農薬情報>殺虫剤>プリロッソ粒剤
サイアジピル剤の製品構成は?
野菜用の灌注剤としてデュポンべりマークSC、野菜用の散布剤としてデュポンベネビアOD(2015年発売予定)、かんきつ・果樹・茶用の散布剤としてデュポンエクシレルSE、野菜用の粒剤でデュポンプリロッソ粒剤、水稲育苗箱用でパディート箱粒剤(2015年発売予定)の製品群があります。
蒸散性(ガス効果)はありますか?
サイアジピル剤にガス効果はありません。
蜂や天敵を放していい日数を教えてください。
ミツバチ、マルハナバチとも影響は小さく、直接巣箱にかからない環境では散布当日から巣箱の導入が可能です(影響日数0)。天敵類には概ね影響が小さいことが確認されており、IPM適用も可能です。
アルカリ性分解に関する注意があると伺いましたが、何か注意することはありますか?
アルカリ性で有効成分が分解する性質があります。特に水質や混用する薬剤には注意してください。
中性以下での使用をお勧めしますが、特にpH9以上では急激な分解が起きるので、ご注意ください。
対象害虫によって残効期間は異なるのですか?
広範囲のスペクトラムを有することを特長とします。製品開発における各種の試験結果から判断すると、吸汁性害虫に対する効果よりもチョウ目害虫に対する残効期間のほうが長い傾向が見られます。
プリロッソの効果安定のポイントは?
粒剤タイプですので、吸収移行を速やかに行うべく、処理後に灌水をしっかり行ってください。播種時処理では、適正な土壌水分のある状態での作業をお勧めします。