農薬情報>殺菌剤


特長
種類名 マンゼブ・メタラキシルM水和剤
有効成分 マンゼブ・・・64.0%
メタラキシルM・・・3.8%
性状 暗黄色水和性微粒および細粒
毒性 普通物
安全性 製品安全データシートシンジェンタ ジャパン(株)へのリンク)
有効年限 3年
包装 500g×20袋、1kg×10袋(地域限定)
作用機構分類 IRAC UN[マンゼブ]
FRAC M03(M)[マンゼブ]
FRAC 4(A1)[メタラキシルM]

リドミルゴールドMZの詳細ページへ
(製造元 シンジェンタ ジャパン(株)へのリンク)

適用病害及び使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 マンゼブを含む農薬の総使用回数 メタラキシル及びメタラキシルMを含む農薬の総使用回数
ばれいしょ 疫病 500〜1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 1回 散布 10回以内 (無人航空機散布は3回以内) 3回以内
トマト 疫病 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内 5回以内(種子への処理は1回以内、は種後は4回以内)
キャベツ べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
ねぎ べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 5回以内(種子への処理は1回以内、土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
きゅうり べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
メロン べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 5回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
ぶどう べと病 1000倍 200〜700L/10a 収穫45日前まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
みかん 褐色腐敗病 1000倍 200〜700L/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 4回以内 2回以内
はくさい べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 1回 散布 1回 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
ピシウム腐敗病 1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 1回 散布 1回 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
かぼちゃ 疫病 1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
べと病 1000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 2回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
たまねぎ べと病 500〜1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 5回以内 4回以内 (種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
白色疫病 500〜1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 5回以内 4回以内 (種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
あずき 茎疫病 500倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
だいず 茎疫病 500倍 100〜300L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子粉衣及びは種前の塗沫処理は合計1回以内、は種後は3回以内)
べと病 500倍 100〜300L/10a 収穫45日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子粉衣及びは種前の塗沫処理は合計1回以内、は種後は3回以内)
未成熟そらまめ 疫病 750倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
すいか 褐色腐敗病 1000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 7回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
わさびだいこん 白さび病 1000倍 200〜400L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
いちご 疫病 1000倍 50mL/株(200〜400L/10a) 育苗期 3回以内 散布 6回以内 5回以内(種子への処理は1回以内、育苗期は3回以内、定植時の土壌混和は1回以内)
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • ボルドー液、チオジカルブ剤との混用は避けてください。
  • 本剤の連続使用によって、薬剤耐性菌が出現するおそれがあるので、なるべく連用をさけ作用性の異なる他の薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
  • きゅうりに対して、本剤を高濃度で使用すると薬害を生じるおそれがあるので、所定範囲の希釈倍数、使用方法を厳守してください。
  • ぶどうに対して、本剤を幼果期(小豆大)以降に使用すると、果粉の溶脱や果実の汚染を生じることがあるので、品種や栽培形態によっては幼果期〜袋掛前の散布はさける等十分注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。
    眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落してください。
  • 散布液調製時及び散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。
    作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けてください。
  • 夏期高温時の使用を避けてください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密封して保管してください。
製造:シンジェンタ ジャパン(株)