資材情報>肥料

特長
■保証成分
:水溶性マンガン・・・1.0%
:水溶性ほう素・・・2.0%
■配合成分:ルチン(安定剤)・・・9.0%
■包装:120gx60、550gx20
  • 液体微量要素複合肥料です。
  • 光合成を促進して、より多くの炭水化物(糖類、エネルギー)を作り出します。
  • 窒素・りん酸・加里を含まず、濃度により作物の様々な状況に対応できます。
  • 使い方によって、作物の生育を促進したり、又逆に過繁茂、徒長を抑制したりすることが出来ます。
  • 植物体内の酵素、ホルモンを安定させ植物の生理作用を上げるため発根・開花・着果を促進します。
デカエース1号の成分とその特長
デカエースの生理作用
  • 光合成(炭素同化作用)をより一層促進して、より多くの炭水化物を生成します。
    植物の光合成は、太陽エネルギーによって、水と二酸化炭素を結合させて、炭水化物(ぶどう糖)を作ります。デカエース1号は太陽光線を有効利用します。
  • 葉で生成した炭水化物を、花、実、新芽、根、その他必要とする所に転流させる作用を促進します。
    @の葉で作られた炭水化物は、まず@の葉自身が使い、A〜Dの順序で分配されます。従って、順番の遅い果実(C)根(D)は、日照不良・多窒素といった条件で、すぐに犠牲になります。(徒長)
    デカエース1号を定期的に散布するとこの問題を防ぎます。
  • 植物ホルモンを安定化させ、植物の生理作用を活発化させる働きがあります。
    植物体内に元来ある植物ホルモン(ジベレリン、サイトカイニン、オーキシン)などの作用を活発化して、開花、着果、発根、その他の作用を助長します。
    一方、外部より加用する植物ホルモン剤との同時又は前後使用によって、夫々の生理作用を増強する作用があります。
    又、開花時の使用で、花抜け(花カスの離脱)促進効果があります。
 ジベレリンの働き
ジベレリンは、主に芽(@)で作られます。
また、若い葉(A)でも作られます。
ジベレリンには窒素・炭水化物を引き付ける働きがあるので、両者とも@・Aの部位に集まりやすいのです。
又、長日、弱日照、高温、多肥、多潅水、多湿の条件下で生成されます。
 サイトカイニンの働き
サイトカイニンは根で作られ、サイトカイニンが多いと活性が高くなります。
すなわち、葉の老化を防止し、葉面の気孔の開きを促し、光合成や呼吸作用・蒸散作用を活発にします。
植物の地上部の健全生育を保つ働きということになります。
従って作物の果実肥大、果実品質、結果量はサイトカイニン分泌量に大きく左右されるともいえます。
窒素、リン酸が吸収されやすい土壌、根がよく伸びられる土壌が大切です。
※1 地上部は光の方向へ成長する。
※2 根は光と反対方向へ伸びる。
窒素と糖分が多い状態でオーキシンが高まります。
 オーキシンの働き
オーキシンは芽や若い葉で作られ、野菜の生長と果実の着果や肥大を促します。
従って、大根が発根しにくく、根量が増加しにくいトマト、きゅうりなどは芽の数(オーキシンの量)によって根の生育が大きく左右されます。
上手な使い方
  • 育苗時(根が多く、節間のつまった葉面積の大きい苗作りに!)
    発芽後、本圃定植迄が、第1番にデカエース1号の大きな効果を発揮する時期です。2〜3葉期と4〜6葉期に1000倍液を2回散布して下さい。(苗時期に接木する場合は、接木活着後に散布して下さい。)
  • 本圃定植後(根の伸長を促進し、果実肥大を促すために!)
 定植活着後肥大促進に、定植活着後、
デカエース1号2000倍液+デカグリーン液、
肥大は、一般液肥(窒素を含んだ物)300〜500倍を加用して定期的に(7〜10日毎に)継続散布して下さい。
散布回数 2〜3回、又は継続散布
効果 イ.茎葉の生育、開花、結実の促進
ロ.果実の肥大、成熟、着色の促進
ハ.根の発育を良くし根菜類は肥大促進
ニ.植物の汁液濃度を高め耐病性が付与される。
ホ.炭水化物を植物体内に蓄積させることにより耐寒性が付与される。
デカエースと液肥の加用散布により炭水化物(C)と窒素(N)を共に増大させ上記の効果が発揮される。
C−N率で示すと・・・c/n→C/N
窒素(N)を補給しないと炭水化物(C)が多くまた、窒素(N)が少なくなり(C/n)、C−N率のバランスを崩し生育抑制になるおそれがあるので必ず増肥して下さい。
 徒長 過繁茂の時は、
徒長早期からデカエース1号500〜1000倍液を7〜10日おきに1〜3回散布して下さい。
徒長とは・・・日照量が不足すると、光合成が制限され、光合成でできた炭水化物よりも根から吸収する窒素の方が多くなります。
このような場合、炭水化物や窒素が頂芽に集中して伸長することになります。これが徒長です。窒素過多の時、多潅水の時、夜温が高い時はこの徒長が助長されます。
散布回数 1〜3回
効果 イ.徒長防止
ロ.ツルボケ防止
ハ.過繁茂防止
ツルボケ、過繁茂、徒長の病状は相対的な窒素(N)過多(c/N)により起るので、これを防止するためデカエースの散布により炭水化物(C)を増大させ、C−N率のバランスを正常にし栄養成長から生植成長に移行させ、徒長、ツルボケ、過繁茂を抑制します。
C−N率で示すと・・・c/N又はc/NN→C/N又はCC/N
濃厚液を必要以上に連用すると炭水化物(C)が過大になり過ぎて生育抑制になるので上記効果が確認されたら、次は上記「デカエース1号(2000倍液)+デカグリーン液肥又は一般液肥(300〜500)加用散布」の使い方に切換えデカエースの薄い液に液肥を加用して散布して下さい。

 果菜類でホルモン処理する場合
メロン・すいか・なす・トマト・いちご等々、それぞれ使用するホルモン剤※の使用倍数に、デカエース1号1000倍液を加用して下さい。
花抜けや果実の色、つや、肥大がよくなります。
トマトトーン、ジベレリン、植物ホルモン(2.4−D)、フルメット等
作物別使い方
野菜
果樹ぶどう・みかん・ネーブル・なし・りんご・もも・キウイフルーツ)
たばこ・稲・茶
使用上の注意
  • 早朝の散布をお勧めします。
  • 農薬と混用する場合はデカエース1号原液と他の原液を混用せず、散布直前に本製品を加用してください。
  • 薬液が付着しにくい作物には展着剤を加用してください。
  • 希釈後放置しておくと効力が低下するので、希釈液はその都度使い切ってください。
  • 本剤の使用により植物の炭酸同化作用(C)を著しく促進しますから肥料、特に窒素(N)不足のときはCN率のバランスを崩し、逆に収量減を招きかねません。従って作物共に慣行使用量よりも2〜3割多目の施肥(主として追肥)と潅水を行いやや繁茂気味に育てて、本剤を使用すると、より効果が出やすくなります。
  • 若し肥料切れの時はデカエースは使わないで、施肥により生育の回復を待ってから後に使用します。又、ナリヅカレの兆候のある時はなるべく早く施肥、潅水とデカエースの液肥混用散布を励行して下さい。
  • 本剤は高濃度で散布しても直接的な薬害の心配は全くありませんが、必要以上の高濃度の散布によって、炭水化物(C)の増大を来たして、CN率のアンバランスを招くと、かえって生育抑制になる場合がありますので規定濃度で使用して下さい。
  • 光合成が生理的に阻害されている場合、即ち植物の根痛みの時、水分不足の時、及び肥料切れの時は、光合成が主作用であるデカエースの作用が充分発揮できませんのでそれからの条件を改善してから使用して下さい。
  • 重金属(鉄・銅)を多量に含む農薬や薬害を起こし易い農薬との混用はなるべく避けて下さい。
  • 液肥や農薬と混用する時は、原液同士で混用しないで、規定の水量に他の薬剤を溶かして散布直前に本剤を混用して下さい。
  • 本剤は鉄分と反応して黒変しますので、鉄製容器は使用しないで下さい。
製造:住化グリーン(株)