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ランマンフロアブルの耐雨性


薬剤散布後に散布液が乾けば、降雨があっても安定した効果が得られます。尚、薬液が完全に乾かない状態での耐雨性も確認されています。
散布24時間後降雨の場合
⇒2000倍希釈の半量(25ppm)以下で、良好な耐雨性が確認された。
シアゾファミド濃度
(ppm)
防除価
トマト疫病 きゅうりべと病
降雨 無降雨 降雨 無降雨
25.0 100 100 100 100
6.3 78 98 100 100
1.6 64 93 98 100
0.4 19 69 62 96
0.1 - 29 33 66
試験方法:
所定濃度の薬液をトマト及びきゅうりの幼植物に散布(散布水量:80L/10a)し、翌日10mm/hrの人工降雨を2時間処理した。風乾後遊走子のう懸濁液を接種した。接種3日後に病斑面積率を調査し、防除価をを求めた。
散布1時間後降雨の場合
⇒実用最低濃度の1/4まで降雨区と無降雨区の間に防除価の差はなく、良好な耐雨性が認められた。

60mm降雨 トマト疫病に対する防除価
50ppm 25ppm 12.5ppm 6.3ppm 3.1ppm
ランマンフロアブル 100 100 100 69 56
100 100 100 94 81
F剤 87 44 0 0 0
81 62 62 50 0
試験方法:
所定濃度の薬液をトマトの幼植物に散布(散布水量:80L/10a)し、散布後1時間後の散布薬液が乾く前に、20mm/hrの人工降雨を3時間処理した。風乾後トマト疫病菌の遊走子のう懸濁液を接種した。接種3日後に病斑面積率を調査し、防除価をを求めた。