農薬情報>殺菌剤


特長
■有効成分:プロベナゾール・・・8%
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:3kgx8袋
■作用機構分類:FRAC P2(P2)[プロベナゾール]
  1. 世界初の植物防御機構活性化剤(Plant Defence Activator)です。植物の病害抵抗性を誘導して高い効果を示す、ユニークな作用性をもつ殺菌剤です。
  2. いもち病・白葉枯病・もみ枯細菌病・穂枯れに優れた効果を発揮します。
  3. きゅうり・レタス・キャベツ・ブロッコリー・はくさい・ねぎ等の細菌性病害に有効です。
  4. 効果の持続性に優れ、強い効果が長く続きます。
適用及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 プロベナゾールを含む農薬の総使用回数
いもち病 3〜4kg/10a 散布 葉いもちには初発の10日前〜初発時、穂いもちには出穂3〜4週間前(但し、収穫14日前まで) 2回以内 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
いもち病 3kg/10a 側条施用 移植時 1回 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
白葉枯病 3〜4kg/10a 散布 移植活着後及び出穂3〜4週間前(但し、収穫14日前まで) 2回以内 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 3〜4kg/10a 散布 出穂3〜4週間前(但し、収穫14日前まで) 2回以内 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
もみ枯細菌病 3〜4kg/10a 散布 移植活着後及び出穂3〜4週間前(但し、収穫14日前まで) 2回以内 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
稲(箱育苗) いもち病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり20〜30g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植3日前〜移植前日 1回 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
白葉枯病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり20〜30g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植3日前〜移植前日 1回 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
もみ枯細菌病 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり20〜30g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植3日前〜移植前日 1回 2回以内(但し、移植時までの処理は1回以内)
キャベツ 黒腐病 6〜9kg/10a 全面土壌混和又は作条土壌混和 定植時 1回 1回
はくさい 軟腐病 6〜9kg/10a 全面土壌混和 は種時又は定植時 1回 1回
カリフラワー 軟腐病 6〜9kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
ブロッコリー 黒腐病 6〜9kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
ひろしまな 軟腐病 6〜9kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
きゅうり 斑点細菌病 6〜7.5kg/10a(5g/株) 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ピーマン うどんこ病 5〜10g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
斑点病 5〜10g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
とうがらし類 うどんこ病 5〜10g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
斑点病 5〜10g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ねぎ 軟腐病 6kg/10a 株元散布 土寄せ時(但し、収穫30日前まで) 2回以内 2回以内
わけぎ 軟腐病 6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫35日前まで) 1回 1回
あさつき 軟腐病 6〜9kg/10a 株元散布 土寄せ時(但し、収穫30日前まで) 1回 1回
レタス 斑点細菌病 6〜9kg/10a 土壌混和 定植時 1回 1回
腐敗病 6〜9kg/10a 土壌混和 定植時 1回 1回
非結球レタス 斑点細菌病 6〜9kg/10a 土壌混和 定植時 1回 1回
腐敗病 6〜9kg/10a 土壌混和 定植時 1回 1回
上手な使い方
いもち病の防除
発生環境
低温 夏の低温→イネの生育遅延→病気に対する稲の抵抗性低下
日照不足 チッソ肥料不消化→アミノ酸・アマイド態チッソの蓄積
水滴・湿度 多湿・長雨→夜露などの乾き遅れ→胞子発芽

広域防除は効果的!
市、町、村、または地域毎に一定の期間中(葉いもち初発の7〜10日前)にオリゼメート粒剤を全面散布します。
オリゼメート粒剤は、強い力が長く(約45日)続きますので、従来のいもち剤よりかなり早い時期(葉いもち初発前)に散布すれば、葉いもちから穂いもちまで抜群の効果を発揮します。さらに、いもち用散布剤を出穂期〜穂揃期に散布すれば、いもち病を完全に防除できます。

耐性菌に有効
各地で問題となっている、いもち用有機リン剤および抗生物質に対する耐性菌にも、オリゼメート粒剤は的確な防除効果を発揮します。
白葉枯病、もみ枯細菌病の防除
育苗箱処理と本田散布(出穂20日〜30日前)は、いもち病はもちろん白葉枯病も防除できます。
白葉枯病は、水稲における主要な細菌性病害で、発生には気象の影響が多大です。→台風・集中豪雨による浸冠水
もみ枯細菌病は、育苗期及び本田後期に発生する細菌性病害で、育苗箱では、本病により苗腐敗が発生し、重症の場合は褐変枯死します。本田では出穂後、もみが灰白色から蒼白色に変色し、着色米などの原因となります。
使用上の注意事項
育苗箱施用の場合
  • 苗の上から均一に散布し、茎葉に付着した薬剤を払い落したのち十分灌水する。
  • 苗の葉がぬれている状態では使用しない(薬害)。
  • 健苗に使用し、軟弱徒長苗、むれ苗などには使用しない(薬害)。
  • 本田の代かきをていねいに行い、処理苗移植後田面が露出しないようにする(薬害)。
  • 本田移植後は湛水状態(湛水深3〜5cm)を保ち、苗が活着するまで田面が露出しないようにする(薬害)。
  • 本田が砂質土壌、漏水田、未熟有機物多用田の場合には使用しない(効果・薬害)。
  • 移植後低温が続き、活着遅延が予測される時の使用はさける(薬害)。
  • 所定の使用時期、使用方法を守る(生育初期の葉の黄化、生育遅延)。
本田施用の場合
  • 湛水状態(湛水深3〜5cm)でまきむらのないように均一に散布し、散布後少なくとも4〜5日間はそのまま湛水状態を保ち、田面露出・水切れをさけ(薬害)、また散布後7日間は落水、かけ流しをしない。
  • 砂質土壌、漏水田、未熟有機物多用田では使用しない(効果・薬害)。
  • 予防的散布が有効で、葉いもちでは初発の7〜10日前、穂いもちでは出穂の3〜4週間前、白葉枯病では移植活着後(移植後7〜10日)なるべく早く、出穂以降の白葉枯病、もみ枯細菌病、穂枯れ(ごま葉枯病菌)では出穂3〜4週間前が使用適期である。
  • 側条施用をする場合は、粒剤が均一に散布できる施用装置を装着した田植機を使用する。
きゅうり、ピーマンに使用する場合】(薬害)
  • 健苗に使用し、幼苗、軟弱徒長苗には使用しない。
  • 植穴の土壌と十分混和する。
  • 葉縁の黄化(退色)、葉のわい化、活着遅延にともなう初期生育抑制等の薬害を生ずるおそれがある。
レタスに使用する場合】(薬害)
  • 使用方法を誤ると葉が黄化したり、生育が遅延することがある。
野菜類の細菌病、特にはくさいの軟腐病の防除に使用する場合】(効果)
  • 軟腐病が多発するおそれがある場合は、所定範囲の高薬量を用いる。
ねぎに使用する場合
  • 土寄せ2日前〜直前、所定量の薬剤を株元散布した後土寄せを行う。
  • 有効年月内に使用する。
  • 特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
製造:Meiji Seika ファルマ(株)