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特長
浸透性カルシウムによる生理障害回避!
「ファフォームCa」は、アジュバント技術を応用し、植物へのカルシウムの浸透移行を促進することにより、生理障害を回避し、作物を活性化します。

【パフォームCaの植物内への浸透移行性モデル図】
アジュバントと有機キレートの効果でカルシウムが浸透・移行しやすくなり、次の効果が期待できます。
  • カルシウム不足による生理障害の回避(いちごの軟果防止、トマトの尻ぐされ防止などに)
  • 育苗期の健苗育成(生長点はカルシウムが不足しています)
  • 病害抵抗性の向上(カルシウムは丈夫な細胞をつくります)
  • 作物への汚れの少ないカルシウム剤
適用作物および使用方法
作物名 使用目的 使用時期 使用方法と濃度
トマト
ピーマン
尻ぐされ防止
株の健全化
育苗中および果実肥大時に各段ごと 散布または灌水
(3〜5回)
500〜1000倍
いちご
なす
果実の軟化防止
株の健全化・チップバーン防止
はくさい・レタス
たまねぎ
トルコキキョウ
きく
芯ぐされ・縁・先枯れ防止
葉の着色促進
株の健全化
チップバーン防止
本葉5枚ころから7〜10日間隔
各作物 細胞の充実・鮮度保持
株の健全化
定植後7〜10日間隔
全期間において使用でき、1作当たり3〜5回使用
注) 農薬と混用使用の際は、アプローチBI(機能性展着剤)を2,000倍で加用してください。
試験成績
植物への45Ca浸透移行性試験1
作物種 きゅうり
薬剤接種部位 葉柄基部(●部分へ接種)
測定 接種後44時間(黒色部が45Caの浸透移行した部位)
「パフォームCa」は、アジュバントによりカルシウムを植物内へ浸透させ、有機キレートによりすみやかに移行させます。
カルシウムの浸透移行性試験2
作物種 トマト
薬剤接種部位 葉柄基部(●部分へ接種)
測定 接種後24、36時間
「パフォームCa」は、接種部位からすみやかに葉の先端に移行していきます。
:カルシウムは導管移動の性質を持つため、下方向に移行しません。)
果実中へのCa取り込みと尻ぐされ発生率
品種 トマト(桃太郎)
栽培条件 尻ぐされの発生しやすい条件を設定
試験期間 1997年8月〜12月
処理 各薬剤8/28、9/16、9/25の3回茎葉散布
「パフォームCa」は、トマト果実中のカルシウム濃度を高め、カルシウム不足で発生する尻ぐされの発生率を抑制し、商品果収量を高めます。
製造 花王(株)
販売 丸和バイオケミカル(株)