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特長
■種類名:チアメトキサム・ルフェヌロン水和剤
■有効成分
:チアメトキサム 10.0%
:ルフェヌロン 5.0%
■性状:類白色水和性細粒
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:250g×20袋
■作用機構分類
IRAC 4A[チアメトキサム]
IRAC 15[ルフェヌロン]

「リーズン顆粒水和剤」は、幅広い殺虫活性と優れた浸透性をあわせもつチアメトキサムと長期残効性を示すIGR、ルフェヌロンの2つの有効成分を混合した新規殺虫剤で、茶の主要害虫であるチャノキイロアザミウマ・チャノミドリヒメヨコバイ・チャノホソガの3害虫に効果を示します。また、みかんのチャノキイロアザミウマ、りんごの鱗翅目害虫・アブラムシ類にも効果が期待できます。
チアメトキサムは、浸透移行性及び浸達性に優れ、アブラムシ類・コナジラミ類・スリップス類・ハモグリバエ類・ハモグリガ・コナカイガラムシなど広範な害虫種に効果があります。
一般的に効果の発現は早く、長い残効が認められます。
一方、ルフェヌロンは極低薬量で残効性に優れ、アゲハ等の大形鱗翅目に卓効を示すと共にスリップス類、コナジラミ類、サビダニ類など幅広い殺虫スペクトラムを有します。
  • 速く効く「チアメトキサム」と、残効が長い「ルフェヌロン」を、最適なバランスで配合しています。
  • 防除が困難な新芽害虫チャノキイロアザミウマ(スリップス)とチャノミドリヒメヨコバイ(ウンカ)、チャノホソガなどのチョウ目害虫に高い殺虫効果を発揮します。
  • カブリダニなど、ハダニの天敵に害を与えません。
適用病害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 チアメトキサムを含む農薬の総使用回数 ルフェヌロンを含む農薬の総使用回数
かんきつ(みかんを除く) アゲハ類 2000〜3000倍 散布 収穫21日前まで 1回 200〜700L/10a 3回以内 1回
ゴマダラカミキリ成虫
ミカンサビダニ
チャノキイロアザミウマ
ミカンハモグリガ
みかん アゲハ類 収穫14日前まで 3回以内 3回以内 3回以内
ゴマダラカミキリ成虫
ミカンサビダニ
チャノキイロアザミウマ
ミカンハモグリガ
りんご アブラムシ類 2000〜3000倍 2回以内 2回以内 3回以内
リンゴサビダニ 2000〜3000倍
ヨモギエダシャク 2000倍
ハマキムシ類
ギンモンハモグリガ 2000〜3000倍
クワコナカイガラムシ 2000倍
キンモンホソガ 2000〜3000倍
シンクイムシ類 2000倍
ヨモギエダシャク 2000倍 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回 1回
チャノキイロアザミウマ
チャノコカクモンハマキ
チャハマキ
チャノミドリヒメヨコバイ
チャノホソガ
作用機作
チアメトキサムはチアニコチニル系に属し、神経接合部位のシナプス後膜に存在するニコチン性アセチルコリン受容体に結合し、神経伝達を阻害し、麻痺作用により害虫を死に至らしめます。
ルフェヌロンはベンゾイルウレア系でキチンの生合成を阻害します。

使い方



使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 幼虫の脱皮を阻害してやがて死亡させる性質をもつ成分を含むので、アゲハ類等の鱗翅目害虫には幼虫期に早めに散布してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
  • 茶でチアメトキサム及びルフェヌロンを含む農薬を使用した場合は、同一茶期内では本剤を使用はしないでください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • ミツバチ及びマルハナバチ等に対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    1. ミツバチ及びマルハナバチ等の巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ及びマルハナバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
    3. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 調製した散布液はその日に使い切ってください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 散布薬液の調製容器、散布器具などは水でよく洗浄し、その洗浄液は灌漑水路、排水路、河川、湖沼、井戸などの水系へ流さず、当該薬液を処理した場所での作物の安全を確認の上始末してください。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。
    散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管の際には、使い残した薬剤は密閉し、食品と区別し、直射日光が当らない低温な場所に密封して保管してください。
製造:シンジェンタ ジャパン(株)
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