- ミクロブタニルは、植物体への浸透移行に優れており、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール成合成を阻害し殺菌効果を発揮します。(EBI剤、またはその作用機作からDMI剤に分類されます)
- 予防効果に加え治療効果が高く、病原菌の侵入後の散布でも菌糸の伸長を阻害し、病斑の進展を防ぎます。
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なしの赤星病→ラリー散布による治療病斑 |
- 速やかに植物体内に浸透し隣接した部位にも移行するので、撒きむらによる発病を防ぎ、耐雨性にも優れるため安定した効果が得られます。
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ラリー50ppm |
無処理 |
- うり類中心とする果菜類に幅広い作物登録を持ち、低濃度で安定した効果を発揮します。
- ガス効果により、ハウス等では効果がより安定します。
- 人畜に対する毒性が低く、ミツバチ、カイコや他の有用昆虫、また花粉の発芽に対する影響はほとんどありません。
- 残効性に優れています。
高い残効性を示します。このため散布間隔にゆとりが持てます。
- 耐性菌に対しても有効です。
ベンズイミダゾール系殺菌剤の効果が大幅に低下した病原菌に対しても、非常に高い効果を示します。
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