農薬情報>殺虫剤>プレオフロアブル
上手な使い方
葉菜類での防除実施例/レタス
外葉生育期〜結球期の散布及び定植時粒剤を組み合わせた体系区で評価したところ、いずれの場合もオオタバコガに対して高い防除効果を示した。特に結球始期にプレオフロアブルを散布した場合の効果が高く、本剤を利用したオオタバコガの使用適期は結球始期と考えられた。
試験区
定植
外葉生育期
結球始期
結球中期
8/26(定植39日後、収穫期)
7/18
8/1
(定植14日後)
8/8
(定植21日後)
8/15
(定植28日後)
被害株率
(%)
被害度
防除価
体系区
@
-
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
BTk AH剤
26.7
21.7
59.3
A
-
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
10.0
7.2
86.3
B
-
BTk AH剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
35.0
26.1
51.0
C
AG粒剤*
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
BTk AH剤
8.3
8.3
84.4
D
AG粒剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
10.0
7.8
85.4
E
AG粒剤
BTk AH剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
21.7
13.3
75.0
無処理区
-
-
-
-
80.0
53.3
*0.5g/株処理
被害度
=
[N(1)+N(2)x2+N(3)x3]
調査株数x3
x
100
防除価
=
(
1-
処理区被害度
無処理区被害度
)
x
100
■
被害程度別指数
1:外葉に食害痕が認められる。
2:結球葉にわずかな食害痕が認められる。
3:結球内部に食害痕が認められる。
試験区
定植
外葉生育期
結球始期
結球中期
8/26(定植39日後、収穫期)
7/18
8/1
(定植14日後)
8/8
(定植21日後)
8/15
(定植28日後)
寄生虫数/60株
若齢
中齢
老齢
計
体系区
@
-
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
BTk AH剤
9
2
0
11
A
-
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
2
0
0
2
B
-
BTk AH剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
8
1
0
9
C
AG粒剤*
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
BTk AH剤
5
0
0
5
D
AG粒剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
BTk AH剤
1
1
0
2
E
AG粒剤
BTk AH剤
BTk AH剤
プレオ
フロアブル
4
2
0
6
無処理区
-
-
-
-
15
2
1
18
試験地
:
長野県軽井沢町茨沢、長野県野菜花き試験場(2002年)
品種
:
からさわ(7月18日定植)
発生
:
オオタバコガ(甚発生)
方法
:
5月29日に、試験実施地区全面(11ha)にコナガコンープラスを100本/10aを設置。所定日に、各試験薬剤(1000倍)を300g/10aの割合で葉の表裏に十分付着するように散布(展着剤無加用)。観察は、所定日に各区20株について、上記の基準によるオオタバコガの被害調査を行った。
区制
:
84株(10.2m²)/区、3連制