイロアザミウマ 9kg/10a 株元散布 生育期 3回以内 4回以内
ミナミキイロアザミウマ 6〜9kg/10a 植溝土壌混和又は株元散布 定植時 1回 4回以内
ミナミキイロアザミウマ 9kg/10a 植溝土壌混和又は株元散布 生育期 3回以内 4回以内
ストック コナガ 0.5g/株 株元散布 定植時 1回 4回以内
コナガ 9kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 4回以内
つつじ類 コガネムシ類幼虫 9kg/10a 全面土壌混和又は株元土壌混和 生育期 3回以内 4回以内
コガネムシ類幼虫 9kg/10a 全面土壌混和又は株元土壌混和 定植時 1回 4回以内
らっかせい コガネムシ類幼虫 9kg/10a 全面土壌混和 は種時 1回 1回
さといも アブラムシ類 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 1回
コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 株元土壌混和 生育期(但し、収穫60日前まで) 1回 1回
さとうきび コガネムシ類幼虫 9kg/10a 株元散布又は株元土壌混和 生育期 1回 1回
コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 1回
メイチュウ類 4〜6kg/10a 株元散布又は株元土壌混和 生育期(分げつ期まで) 1回 1回
メイチュウ類 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 1回
ハリガネムシ類 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 1回
たばこ アブラムシ類 6kg/10a 作条土壌混和 定植時 1回 1回
アザミウマ類 3〜6kg/10a 作条土壌混和 定植時 1回 1回
作物名「キャベツ、だいこん、はくさい、カリフラワー、ブロッコリー、なばな、きゅうり、すいか、メロン、とうがん、なす、いちご、オクラ、ほうれんそう、ねぎ、わけぎ、レタス、かんしょ、ばれいしょ」を削除
上手な使い方
水稲
専用計量箱で所定量を計り均一に散布する。 苗に付着した粒剤は払い落とす。 軽く散水し粒剤を土壌表面に付着させる。
キャベツ
植穴散布
薬剤散布 混和又は間土 定植
株元散布
ねぎ
葉ねぎの場合
植溝散布
薬剤散布 定植
白ねぎの場合
株元散布
果菜類(なす、きゅうり等)
株元散布
専用スプーンで正しく計量 株元への均一散布 軽く潅水

植穴散布
薬剤散布 混和又は間土 定植
だいこん
薬剤散布 土壌混和後播種
カーネーション
株元への全面散布
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  1. 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  2. 水稲の育苗箱に使用する場合
    1. 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植してください。
    2. 軟弱徒長苗、ムレ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じる恐れがあるので注意してください。
    3. 稲苗の葉が濡れている場合は薬害が生じやすいので、葉に付着している露を払い落としてから薬剤を散布し、軽く散水してください。
    4. 誤って過剰に使用すると葉先枯れ等の薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用方法を厳守してください。
    5. 本田が砂質土壌の水田や漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用を避けてください。
    6. 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意してください。移植後は直ちに湛水し、極端な浅水、深水は避けてください。また、深植にならないように注意してください。
    7. 本田への移植後低温が続き、苗の活着遅延が予測される場合は使用を避けてください。また、移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用を避けてください。
  3. 畑作に使用する場合
    1. ピーマン、たばこに使用する場合
      1. 過剰に使用すると葉縁が黄化するなど薬害を生じる恐れがあるので、使用量および使用回数を厳守してください。
      2. 育苗期に使用する場合には、育苗期後半(定植7日前から定植時)に使用し、前半の使用は避けてください。
      3. 軟弱徒長苗では薬害を生じる恐れがあるので使用を避けてください。
      4. 高温乾燥期は薬害を生じる恐れがあるので使用を避けてください。
    2. は種時に10a当り6s全面土壌混和で使用する場合、土壌深くまで混和すると効果が劣るので、レーキ等により軽く混和処理してください。
  4. ミツバチに対して影響があるので、ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
  5. 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  6. 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  7. 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  8. 誤食などのないよう注意してください。
    誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
    使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  9. 本剤による中毒に対しては、動物実験で硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
  10. 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し眼科医の手当を受けてください。
  11. 使用の際は防護マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣を着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  12. 街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のないものが使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  13. 水稲(箱育苗)に使用する場合は、次の事項に注意してください。
    1. 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、本剤を使用した苗は養魚田に移植しないでください。
    2. 水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。
  14. 畑地に使用する場合は、次の事項に注意してください。
    水産動植物(魚類、甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  15. 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  16. たばこに使用する場合は、日本たばこ産業株式会社の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。
製造:OATアグリオ(株)