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キトサン使って水耕栽培

茨城県稲敷郡に住む西村行夫さんは、1年前からキトサンを使ってミニトマトの無農薬栽培に挑戦している。ハウス内に設置したサイムシステムで葉面散布しており、今は虫に頭を悩ませ、その防除対策に力を入れている。今、話題の電解水にも興味を持っている。ミニトマトハウスの水耕栽培を行う西村ファームでは、1年程前から試験的にキトサンを取り入れ始めた。ハウス内にノズルを数千個設置し、500倍に希釈したキトサン溶液をサイムシステムで葉面に散布している。農薬を使っていた頃と比べると、より安全に作業を進めることができるようになったという。
キトサンは、病気を未然に防ぐ。進行中の病気でもキトサンを散布することで進行が止まる。そして免疫力を高めて細胞を活性化する作用もあるため、トマトの根張りがよくなり茎もしっかりとする。また、低硝酸化剤とカルシウム強化剤を混合し、300倍に希釈したその液を散布することでトマトの糖度も増した。
西村さんは、問題点として次のような点を挙げた。
「今苦労しているのは虫。虫対策に木酢などで試しているが、とにかく虫の防除が第一。初期の段階でハウス内にいかに虫を入れないかが重要となってくる」。
西村ファームのトマトハウスは1200坪。年間生産量は反当たり11トン。他にきゅうりや小松菜、ねぎなども栽培しており、ハウス面積はあわせると1600坪となる。キトサンを使った水耕栽培は試し始めて1年余り。今後キトサンを広め、より安全な作物を消費者に提供して行きたいと話している。こまつな