農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:フィプロニル水和剤
■有効成分:フィプロニル・・・5.0%
■性状:淡黄色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:医薬用外劇物
急性経口毒性 ラット LD50 ♂;1,498mg/kg ♂;2,828mg/kg
急性経口毒性 マウス LD50 ♂;1,366mg/kg ♂;1,464mg/kg
急性経皮毒性 ラット LD50 ♂;>2,000mg/kg ♂;>2,000mg/kg
コイ 96時間後Tlm  7.8ppm
ミジンコ 48時間後EC50 0.72ppm
■有効年限:3年
■包装:250mlx20本
■作用機構分類:IRAC 2B[フィプロニル]
  • まったく新しい系統の殺虫剤
    プリンスフロアブルは、有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤、IGR剤、ネライストキシン剤、BT剤など、これまでのどのグループとも異なるまったく新しい系統の殺虫剤です。有効成分フィプロニルはフェニルピラゾール系に分類されます。
  • 従来の殺虫剤とは異なる作用機作
    プリンスフロアブルの作用は、抑制性の神経伝達物質の一つであるGABA(γ-アミノ酪酸)受容器の作用を阻害します。したがって、これまでの殺虫剤に抵抗性の発達した害虫にも優れた効果を発揮します。
  • 低薬量で高い効果
    プリンスフロアブルの有効成分投下薬量は5g/10a*と極めて低薬量です。
    *:希釈倍数2000倍、散布液量200g/10aと仮定
  • コナガに対し優れた効果
    プリンスフロアブルは防除困難なコナガに対し優れた効果を示します。
    また、10日前後の残効が期待できます。
適用作物・害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
なたね コナガ 3000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで 1回 散布 1回
キャベツ ハイマダラノメイガ 100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3〜4L)当り0.5L 定植前まで 灌注 3回以内(定植前の処理は1回以内、定植後の散布は2回以内)
コナガ 100倍
2000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布
アオムシ、ハイマダラノメイガ、ネギアザミウマ、タマナギンウワバ、オオタバコガ、キスジノミハムシ 2000倍
はくさい ハイマダラノメイガ 100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約3〜4L)当り0.5L 定植前まで 1回 灌注 3回以内(定植前の処理は1回以内、定植後の散布は2回以内)
コナガ 100倍
2000倍 100〜300L/10a 収穫21日前まで 2回以内 散布
アオムシ、ハイマダラノメイガ、ネギアザミウマ、キスジノミハムシ、タマナギンウワバ、オオタバコガ 2000倍
チンゲンサイ コナガ 2000倍 収穫30日前まで 2回以内
カリフラワー コナガ、ハイマダラノメイガ 2000倍 収穫14日前まで
ブロッコリー 2000倍 収穫30日前まで 3回以内(定植前の処理は1回以内、定植後の散布は2回以内)
未成熟とうもろこし アワノメイガ、オオタバコガ 2000倍 収穫14日前まで 2回以内
てんさい テンサイトビハムシ 50倍 ペーパーポット1冊当り1L(3L/m²) 定植前まで 1回 苗床灌注 1回
ストック コナガ 2000倍 100〜300L/10a 発生初期 5回以内 散布 5回以内
きく アザミウマ類、オオタバコガ 2000倍
カーネーション アザミウマ類、オオタバコガ
ばら ミカンキイロアザミウマ、チュウレンジハバチ 2000倍
* 総使用回数は、フィプロニルを含む農薬の総使用回数。
試験成績
作用機作
殺虫効力と活性
殺虫スペクトラム
速効性
残効性
耐雨性
気温による活性変動
有用生物への影響
周辺作物への影響
作物別試験成績
キャベツ/コナガ
キャベツ/アオムシ
はくさい/コナガ
はくさい/アオムシ
作物に対する安全性
キャベツ(混用事例)
はくさい(混用事例)
使用例と主要害虫
秋冬キャベツ年内どり
春キャベツ
高原キャベツ
使用上の注意事項
効果・薬害等の注意
  • 使用する前に容器をよく振ってください。
  • 希釈時に撹拌が不十分だと薬剤が底部に残ることがあるので、まず少量の水に薬剤を希釈し、次に所要量の水を加えてよくかきまぜるようにしてください。
  • 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の表裏に十分に散布してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階に合わせて調整してください。
  • 桑葉にかからないようにしてください。
  • ミツバチを放飼している地域では使用を避けてください。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所など関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 本剤による中毒に対しては、動物実験でフェノバルビタール製剤の投与が有効であうと報告されています。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
  • 本剤は、水産動物に強い影響を及ぼすので、河川、湖沼、海域および養殖池に本剤が飛散・流入する恐れのある場所では使用しないでください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行ない、使い切ってください。散布器具および容器の洗浄水は河川などに流さないでください。また、空容器は水産動物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 直射日光を避け、カギのかかるなるべく低温な場所に密栓して保管してください。
製造: BASFアグロ(株)
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