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サニテーション効果(次世代菌密度低減効果)について |
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ランマンフロアブルはその高い胞子(遊走子)のう形成阻害効果により、圃場や施設内の病原菌の密度を低下させます。このように圃場から次世代胞子を清掃する効果をサニテーション効果といいます。
一般に植物病害に対する殺菌剤の作用は、予防効果と治療効果に大別されます。ランマンフロアブルのいわゆる「治療効果」は中程度ですが、このサニテーション効果により、圃場全体の病害の進展を効率的に抑制し、従来の治療効果剤と同等以上の効果が認められます。 |
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ランマンフロアブルによる次世代菌密度低減効果(サニテーション効果) |
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- 考察:処理区Aにおける無発病期間中の3回のランマンフロアブル処理が、最終的に良好な防除価に貢献していると考えられる。これは、無発病状況でもランマンフロアブルが、ばれいしょ圃場の菌密度を低減させたことによるものと考察される。
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きゅうり/べと病に対するサニテーション効果 |
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きゅうり/べと病圃場試験:発病が進んだ場合(発病度:40で散布開始)の防除効果
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ランマンフロアブルの胞子(遊走子)のう形成阻害効果 |
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薬剤名 |
処理濃度(ppm) |
遊走子のう形成阻害率(%) |
トマト疫病 |
きゅうりべと病 |
ぶどうべと病 |
ランマンフロアブル |
6.4 |
100 |
94 |
100 |
1.6 |
86 |
46 |
100 |
0.4 |
69 |
36 |
86 |
D剤 |
400 |
22 |
- |
- |
C剤 |
400 |
- |
- |
30 |
- 試験方法: 発病葉に薬剤処理し、翌日、遊走子のう形成阻害率を調査。
- 試験結果:ランマンフロアブルは、極めて低い濃度で遊走子のう形成を阻害。
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